新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策でマスクを手作りする動きが広がっているが、あて布(あてガーゼ)として「滅菌ガーゼ」を使うのは「やめてください」との声がツイッター上であがった。手術後の傷口にあてるなど、本来の用途で必要としている人に行き渡らなくなる可能性があると指摘されている。 ガーゼを含む医療機器メーカーに取材すると、手作りマスクに滅菌ガーゼは「必要ないと思います」と話した。そもそも滅菌は、傷口に直接あてるガーゼから雑菌が入り込まないようにするために施されるもので、マスクに滅菌ガーゼを用いても「気持ちの問題だろう」としている。 ■必要な人に「行き渡りません」 使い捨て不織布マスクの供給不足が続き、注目が集まる手作りマスク。作り方の1つは布とガーゼを縫い合わせる方法で、多くのウェブサイトなどでも紹介されている。 ガーゼにもいくつか種類があるが、ツイッター上では新型コロナウイル
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