友人とのやりとりで「殻を破った百合を読みたい」という話があったので、ちょっと考えてました。 百合作品の多くの割合を占めるのは、女子中高生の関係性や感情を描いたもの、”秘密の花園”的な作品だと言えます。 うん、大人と子供の間の少女の切ない想いや、触れるか触れないかで揺れ動く気持ちは百合の魅力のひとつです。 ここでいう”殻”はそういったイメージの、割合として大きいものを指すこととしましょう。 私は百合がジャンルとしてもっと盛り上がるには、多様性が必要だと考えています。 そういう意味で”殻を破った百合”というのも読みたいですし、面白いんじゃないかと思うのです。 あと、百合専門誌が増えてくれるといい。 でも専門誌が増えるには(売上が見込める)ファンが必要で、ファンが増えるには間口が広がる必要があって、間口を増やすには作品に多様性がいるんじゃないかなぁ。 つまり三竦みの形になるな。 …というわけで、