MAMA (電撃文庫 こ 10-2)紅玉 いづき メディアワークス 2008-02-10 売り上げランキング : 73255 おすすめ平均 凄い好いような、稚拙なような… 期待し過ぎた 愛がある話 Amazonで詳しく見る by G-Tools 最初のページを読んでもう ヤバそうだって、思った。 たかが数百円の本の感想で、しかもネット上に同じ作品の感想が山程溢れるに違いなくて、しかも書いても一銭にもならない。 そんな殆ど捨てるようなものを一つを書くのにいちいち気を引き締めなくちゃならないなんて……正直にいって、イヤです。 しかも気を引き締めたってそんなもの所詮自分にしか分からなくて……その挙げ句の果てに何か報われるのかって言ったら、まあなんとか食べたものを消化出来たかな、っていう曖昧な満足感くらいのもの。 でも、読んでしまったら……書かないと駄目になってしまう。自分が、駄目になる。書かない
やっぱこの人才能あるわぁ。 去年の電撃小説大賞<大賞>の紅玉いづきの受賞後第1作。今回も「ちょっと怖い童話」のような独特の雰囲気で非常によろしい。この雰囲気はちょっと他の人が簡単に真似できないだろうなぁ。 あらすじ…は書きにくいな、これ。流れとしてはおちこぼれの女の子が、封印されていた人食いの魔物の少年を開放して。乱暴で我儘だけども寂しかった魔物は女の子に母親の面影をみて――という感じなのだけれどそういったあらすじを聞いての印象と実際読んでみての印象はだいぶ違うだろうと思うんですよね。 それにしてもティーラン姫様のツンデレっぷりに全米が悶える。そしてミレイニアのクーデレっぷりに全俺が悶えた。なんだよ! 文芸寄りの才能もってるくせに下手な萌えキャラより萌えるキャラをこんなに描けるなんて反則だよ! MAMA (電撃文庫) 作者: 紅玉いづき,カラス出版社/メーカー: メディアワークス発売日:
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