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奈須きのこに関するgenesisのブックマーク (4)

  • 奈須きのこvs竜騎士07、人間関係の「断絶」の正反対な描き方 - 魔王14歳の幸福な電波

    空の境界読んだ感想として。Fateとか月姫はよく知りません。 『ひぐらしのなく頃に』と『空の境界』は両作とも人と人との「断絶」を描いているんですけれど、よく見てみるとその断絶の描き方が正反対であることがわかります。あくまで傾向、の話ではありますけれど、その違いを大雑把に箇条書きすると次のような感じになります。 『空の境界』 会話は抽象的で曖昧だが容易に通じ、お互いの言わんとすることはすぐ理解できる 思想のレベルで互いの価値観は相容れず、両者は対立する他ない 『ひぐらしのなく頃に』 会話はなかなか通じず、すれ違いと誤解が重なってなかなかお互いを理解できない 一度相手の心を理解すれば、質的に相容れないところはないことが分かり仲良くできる 空の境界はある種の思想闘争が描かれた作品です。対立する者同士が交わす言葉は抽象的で、日常生活では使われない特殊な「文脈」に沿っています。でもこのやり取りに

    奈須きのこvs竜騎士07、人間関係の「断絶」の正反対な描き方 - 魔王14歳の幸福な電波
  • 初めて読む「空の境界」

    映画化も決まり、友人が口を揃えて面白いというので読んでみた。初の奈須きのこ。 驚くぐらい面白くなかった。これは確かに同人小説だ。オナニー文だ。人を楽しませようという意識が微塵も感じられない。 説明が長すぎるという感想をいくつか読んだが、逆だ。必要な説明がまるでない。特に人物を表現する描写が少なすぎる。これでまず初読みの読者は振り落とされるだろう。表紙を描いている武内氏のファンやアニメ・ゲーム等に慣れ親しんでいる人間でないと、和服の上に皮のジャンパーをはおるユニセックスな美女というものを、この文章だけではまず頭の中で構築できない。俺の想像力が貧困なのは認めるが、それ以前の問題だ。想像させる材料がない。最初から、ファンでないと読めないのだ。 そう友人に伝えると、 「これを読み辛いという奴は普段から文章を読んでない証拠」 「式はまったく新しいヒロイン像」 アホか。それも逆だ。俺自身はクソのような

    初めて読む「空の境界」
  • 『Fate/hollowataraxia』ミクロとマクロの接続の失敗・日常と非日常の対比演出① | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    『Fate/hollowataraxia』ミクロとマクロの接続の失敗・日常と非日常の対比演出① | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために TYPE MOON Fate/hollow ataraxia 通常版(DVD-ROM) 評価:★★★★☆星4つ半 (僕的主観:★★★★★星5つ) 『Fate/hollow ataraxia』~ミクロとマクロの接続の失敗・日常と非日常の対比演出① 『Fate/hollow ataraxia』~宗教的救済を志向する主人公・ナルシシズムからの脱出劇の典型② まずは、①で構造上のマイナス部分を述べたいと思う。ほんとはいいたいことは、②なのだが、書いているのだがまだまとまらなくて・・・(って僕の記事でまとまったものなんかないけど…) 1)ミクロとマクロの接続の失敗・日常と非日常の対比演出 ■トータルの感想 ■評価の軸をどう設定するか? ■キャラクター

    『Fate/hollowataraxia』ミクロとマクロの接続の失敗・日常と非日常の対比演出① | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    genesis
    genesis 2007/03/18
    曰く,「メタレベルの演出を指向して、ナルシシズムの破壊を基調とすると、すぐエンターテイメントの枠から外れてしまうものなのに、安定してエンタメの枠内に留まっている脚本に不思議さを感じます。」
  • 積読を重ねる日々: 奈須きのこ 『DDD1; Decoration Disorder Disconnection』 読了

    『DDD1 Decoration Disorder Disconnection』(奈須きのこ/講談社BOX)読了。 奈須きのこ待望の新作である。待ちに待ったと言っても過言ではないほどの奈須きのこ信者である吉兆さんとしては、この作品をなめるように味わいつくし、大変に面白がることが出来、堪能させていただいた。謝謝。 まあ信者としての発言は冒頭だけにして内容を客観的に判断させてもらうと、相変わらず小説としては無茶苦茶なことをやっていてびっくりしてしまった。いやはや、連載が始まったころは、奈須きのこもまともな小説を書くようになったもんだな、とその読み易さに感心したものだがさにあらず。改めて読んでみたらとてつもなく読みにくい上に分かりにくい伏線を張り巡らされたケッタイな小説が出来上がっておりましたよ。 なんと言うか、一読しただけでは何を騙されたのかさえ分からないと言うのは小説としてはどーなんだ。たと

    積読を重ねる日々: 奈須きのこ 『DDD1; Decoration Disorder Disconnection』 読了
    genesis
    genesis 2007/01/19
    曰く,「なんと言うか、一読しただけでは何を騙されたのかさえ分からないと言うのは小説としてはどーなんだ。」
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