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人類は衰退しました (ガガガ文庫) 作者: 田中ロミオ,山崎透 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2007/05/24 メディア: 文庫 購入: 37人 クリック: 621回 この商品を含むブログ (569件) を見る 読了。傑作ではないけど、ロミオのテーマの深まりを良く表していて示唆的だった。 田中ロミオは「家族計画」にしろ「CROSS†CHANNEL」にしろ「最果てのイマ」にしろ、安息できるコミュニティの(不)可能性を一貫して描いてきた作家だと言っていい。そして、今までロミオ作品においてコミュニティを構成する要素として最も重視されてきたのは主体間のコミュニケーションの問題である。その主体間コミュニケーションを最も重要な要素として描いていた傑作が「CROSS†CHANNEL」だろう。C†Cにおいては安息のコミュニティができるかどうかは個々の主体が通じ合うかにかかっていた。つまり最終審
レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります ライフゲームを小説化したものなんだと思う 旧人類はセルの初期パターンに介入できるが、ルールを知らないから結果が予測できない 「妖精さん」は万能だが、その振る舞いは初期パターンに縛られる 「妖精さん」の集合は万能チューリングマシンであり、 人類が「正しいコード」を入力してくれるのを待っている 以降読んだ人限定、ネタバレ全開で…。 「妖精さん」とは何なのか 物語前半、主人公に捕まえられた3 人の妖精さんは、何もしていないのに4人に増える。 これはたぶん、ライフゲームの誕生ルール、「周囲に生きているセルが3つある空間には、 次の世代に新しいセルが誕生する」から引っ張っている。 物語中、妖精の数は急激に増えたり、あるいはいなくなってしまったり。 妖精
人類は衰退しました (ガガガ文庫) 作者: 田中ロミオ,山崎透出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/05/24メディア: 文庫購入: 37人 クリック: 621回この商品を含むブログ (577件) を見る「CROSS†CHANNEL」に「家族計画」、「加奈〜いもうと〜」と言われれば、その辺りのゲームはやらない私でも名前くらい知っている有名シナリオライター田中ロミオの初小説がガガガ文庫から。 話としてはほのぼのファンタジーなのでしょうけど、何かがどこかでズレていて、そのズレっぷりが最高です。舞台は文字通り人類が衰退し、身長は10センチほど、高い知能と技術を持ち、無邪気で失禁癖のある妖精さんたちに人類の座を譲っている未来。主人公は新米の調停官で、妖精さんと交流を図ろうと奮闘しますが、何故か自体は不思議な方向へ。 ・・・・・・と説明するとなんだかほのぼのとしそうで、実際ほのぼのとはしてい
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