「月刊ERO-GAMERS」に対する個人的な所感――なぜ、今、あえてエロゲーレビューサイトなのか 「月刊ERO-GAMERS」について、もう少し具体的な運営方針の話 「月刊ERO-GAMERS」に対するぼくの主要な動機が、コミュニティの形成にあることはすでに述べた。 一方で、『Fate』以降のエロゲーに対して有効な批評、見通しが得られていないと考えており、それを見いだすことが、ERO-GAMERSを含めた批評活動において、目的のひとつとなっていることも確かだ。 ちょっとおとなしくしすぎているような気もするし、いい加減持論めいたものも出していくべきに思われた。 ので、『Fate』以降の時代がどういったものか、個人的な見解を基本的なところから明らかにしてゆきたい。ぼくのERO-GAMERSにおける発言も、こうした認識に基づいている。 主人公の復権 『Fate』以降のシナリオゲー作品から明確に読