【ワシントン=勝田敏彦】米国のインターネット利用者の65%が、パソコンのソフトウエアや音楽の購入、ニュース閲覧など有料サービスの利用経験があることがわかった。 米国の世論調査機関ピュー・インターネット・プロジェクトが、昨年10月28日から11月1日にかけて電話で調査を行い、755人から回答があった。利用していたのは、音楽33%、ソフトウエア33%、スマートフォン用のソフト21%、新聞・雑誌や報告書18%、動画や映画、テレビ番組16%などだった。 有料サービスに支払う金額は、月額平均47ドル(約3900円)だった。内訳は一度だけの購入が22ドル、継続的な購読サービスが12ドルなど。ただ、一部の大量購入者が平均を押し上げる傾向があり、典型的な支払額は月額10ドル程度としている。 調査は、紙媒体の売り上げが伸び悩む新聞・出版業界が有料のオンライン版の販売を拡大していることなどを背景に、有料