凍えんばかりの就職氷河期とあり、多くの学生が切羽詰まっているようだ。日本の「失われた20年」がまだまだ続くと仮定するなら、氷河期も終わらないことになる。つまり「就職氷河期は常態化する」と考えておいた方が賢明だ。【拡大画像や他の紹介画像】 こんな時代、就活にはどのようなスタンスで臨むべきなのだろうか? “氷河期第一世代”として就活し、現在40歳となったビジネスコンサルタントの視点から、就活マニュアル本とは一線を画す内容でエールを送りたい。●企業の面接に、大した人間はそういない?<面接のオモテ> 学生から見れば、企業の人事とは非常に近寄りがたく、怖い存在だ。実社会でバリバリ働くビジネスマンであり、実年齢も上のため大人びて見えるし、何よりも就職したい! という焦りに近い想いで面接に臨むものだから、余計に仕事がデキそうに見えてしまう。これは仕方のないことである。では、実際はどうなのだろうか?<面接