作品を単におもしろくしようとか考えていても、なかなかうまくいくものではありません。 いかに魅力的なストーリーやキャラクターであってもです。 なぜなら作品に魂がこもっていないからです。 あなたの作品に魂をこめられるのは創造主である、あなただけです。 ヤハウェが土くれのアダムの体に生命の息吹を吹きこんだように、あなたも自分の作品に魂をいれてください。 たぶん大半の読者には、その部分がどこにあるのかわからないまま終わるでしょう。 しかし、どこにあるのかわからなくとも、あるかないかの有無はわかるものです。 魂のある作品に人は心から共感してくれたり、感動してくれます。 そして、ここでいう魂とはなにかというと、作者の「夢」と置き換えてさしつかえないでしょう。 夜見るほうではなく、見果てぬほうの夢です。 作者であるあなたは作品を執筆することで、その作品においてあなたが目指す夢の片鱗を織りこむのです。 ど