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ブックマーク / sai-zen-sen.jp (6)

  • 『レッドドラゴン』第四夜 第六幕〜第十幕 — 三田誠 虚淵玄 奈須きのこ 紅玉いづき しまどりる 成田良悟 — 音楽/崎元仁 | 最前線

    レッドドラゴン 第四夜 第六幕〜第十幕 「最前線」のスペシャル企画「最前線スペシャル」。三田誠がFiction Masterとしてシナリオを紡ぎ出すRPF、『レッドドラゴン』。参加者は虚淵玄、奈須きのこ、紅玉いづき、しまどりる、成田良悟の夢の5名。音楽を担当するのは崎元仁。最高の布陣で最高のフィクションを創造します。 続けて、〈赤の竜〉はもう一度息を吸った。 今度こそ、炎の吐息(ブレス)。この世に存在するあらゆる熱を凌駕(りょうが)する、永遠にして絶対なる赤の洗礼。その奔流(ほんりゅう)に触れた地盤はことごとくが融解(ゆうかい)し、矮小(わいしょう)な人間のつくりあげた建造物など、語るまでもなく灰燼(かいじん)と化す。 赫奕(かくやく)たる炎の渦(うず)が、一切の例外なく鏖殺(おうさつ)する。 リゾート地の端を掠(かす)めて、ドナティア租界の一角が、文字通りに焼失したのだ。 FM: (地図

  • 『レッドドラゴン』第三夜 第十二幕〜第十五幕 — 三田誠 虚淵玄 奈須きのこ 紅玉いづき しまどりる 成田良悟 — 音楽/崎元仁 | 最前線

    FM: (BGMを切り替えながら)では、ウルリーカが暗殺された直後。雲の隙間から、ほんのささやかな月明かりが落ちてくる中、街道を走るは婁震戒、そして彼の背中で狂喜乱舞する七殺天凌。 「喰ったぞ……!」 思念が、背中に響く。 「喰った……喰った……喰った……!」 喜悦を迸らせ、七殺天凌が叫ぶ。 「悲哀(ひあい)を喰ろうた、痛みを喰ろうた、絶望を喰ろうた……すがりつくような希望を喰ろうてやったわ……!」 婁: 私も一声上げたい気分ですよ。やはりこういう夜は懐かしい。 スアロー: いわば、超ラブラブタイムだもんね(笑)。 FM(七殺天凌): 「のう、婁や。あの娘は……あの魂は真にニル・カムイの平和などを願うていたらしいぞ」 婁: 柔(やわ)な言い分とはまた別に、手強(てごわ)い敵ではありましたな。 FM(七殺天凌): 「おお、あの蛇といい、人もなかなかの腕前じゃった。だがの、何より心地よいのは

    『レッドドラゴン』第三夜 第十二幕〜第十五幕 — 三田誠 虚淵玄 奈須きのこ 紅玉いづき しまどりる 成田良悟 — 音楽/崎元仁 | 最前線
  • 『レッドドラゴン』第三夜 第八幕〜第十一幕 — 三田誠 虚淵玄 奈須きのこ 紅玉いづき しまどりる 成田良悟 — 音楽/崎元仁 | 最前線

    「最前線」のスペシャル企画「最前線スペシャル」。三田誠がFiction Masterとしてシナリオを紡ぎ出すRPF、『レッドドラゴン』。参加者は虚淵玄、奈須きのこ、紅玉いづき、しまどりる、成田良悟の夢の5名。音楽を担当するのは崎元仁。最高の布陣で最高のフィクションを創造します。 禍グラバの部屋は、廊下の一番奥だった。 不死商人の目立つ姿をあまり衆目(しゅうもく)に晒(さら)さないため……と、そういう宿側の配慮だったのかもしれない。もっとも、あの不死商人が自分の姿を気にしているところなど、忌ブキは一度として見たことがないのだが。 (昔は……そうじゃなかったのかな) 前の話の通りなら、あの五行躰になった当時は、禍グラバも苦にしていたはずだ。 だけど、今の禍グラバから感じられるのは、そんな些細(ささい)なことを吹き飛ばしてしまう強さだけだ。 その強さが、自分にも欲しい。 痛切に、忌ブキはそう思っ

    『レッドドラゴン』第三夜 第八幕〜第十一幕 — 三田誠 虚淵玄 奈須きのこ 紅玉いづき しまどりる 成田良悟 — 音楽/崎元仁 | 最前線
  • マージナル・オペレーション | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント

    30歳のニート、アラタが選んだ新しい仕事、それは民間軍事会社──つまり、傭兵だった。住み慣れたTOKYOを遠く離れた中央アジアの地で、秘められていた軍事的才能を開花させていくアラタ。しかし、点数稼ぎを優先させた判断で、ひとつの村を滅ぼしてしまう。 モニターの向こう側で生身の人間が血を流す物の戦場で、傷を乗り越えたアラタが下した決断とは──? 『ガンパレード・マーチ』の芝村裕吏が贈る、新たな戦いの叙事詩が、今はじまる! アラタ 日人。作の主人公。ニートから民間警備会社のオペレーター、つまり傭兵となり、天性の記憶力を生かして軍事的才能を開花させてゆく。傭兵の世界では、少年兵少女兵を使う天才的指揮官として「子供使い」の異名を取る。 ジブリール タジキスタン人。天使の名を持つ少女。兵士として民間警備会社に差出されていた。アラタを慕い、行動を共にする。ソフィアを苦手としている。 オマル アフリ

  • 『レッドドラゴン』から考える「疾走」と「暴走」――。あるいは、僕が「立て看板」を立てたくない理由について | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント

    2012年3月 2日 00:44 『レッドドラゴン』から考える「疾走」と「暴走」――。あるいは、僕が「立て看板」を立てたくない理由について 『最前線』の新企画、RPF(RolePlaying-Fiction)『レッドドラゴン』が好調なスタートを飾っている。この企画は僕がこの20数年来にわたって夢みてきた企画の実現なので、とても嬉しく思っている。ありがとう! 企画が滑り出したばかりの今のところは、『レッドドラゴン』を読んでくれているのは『最前線』の熱心なファンや、スタッフの作家さん作曲家さんたちのファンが中心なんだろうなと思う。彼らはいわゆる高感度なアーリーアダプター(新しい商品やライフスタイル、サービスをいち早く取り入れる人のこと)であって、『レッドドラゴン』の読者の数がこれからどこまで伸びていくかは誰にもわからない。そして、僕はこの『レッドドラゴン』において、そういった類いの数字に一喜一

    『レッドドラゴン』から考える「疾走」と「暴走」――。あるいは、僕が「立て看板」を立てたくない理由について | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント
  • 『レッドドラゴン』 | 最前線

    すべては、最高のフィクションのために。 『レッドドラゴン』――それは五人が織りなす、六夜の奇跡。 最高のフィクションを生み出すことを目的として、TRPG(Table-Talk Role PlayingGame)のルールをベースに当代きっての作家たちが集い、真剣勝負のセッションを繰り広げるーーそれが、『レッドドラゴン』が目指すRPF(Role Playing Fiction)の世界です。 シナリオを担当し、Fiction Masterとして物語を設計するのはグループSNE出身の三田誠。そして、物語の創造者たるプレイヤーとして名乗りを上げたのは、虚淵玄、奈須きのこ、紅玉いづき、しまどりる、成田良悟の五人。この五人が織りなす、六夜のセッションのためだけに一から設計された完全ワンオフのルールシステムは、三田誠ならびにTRPG界にこの人ありと謳われる三輪清宗、小太刀右京の手によるものです。そして、音

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