Access Accepted第363回:学術的に見たゲーム研究最前線 ライター:奥谷海人 ソーシャル/カジュアルタイトルやモバイル機の普及で,プレイヤー人口が増加し,さらにコミュニケーションやビジネス分野で「ゲーミフィケーション」がもてはやされるなど,ゲームの社会的な地位が向上しつつある。それにつれて,そもそもゲームとはなんなのか,娯楽以外に,どう利用できるのか,といった本質を調べようとする研究者も増えてきた。今回は,アカデミックな視点でどのような研究が行われているのか,いくつかの実例とその成果を紹介したい。 真面目な研究の対象になりつつある「ゲーム」 最近ではあまり聞かれなくなった「暴力ゲーム論争」だが,論争そのものが“ピントはずれだった”とする研究も出ている コンピューターゲームとはくだらない遊びであり,それをすることに価値がないとされたのは,もう昔の話。昨今では,ゲーム業界が過去4
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