3連休突入前の11月22日、国立国会図書館は同図書館の「国立国会図書館デジタル化資料」に歴史的音源を追加するという発表を行った。その数、実に約1万3千点というのだから驚きだ。もともとアナログ音源として存在していたサウンド類をデジタル化したとはいえ、かなりの手間であることは想像に難くない。 例えば、このデジタル化作業に年間220日間を費やしたとして、1日当たり60本のアナログ音源をデジタル化する必要がある(あくまで机上の計算)。1本デジタル化するのに30分程度かかったとして一人での作業なら1時間に2本、1日あたり8時間働いたとして16本/日だ。 4人で作業していれば1日に64本、で1年間かけてようやくデジタル化が完了する計算だ。110日で作業するなら、一人当たり1日120本程度のデジタル化を行うか人数を8人まで増員する必要がある。これは全員の作業ペースが同じレベルだと仮定した場合であって、個