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2009年6月27日のブックマーク (4件)

  • [書評]サブリミナル・インパクト 情動と潜在認知の現代(下條信輔): 極東ブログ

    人間は自分で意識し、自由な意志をもって行動していると思い込んでいる。だが脳の機能を実験的に解明していくと、実は人が自覚していない脳の認識プロセスの結果として、その意識や意志が出力されていることが明らかになってきた。 人が気がつかない何かが、その人の意識を決定しているというのだ。では、その何かとは何か。現代に溢れる各種メディアの情報である。意識的に気がつかないがゆえに、人の意識の及ばないところにあってその意識に注入され、意識を決定する。それが現在の人間の置かれた状況であり、そもそも人間とはそのような存在として進化してきたのではないか。書「サブリミナル・インパクト 情動と潜在認知の現代(下條信輔)」(参照)が問い掛ける、ある意味で奇っ怪なメッセージはそれだ。 人の脳の意識構造にありながら人は意識していない領域を、著者下條は潜在認知と呼び、潜在認知を突き動かしているのは情動であると考え

    ggg123
    ggg123 2009/06/27
    具体的なレベルで人の潜在を支配する情報がどのように形成されるかについて、本書では、繰り返しや、非言語的な映像メッセージなどの提示に加え、選び出された主人公による物語を挙げているのが興味深い。
  • この問題ね - finalventの日記

    ⇒ ふるい歌が聞こえた - サキュバスの晩餐 そうかこのぐらいの時代から 男性の皆々様は女の子に「やってもいいですか?」とお伺いをたててから やるようになったのだな、これがのちに歴史で語られる第538次恋愛革命である!か、どうかは知らない。(嘘のごさんぱち!) 自分の記憶では、団塊・全共闘世代の青春物でもそうだし、戦後・戦中もそうみたい。というか、漱石の「それから」なんか、壮大な「やってもいいですか?」みたい。 で、この年こいて言うと、男子が「やってもいいですか?」というのは、たいていはそういう状況を女子が設定している場合だと思う。そして、この設定において、「やってもいいですか?」と言ったらたぶんその時点で負けている。 あるいは、処女信仰があった時代はそれ一種の、一生捧げます的な意味があったかも。 いつの時代もやっている男子はこんなこと言わないです。 自分の中で、愛と欲望の違いがよくわから

    この問題ね - finalventの日記
    ggg123
    ggg123 2009/06/27
    愛というのは時にとても不道徳で反社会的なんだけど、その内情からすればもうどうしようもないというのはあるときはある。正義とか偉そうなこと言っている人たちはそういうものに人生遭遇したことはないんじゃないか
  • 村上春樹★1Q84 感想 - DREAM/ING 111

    過去記事: 村上春樹★1Q84 村上春樹★1Q84 読書メモ 村上春樹★1Q84 読書メモ 2 まず、大きな私的感想として、この作品は嫌いではない。 けれど、現時点では好きでもない。 すぐに判断できない、それは今までの村上作品とは違うかもしれない(私にとって) いろんな意味でかなり興味深い作品であることは確か。 読書終了直後に感じたこと: 行動せよ、強く求め、それを得よ 時間をおいてもう一度読んでみる予定ですが、 以下、現時点での超私的雑感。(物語の概要ではありません) 以下、ネタばれまくりですので 読書中、もしくはこれから読まれる予定の方で ストーリーを知りたくない方は避けていただくほうがよいです。 ●すべての小説は空気さなぎだということ。作者は物語をつむぎ、自分のドウタ(分身、影、観念)を生み出し、読者は物語を受け取り、やはり自分のドウタを生み出す。パシヴァとレシヴァ。それは一種の生殖

    村上春樹★1Q84 感想 - DREAM/ING 111
  • TCCのこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    この話は一生書かないでおこうかな、と思っていたけど、そろそろいいかなと思う部分もあり、今ならルサンチマン風味を加えずに書ける気もするので書くことにします。TCC、つまり東京コピーライターズクラブのこと。 私は、TCCの会員ではありません。TCCに入会するには、年に1回行われるコピー年鑑作品募集の新人部門に応募し、新人賞を受賞しなくちゃいけなくて、私がTCC会員ではないということは、つまり、新人賞をもらっていないということ。 私の世代のコピーライターにとっては、TCC新人賞はコピーライターの登竜門的なところがあって、私も例に漏れず、TCC新人賞は大きな目標でした。確か、計8回ほど応募したはずですが、ノミネートが3回で、ついに縁がありませんでした。ちなみに、募集要項は、単独コピーライター作品(つまり複数のコピーライターがかかわっている仕事は除外)で、印刷だと5点必要。年に十数人が受賞します。

    TCCのこと - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)