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ブックマーク / gendai.media (192)

  • 全身転移のがんが消えた…常識破り「副作用のない抗がん剤」誕生秘話(奥野 修司) @gendai_biz

    抗がん剤で治る確率は5% 2人に1人ががんになる時代である。やがて誰でもがんになる時代がやって来るだろう。あなたががんになったとする。現在、そのがんが原発巣にとどまっているかぎり、治療法として考えられるのが外科手術だ。 ただし、これが転移したりするとやっかいである。外科手術ができないから、あとは抗がん剤となるが、これが問題なのだ。なぜなら、がん種にもよるが、ほとんど役に立たない。抗がん剤で治る可能性はわずか5%なのである。 さらにやっかいなのはその副作用だろう。痛み、発熱、吐き気、嘔吐、しびれ、呼吸困難……。それだけならまだしも、骨髄がやられると白血球や血小板が壊されて死に至ることもある。がんで死んだのか、抗がん剤の副作用で死んだのかわからないことがよくあるのはこういうことである。 薬といえば、ペニシリンのように「治す」というイメージがあるが、少なくとも抗がん剤は私たちの考える「薬」ではな

    全身転移のがんが消えた…常識破り「副作用のない抗がん剤」誕生秘話(奥野 修司) @gendai_biz
  • 前代未聞! 中国が始める外国人「ABCランクづけ」制度(近藤 大介) @gendai_biz

    「おどろきの中国」という言葉があるが、外国人を選別する極めつきの制度が、4月から始まる。北京でも上海でも、日人駐在員たちは、前代未聞の措置に右往左往。スモッグの街からレポートする。 現地法人社長も「Cランク」 「たしかにオレは、もうすぐ定年だし、中国語もからっきしできない。大学も私学出だ。 だがここでは一応、日系企業現地法人の総経理(社長)だよ。それなのに自分の点数を算出してみたら、Cランクの国外追放対象。しかも一緒に日から来てる若い部下は、Bランクで許可されるって言うんだから、納得いかないよ」 PM2・5が500近くに達し、昼なんだか夜なんだかよく分からない北京の日料理店街「好運街」の一角。いまはやりの「燕京白生ビール」のジョッキを呷りながらボヤくのは、東京に社がある中堅メーカーから北京に派遣されている駐在員だ。同席した別の日人駐在員も憤る。 「中国で外国人が駐在員ビザを取るに

    前代未聞! 中国が始める外国人「ABCランクづけ」制度(近藤 大介) @gendai_biz
    ginga0118
    ginga0118 2017/01/02
    中国のメリットは人口による経済効果でありここに文化的な価値はない。 この国が発展するためにはすべての人民に対する文化的な発展を促さなければならないだろう。 こういう政策は同じ人間として恥ずかしくなる。
  • 【戦慄のルポ】いま全国の「限界マンション」で起きていること(週刊現代) @gendai_biz

    白骨化した変死体が… 福岡県・福岡市博多区。JRの博多駅から徒歩10分ほどの裏通りに面した、築40年超のAマンション。 年季が感じられる灰色の壁と、塗装が剥がれて何が書いてあるのか判別しにくいマンション名のプレートを除けば、一見、どこにでもあるような古びた建物に見える。だが、ここは、「スラム化マンション」として全国的に有名になった物件だ。 近隣の不動産を取り扱う業者が言う。 「かつて、このマンションは中流の家庭が入居するごく普通の物件でした。それが、地上げ屋と住民の対立から、入居世帯の過半が不在となり、結果的に管理組合の機能が麻痺してしまった。 共用部の電気代の支払いが止まって、エレベーターは動かなくなり、屋上の貯水タンクへの水の供給が停止。居住が不可能になりました。 多くの住民が出ていってしまい、浮浪者や不審者のたまり場となり、荒れに荒れた。不審火による火災が発生して全焼した部屋が丸焦げ

    【戦慄のルポ】いま全国の「限界マンション」で起きていること(週刊現代) @gendai_biz
  • この国は老人を捨てるつもりか? 疲弊した介護現場に落とされる爆弾(中村 淳彦) @gendai_biz

    とっくに限界は超えている 2025年には、日国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上となる、超・超高齢化社会――。世界でも類を見ない未来が待ち受けるいま、介護政策についての是非が問われている。 以前のルポでお伝えした通り(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/47873)、介護を取り巻く現状は、「職員の質の低下」に加え、職場のブラック化やモンスター親子の出現、介護報酬が減額されるなどの問題が山積し、崩壊寸前のところを何とか持ちこたえている状況だ。 もはや「幸せ」や「豊かさ」といった福祉の理念は影もなく、なかには生き地獄のような現実を暮らしている者もいる。 そんな限界寸前の状況にある介護業界にさらなる追い打ちがかかる。厚生労働省が現役世代並みの所得がある高齢者を対象に、2018年8月から介護保険の自己負担費用を現在の2割から3割に引き上げる方

    この国は老人を捨てるつもりか? 疲弊した介護現場に落とされる爆弾(中村 淳彦) @gendai_biz
    ginga0118
    ginga0118 2016/12/02
    問答無用に若者は捨てられてもよいものなのか。 捨てられる老人はいままで何をやってきたのか。 美味しいとこだけ吸い出そうとしてるのはどっちでしょうか。
  • 42歳「脳が壊れた」ルポライターのその後〜私が障害を受容するまで(鈴木 大介) @gendai_biz

    先日、書籍『されど愛しきお様』を上梓したばかりの文筆家の鈴木大介さん。「大人の発達障害」な“お様”と、41歳で脳梗塞で倒れ、高次脳機能障害を背負った鈴木さんの、笑って泣ける、18年に渡る家庭再生の軌跡です。 記事は、『されど愛しきお様』執筆のきっかけとなった、病後間もない鈴木大介さんが高次脳機能障害を受容するまでの道のりです。 トイレでこっそりゼリーをべる 昨年初夏、41歳で脳梗塞に倒れた。 幸い一命は取り留め、血圧や血液の状態などを改善維持すれば再発リスクはそれほど高くないというが、左半身に軽度のマヒと、構音障害(呂律障害)、そして高次脳機能障害(以下「高次脳」)という聞きなれない後遺障害が残った。 リハビリを経て比較的短期間で回復したのは、身体や口回りなどフィジカル面のマヒ。ところが一方の高次脳については感情の抑制困難や注意障害・遂行機能障害が複雑に絡み合った形で残存し、結果

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  • 日本人が終戦まで「特攻」を止められなかった、驚きの理由(栗原 俊雄) @gendai_biz

    特攻。「十死零生」の作戦はなぜ生まれたのかを探る連載。最終回は、次第に「成功率の低い作戦」と判明していく中で、それでもなぜこの作戦を止めることができなかったのか。その「謎」を紐解く。毎日新聞・栗原俊雄記者のスペシャルレポート。 (前・中篇はこちらから http://gendai.ismedia.jp/list/author/toshiokurihara) 「お前ら、覚悟しろ」 「特攻隊を志願しましたか?」 筆者がそう問うと、江名武彦さん(1923年生まれ)は答えてくれた。 「いえ。意思を聞かれることはありませんでした」 早稻田大学在学中の1943年12月、江名さんは学徒出陣で海軍に入った。航空機の偵察員となり、茨城県の百里原航空隊に配属された。前任地の静岡県・大井海軍航空隊から百里原に到着したとき、上官が言った。 「お前たちは特攻要員で来たんだ。覚悟しろ」 特攻隊員になるかどうか、聞かれ

    日本人が終戦まで「特攻」を止められなかった、驚きの理由(栗原 俊雄) @gendai_biz
  • 絶対ハマる!ひとり飲みにちょうどいい「老舗居酒屋」ベスト10(週刊現代) @gendai_biz

    『おんな酒場放浪記』でおなじみの倉康子さんと、『おつまみ横丁』や『フライパンひとつで魚料理』などの飲系実用書を多数手がける編集工房桃庵・代表の吉原信成さん。好き、お酒好きのお二人が、ひとり飲みにちょうどいい、老舗の居酒屋を勝手にランキング! ひとり飲みの醍醐味 吉原 ひとり飲みは全くしないという人もいますが、私は若い頃からひとり飲みが大好き。倉さんはいつ頃からひとり飲みを始めたのですか。 倉 20歳のアルコール解禁と同時にひとり飲みデビューしました。もともと居酒屋さんの雰囲気が好きというのもありますが、特に老舗の居酒屋は常連さんが気さくに話しかけてくれるのが嬉しくて、よく通うようになりました。 吉原 いいお店って、従業員さんも含め、お客さんの雰囲気も良いですよね。老舗はそういう店が多い。 倉 仕事終わりによく立ち寄るのは、富士屋店(渋谷)です。創業130年の老舗。ビル地下の広

    絶対ハマる!ひとり飲みにちょうどいい「老舗居酒屋」ベスト10(週刊現代) @gendai_biz
  • 能年玲奈「干されて改名」の全真相 〜国民的アイドルはなぜ消えた?(田崎 健太) @gendai_biz

    能年玲奈「干されて改名」の全真相 〜国民的アイドルはなぜ消えた? 「ザ芸能界 TVが映さない真実」第4回 誰もが「彼女を見たい」と思っているのに、消えた国民的アイドル。数々の噂や憶測が流れたが、真実はいったいどこにあるのか――所属事務所と能年サイドの双方が誌に述べる言い分とは。 <取材・文/田崎健太 ノンフィクション作家> (稿は『週刊現代』誌上で連載中の<ザ芸能界>の転載記事です。連載第1回「ジャニーズ事務所はなぜSMAPを潰したか」はこちら http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49869) 「月給5万円」は当か NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で主演を務め、一躍、日中の人気を集めた能年玲奈。彼女が表舞台からほとんど姿を消して久しい。 11月12日公開のアニメ映画『この世界の片隅に』に声優として出演しているが、動く能年をテレビで見る機会は

    能年玲奈「干されて改名」の全真相 〜国民的アイドルはなぜ消えた?(田崎 健太) @gendai_biz
  • ご飯はこうして「悪魔」になった〜大ブーム「糖質制限」を考える(磯野 真穂) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    先日ツイッターを見ていたら、ラーメンの写真とともに「こんなのべるなんて狂気の沙汰!」という投稿が流れてきた。糖質制限を推奨するジムに通い肉体改造に努めていることが投稿者のフィードからわかる。 1ヵ月前には、「白米は太る!」と断言するバリバリの糖質制限キャリアウーマンに出会った。彼女はどうやら「やせること=健康になること」と考えているらしい(ちなみに彼女はどこからどうみても肥満体型ではない)。 10年前に私は、過嘔吐を繰り返す24歳の女性にインタビューをした。彼女には、「油ものはOKだがご飯ものは絶対ダメと」いう時期があり、その理由は「糖質は血糖値をすぐ上げ身体に悪く、そして太りやすいから」であった。 その時の私は気づかなかったが、彼女はいまや大ブームとなった糖質制限の先駆けだったのである。 「ご飯」とは何か──命の糖質 私の専門である文化人類学は、人間の多様な生き方を、長期にわたるフィ

    ご飯はこうして「悪魔」になった〜大ブーム「糖質制限」を考える(磯野 真穂) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
  • 都心でマンション「大暴落」、売れ残り続出…要注意エリアはここだ!(週刊現代) @moneygendai

    全国のマンション数は600万戸超。毎年10万戸前後の新築物件が生まれる巨大市場だが、それがついに「暴落劇」に襲われ出した。しかも、発火点はなんと都内の「中枢」。これはただごとではない。 駅近物件でもダメ 成城、三軒茶屋など、「住みたい街ランキング」で上位にランクインする街を多く抱える世田谷区。不動産業界では「世田谷は鉄板」「作れば売れるエリア」というのが常識だったが、ここに大異変が起きている。 世田谷のマンション市場でまったく新しい「売れ残り現象」が発生し、マンション業者たちが悲鳴を上げ始めたのだ。 住宅ジャーナリストの榊淳司氏が言う。 「物件が完成しているにもかかわらず売れ残る、いわゆる『完成在庫』を抱える新築マンションが急増しています。 そもそも新築マンションというのは建物ができる前に販売を開始し、完成前に全住戸を売り切るのが基。それが完成前に売り切れずに、完成後もマンションの壁面に

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  • 何度でも行きたい「立ち食いそば」の名店ベスト10 (週刊現代) @gendai_biz

    『噂の!東京マガジン』でおなじみの山口良一さんと『立ちいそば図鑑 ディープ東京編』の著者、橋隆司さんが全国の「立ちいソバ」店を勝手にランキング! 僕らがやめられないワケ 橋隆司(以下橋) 江戸御三家などの格的なおそばも確かに美味しい。でも僕個人としては、パパッといたいんです(笑)。だから立ちいそばに惹かれるのかもしれません。 山口良一(以下山口) 仕事で忙しい人は事にかける時間が短い。だから立ちいそばはサラリーマンの方々に愛されているのかも。 橋 そうですね。ただ「昔ながら」の立ってしかべられないそば屋さんは減ってきましたね。 山口 チェーン店の立ちいそば屋は、椅子席を設けるようになってきましたね。それもいいけど、僕はやっぱり立ちいにこだわります。高田馬場にある「幸寿司」は、少なくなってきている座ることのできないお店です。ランチはおそば屋さんで、夜はお寿司屋さん

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  • なぜ日本では「共働き社会」へのシフトがこんなにも進まないのか?(筒井 淳也) @gendai_biz

    の社会システムをめぐる一つのパズル 日の家族や女性の労働については、ひとつのパズル=解くべき謎がある。それは、比較的長期的なデータを見渡し、また他国との比較をすると見えてくる謎である。まずはそのパズルとは何なのかについて説明しよう。 しばしば、「日社会には『男は仕事、女は家庭』という考え方が染み付いている」と言われる。同レベルの経済発展を成し遂げている西欧諸国と比較すればたしかにその傾向は見られる。 2012年の国際社会調査プログラム(ISSP-2012)データによれば、「男性の役割はお金を稼ぐことで、女性の役割は家庭の世話をすることだ」という意見に賛同(「強くそう思う」「そう思う」)と回答した人の割合は、日で24.4%だが、フランスでは12.5%、スウェーデンでは5.8%など、より低い割合になる。 ただ、では日は「専業主婦社会」をさぞかし長く経験したのかと思いきや、実はそんな

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  • 「まず、根性論を捨てる」日本柔道復活を成し遂げた、井上康生流「大改革」そのすべて(柳川 悠二) @gendai_biz

    「大奮闘」と言ってもいい記録をリオ五輪で残した日選手団。その躍進を支えたのは、柔道だった。4年前は金メダルゼロに終わった日柔道がなぜ復活を遂げたのか。「井上改革」その全容について、過去五度オリンピックを現地で取材している、ノンフィクションライターの柳川悠二氏が解説する。 ブラジル・リオデジャネイロの地で、日選手団は、史上最多だった2004年アテネ五輪の38個を抜く41個(金12、銀8、銅21)のメダルを獲得した。4年後の地元開催に向け、日のスポーツ界全体が活気づく結果だろう。中でもかつて〝お家芸〟だった男子柔道が復活を果たしたことが、この快進撃を支えた。 12年ロンドン五輪で、男子柔道は史上初めて金メダルがゼロに終わり、母国としての威信は失われた。立て直しを敢行したのはロンドン惨敗の責任を取る形で辞任した篠原信一氏(現タレント)に代わって監督に就任した、井上康生である。 筆者は4年

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  • 昭和シェルとの経営統合に”待った”!「海賊と呼ばれた男」の血を引く出光創業一族の思惑(町田 徹) @moneygendai

    30年来の国策に暗雲 1年半越しの交渉の末にようやく合意に漕ぎ着けた、石油元売り業界2位の出光興産と同5位の昭和シェル石油の経営統合に、にわかに暗雲が垂れ込めてきた。 ショッキングなことに、統合に待ったをかけたのは、歴史経済小説『海賊と呼ばれた男』(百田尚樹著)のモデルにもなった出光佐三氏の血を引く創業者一族である。 石油元売り会社の統合は、30年来の歴史的な国策だ。加えて、今後も需要減少が続くとみられる石油業界にあって、経営統合は各社が避けて通れない選択肢とされる。 それにもかかわらず、出光経営陣が創業者一族の同意を得られなかった背景には、新たな企業統治(ガバナンス)の確立を求められている日企業に共通の弱点と課題が横たわっている。 石油業界は戦後長らく、政府の規制下に置かれてきた産業の一つだ。中でも「元売り」は、戦後の復興期にあたる1949年4月、輸入基地の運営と配給業務の遂行を引き継

    昭和シェルとの経営統合に”待った”!「海賊と呼ばれた男」の血を引く出光創業一族の思惑(町田 徹) @moneygendai
  • 人類はまだ天才「南方熊楠」の思想にたどり着けない〜現代人が見習うべき唯一無二の思考法(中沢 新一)

    文/中沢新一(人類学者・思想家) 南方熊楠と私 私と南方熊楠とのかかわりはとても古いのです。南方熊楠の名前を最初に知ったのは、中学生の時でした。私の父は民俗学の研究者で、書庫には柳田國男や折口信夫などの民俗学関係のが並んでいました。私もよく書庫に入り込んで父親の蔵書を読んでいましたが、『南方熊楠随筆集』というの著者の名前がどうしても読めません。しばらくしてそれが「ミナカタ・クマグス」だということを知りました。 熊楠の書物は、中学生にとっては難しい日語で書かれていましたが、内容には大変興味をそそられました。私は子供の頃から神話や「未開民族」の習俗とかに関心が深かったからです。 熊楠の人物にもたいへん惹かれました。ものすごい人がいたものだなと驚きました。明治時代、夏目漱石がイギリス留学し、英語をしゃべるのが苦手なためにノイローゼになって下宿にこもっていたのとは大違いで、南方熊楠は英語を武

    人類はまだ天才「南方熊楠」の思想にたどり着けない〜現代人が見習うべき唯一無二の思考法(中沢 新一)
  • 「炎上」の研究〜ネットが生み出した名もなき”風紀委員”たちの正体(週刊現代) @gendai_biz

    少しでも目立てば、獰猛な獣のような「彼ら」に目をつけられ、あっという間にプライバシーを暴き立てられる時代。世の中の空気はどんどん息苦しくなってゆく。ネットが生み出した怪物の正体とは。 「熊県民、調子に乗るな」 日国内で、何らかの形でインターネットを利用している人の数は、今や1億人を突破した。その多くが、ツイッター、フェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や、ブログなどで情報を発信している。 しかし中には、他人の発言の揚げ足を取り、誹謗中傷に明け暮れる者や、有名無名の人々の個人情報を暴くことに熱中する者もいる。いわゆる「炎上」の担い手たちだ。 最近彼らが猛威をふるったのが、4月中旬に熊で起きた大地震である。巨大ネット掲示板2ちゃんねる」には、こんな宣戦布告ともとれるような書き込みが——。 〈熊県民、被災したからって調子に乗りすぎ。俺たちは偽善と売名をこの

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  • ハーバードの学生が大熱狂! 必ず人生が変わる「東洋哲学」白熱講義(マイケル・ピュエット,クリスティーン・グロス=ロー) @gendai_biz

    ハーバードの学生が大熱狂! 必ず人生が変わる「東洋哲学」白熱講義 エリートはなぜいま孔子や老子に惹かれるのか? 「自分探しをするな」「ポジティブがよいとはかぎらない」「強くなるには弱くなれ」……世界一優秀な学生が集まるハーバード大学で、いま熱狂的な人気を誇っているのが「東洋哲学」講義である。なぜ彼らは孔子や老子に惹かれるのか? この講義のエッセンスをまとめた話題の『ハーバードの人生が変わる東洋哲学』(マイケル・ピュエット、クリスティーン・グロス=ロー著、熊谷淳子訳、早川書房)より、その冒頭部を特別公開! はじめに 孔子、孟子、老子、荘子、荀子。よく聞く名前もあれば、あまりなじみのない名前もあるかもしれない。 一人は、官僚出身の師匠で、小集団の弟子の養成に生涯を捧げた。別の一人は、各地を遍歴して諸国の君主に遊説した。死後、神格化された思想家もいる。古代の思想家たちの生涯や著述は、今のわたし

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  • 不祥事続発の日本年金機構。その「母体組織」の驚きのルール~「文字入力は一日平均5000字まで」「50分働き15分休憩」(ドクターZ) @moneygendai

    不祥事続発の日年金機構。その「母体組織」の驚きのルール~「文字入力は一日平均5000字まで」「50分働き15分休憩」 社会保険庁時代から不祥事だらけ 日年金機構で、またも問題が発覚した。 年金機構は4月28日、国民年金の情報に関する確認文書について、確認の必要がない約1万9000人に誤って送付したと発表。企業の名称変更などにシステムが対応できず、対象者を間違えたことが原因だという。 年金機構といえば、昨年5月の125万件の個人情報流出事件がいまだ記憶に新しい。なぜ、問題ばかり起こすのか。 実は日年金機構は、その前身である社会保険庁の時代から、不祥事の宝庫だった。 '04年3月、社保庁職員による未納情報などの業務目的外閲覧、個人情報漏洩が発覚。'06年5月には、国民年金保険料の不正免除が明らかになった。そして'07年5月、社保庁のオンラインデータに多数のミスや不備が見つかった、いわゆる

    不祥事続発の日本年金機構。その「母体組織」の驚きのルール~「文字入力は一日平均5000字まで」「50分働き15分休憩」(ドクターZ) @moneygendai
  • 日本人が「移動」しなくなっているのはナゼ? 地方で不気味な「格差」が拡大中(貞包 英之) @gendai_biz

    人が「移動」しなくなっているのはナゼ? 地方で不気味な「格差」が拡大中 大都市と地方の、幸福と不幸 文/貞包英之(山形大学准教授) 地方から出ることをためらう人びと 現在の「地方創生」の声の賑やかさには、これまでにない特徴がある。 地方都市の「消滅」に対する危機感があおられ、巨額の税金がそれを回避するという名目で地方に投入されている。しかしその一方で、地方を居心地のよい場所とみなす声も少なくない。 ベストセラーになった藻谷浩介らの『里山資主義』から、ネットで話題のイケダハヤト氏のブログまで、地方はしばしば快適で、金がかからず、ひょっとすれば人情のある場所としてもてはやされているのである。 たしかに地方を理想化する声だけなら、かつてもみられた。魂の故郷として地方を称えることは、たとえば戦前の農主義や、1970年代の第三次全国総合開発計画(三全総)でみられたことである。地方を純朴な場と

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  • 先進国のドイツでしょっちゅう「停電」が起こるワケ(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    「電気がないと、私たちの生活は全滅よ」 4月14日の夜のことだった。8時半ごろ、自宅で仕事をしていたら、突然、電気が消えた。暗闇の中、目の前のパソコンのモニターだけが、ぼーっと光を放っている。停電だ・・・。 慌てて窓から覗くと、隣近所も灯りが消えている。うちだけ停電しているわけではないらしい。空はまだかろうじて薄明るいが、あと15分もすれば真っ暗になるはずだ。 それにしても、なぜ停電になったのか。情報が欲しいが、インターネットが使えない。固定電話も、スマホのインターネットも、モデムがダウンしているので全滅。 さて、どうする? そろそろご飯にしようと思っていたのに、すべて電化なので料理もできない。パンとご飯は冷凍してあるが、電子レンジが使えないので役に立たず。あ、湯沸しポットもダメ。電気がないとお茶さえ飲めないということに気づく。 仕方ないので、ワインを開ける。おつまみにチーズでもと思って冷

    先進国のドイツでしょっちゅう「停電」が起こるワケ(川口 マーン 惠美) @gendai_biz