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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (10)

  • 実際の核融合炉と発電の仕組み

    自然科学研究機構 核融合科学研究所 教授の高畑一也氏が、核融合発電の基礎知識について解説する連載。第2回では、核融合炉/発電の基的な仕組み、核融合炉に使われる主要装置について解説します。 連載の第1回では、地上で実現可能な核融合反応を提示し、この反応を実現するための条件、核融合発電の優位性と安全性について解説しました。今回は、実際の核融合炉(核融合反応を起こす場所)と発電の仕組みを解説します。核融合にはいくつかのアプローチがありますが、今回は磁場閉じ込め方式、そして第1世代といわれる重水素-三重水素(D-T)反応炉に話を絞ります。その他のアプローチについては、連載第3回で触れたいと思います。 超高温プラズマを閉じ込める磁場の容器 そもそも核融合炉で作られる1億℃の水素ガス(プラズマ)を金属の容器で閉じ込めることはできません。1億℃に耐えられる金属がないのは確かですが、それより数グラム(

    実際の核融合炉と発電の仕組み
  • ラズパイでそのまま動くが優位性に、エッジAIのIdeinがアイシンとの協業を深化

    AI人工知能)スタートアップのIdein(イデイン)は2022年4月14日、東京都内で会見を開き、同社のエッジAIプラットフォーム「Actcast」の事業展開を紹介した。会見には協業パートナーのアイシンも登壇し、これまでの開発成果に加え、自動バレー駐車システムや、自動運転バスなどへの搭載を想定しているマルチモーダルエージェント“Saya”の開発状況を説明した。 2015年4月に創業したIdeinは、「ソフトウェア化された世界を創る」をビジョンとして掲げ、第3次ブームを迎えつつあったAIの社会実装に向けて事業を展開してきた。2018年に経済産業省のJ-Startupに選定されて以降さまざまな表彰を受け、2020年6月にはArmのAIパートナーに認定されている。資金調達額は累計33億円となり、従業員数も62人まで増えている。 IdeinがAIの社会実装に向けて展開を推進しているActcast

    ラズパイでそのまま動くが優位性に、エッジAIのIdeinがアイシンとの協業を深化
  • RTOS以上組み込みLinux未満、Google第3のOS「Fuchsia」は大輪の花を咲かせるか

    今回紹介する「Fuchsia」は、Googleが開発したちょっと毛色の異なるリアルタイムOS(RTOS)である。Fuchsiaは花の名前(日ではフクシアやフーシャ、あるいはホクシャなどとも呼ばれたりするらしい)だが、そう名付けた理由は不明である(図1)。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー スマートディスプレイ「Nest Hub」で採用 FuchsiaはGoogleが開発した第3のOSである。このあたりの経緯は、Fuchsiaを採用したスマートディスプレイ「Nest Hub」の記事で紹介されているので、お読みになった方もいるかと思う。2020年の発表時には、Fuchsiaを「汎用OSを構築するための長期プロジェクト」とGoogleは説明しているが、この「汎用」というのはWindowsmacOSAndroid/iOSのように「コンシューマーが直接操作する」ことは必ずしも意

    RTOS以上組み込みLinux未満、Google第3のOS「Fuchsia」は大輪の花を咲かせるか
  • 2022年7月から義務化のWP29セキュリティ法規、「すでに完了」は20.8%にとどまる

    2022年7月から義務化のWP29セキュリティ法規、「すでに完了」は20.8%にとどまる:車載セキュリティ(1/2 ページ) PwCコンサルティングは2021年8月12日、国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)が定めた自動車のサイバーセキュリティとソフトウェアアップデートに関する国際基準(UN規則)への対応状況をまとめた調査レポートを発表した。関連業務に従事する101人から回答を得た。 PwCコンサルティングは2021年8月12日、国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)が定めた自動車のサイバーセキュリティとソフトウェアアップデートに関する国際基準(UN規則)への対応状況をまとめた調査レポートを発表した。関連業務に従事する101人から回答を得た。 これらの法規は2022年7月から適用となるが、サイバーセキュリティマネジメントシステム(Cyber Security Manage

    2022年7月から義務化のWP29セキュリティ法規、「すでに完了」は20.8%にとどまる
    ginga0118
    ginga0118 2021/08/18
    サプライヤーの方が早いと思っていたが、そうでもないのか
  • Windows 10 IoT Coreが「Raspberry Pi 3」に対応

    Microsoftは2016年2月29日(現地時間)、提供するIoTデイバイス向けOS「Windows 10 IoT Core」のRaspberry Pi 3対応を告知した。提供している「Windows IoT Core Insider Preview」のアップデートにて対応する。 ボードコンピュータ「Raspberry Pi」の最新モデル「Raspberry Pi 3」(Raspberry Pi 3 Model B)は、中核となるSoCにBroadcomの「BCM2837」(Cortex-A53ベース、64bit/1.2GHz駆動)を搭載することで既存モデルからの高速化と64bit対応を実現、加えて、無線通信機能が搭載されており、802.11b/g/nおよびBluetooth 4.1/LEでの接続が行える。 関連記事 「Windowsだから」を組み込みにも、空を飛ぶIoT Core 「

    Windows 10 IoT Coreが「Raspberry Pi 3」に対応
  • 「マイコンによるモーター制御」を学ぶ前に知っておくべきこと

    直流ブラシ付きモーターの代表はいわゆる「マブチモーター」でしょう。小型の模型や玩具などによく用いられることから、私たちが子供のころから慣れ親しんできたモーターです。 乾電池などの電源をつなぐだけで回転するため、電源オン/オフ以外の制御回路は必要ありません。電源をつなぐだけで回転するのはとても便利なのですが、逆にマイコンなどからの制御でスピードを調整したり、回転方向を切り替えたりしようとすると、意外とてこずるモーターでもあります。 原因はその構造にあります。詳しくは各回で詳しく述べますが、コイルの極性を回転角度によって切り替えるためにブラシという接点を用いています。この接点が回転中にコイルと通電したり遮断したり一秒間に何度も繰り返されるのです。そのためこの接点からマイコンには大敵となるノイズが発生するのです。また回転の始動時に数アンペアの大電流が流れるため、マイコンと電源を共通にしていたりす

    「マイコンによるモーター制御」を学ぶ前に知っておくべきこと
  • 「Raspberry Pi Zero」で自分だけのアメダス(的な測定器)を作ろう

    小さな5ドルマイコン「Raspberry Pi Zero」。小型なのでいろいろな用途に使えそうなので、今回はこれを気圧・温湿度計にしてみます。モバイルバッテリーと無線LANアダプターを用意しておけば、簡易的な無人測定器としての利用が可能となります。 2015年11月に発売された「Raspberry Pi Zero」ですが、普通のRaspberry Pi2と比べてほぼ3分の1サイズのため、小型化したモジュールとしていろいろなことに使えそうな気がしてワクワクしています。今回はこれを、気象データを取るためのデバイスとして利用してみることにしましょう(関連記事:5ドルのコンピュータ「Raspberry Pi Zero」初期設定とベンチマーク)。 まずはどのような構成にするかを考えなければいけませんが、ここ1つ、アメダス(の無人観測施設)みたいに、測定機器にもデータを蓄積しつつ、リモートコントロール

    「Raspberry Pi Zero」で自分だけのアメダス(的な測定器)を作ろう
  • Raspberry Piで920MHzゲートウェイを構築、ラピスがモジュール販売

    ラピスセミコンダクタは2015年9月7日、Raspberry Piに接続可能な920MHz帯ゲートウェイモジュール「Lazurite Pi Gateway」(ラズライト パイ ゲートウェイ)の販売を開始した。 コネクタ基板とローム製920MHz無線モジュール「BP3596A」を組み合わせたもので、Raspberry Piと組み合わせることで920MHz帯ネットワークのゲートウェイなどに活用できる。リアルタイムクロック(RTC)と二次電池を搭載しているため、オフライン状態でも正確な時刻の取得と動作が行える。

    Raspberry Piで920MHzゲートウェイを構築、ラピスがモジュール販売
  • 公式ケースに丸型ディスプレイなどRaspberry Piアクセサリ

    アールエスコンポーネンツは「Raspberry Pi」シリーズで使用できるアクセサリーに公式ケースや3.5インチタッチパネルなど新製品を追加、販売を開始した。 アールエスコンポーネンツは2015年7月6日、「Raspberry Pi」シリーズで使用できるアクセサリーに新製品を追加、同社通販サイト「RSオンライン」にて販売を開始した。 販売開始されたのは「Raspberry Pi 2 Model B」および「Raspberry Pi Model B+」用公式ケース(品番:878-7594)、3.5インチタッチパネル(品番:841-7853)、1.38インチ丸型ディスプレイモジュール(品番:841-7847)の3製品。 公式ケースはABS樹脂を用い、白とラズベリーの赤のツートンカラー。全てのコネクタに対応するカットが施されており、底面には滑り止めのゴム足も備える。価格は875円(1個購入時)。

    公式ケースに丸型ディスプレイなどRaspberry Piアクセサリ
  • 「Raspberry Pi 2」をイジリ倒す(応用編1) PCからリモート接続する

    「Raspberry Pi 2」をイジリ倒す(応用編1) PCからリモート接続する:ラズパイ2で遊ぼうぜ(1/2 ページ) 2回に渡ってお届けした「基礎編」でRaspberry Pi 2の基的な設定方法は理解していただけただろうか。今回は応用編として、Windows PCからRaspberry Piにリモート接続して利用する方法を見ていこう。 PCからリモート接続して操作する Raspberry Piに限らず、Linuxの便利なところは、無償でリモート環境が整えられることだ。リモート操作のメリットはなんと言っても、いちいち別のPCを開いて作業する必要がなくなること。Windowsの別画面を開いて作業できるので、まるで他のアプリケーションを使っているのと同じような感覚で操作できる。 リモート接続を利用するためには「ターミナルソフト」と呼ばれるものが必要だ。フリーウェアなどでダウンロードでき

    「Raspberry Pi 2」をイジリ倒す(応用編1) PCからリモート接続する
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