Pythonでは、コンソール上から簡易的にWebサーバを立ち上げる事ができる。 以下のようにコマンドを実行することで、カレントディレクトリ配下をWEB公開ディレクトリとしてWEBサーバを動作させることが出来る。 ※ポート番号を指定しない場合、デフォルトで8000ポートを利用する。 python -m SimpleHTTPServer <ポート番号>
Linuxで、裏で実行中のプロセスが出力している内容を確認したい場合、「/proc」配下を直接みることで確認出来るようなのでやってみた。 以下のようにコマンドを実行することで、そのプロセスの標準出力をみることができる。 tail -F /proc/プロセス番号/fd/1 各プロセスで0\~3とあるのだが、この「1」というのは標準出力のこと。 つまり、当然その他の番号も「0:stdin」「1:stdout」「2:stderr」と紐付いている。 残念ながら他のコンソールで直接見ているプロセスの出力は見れなかったのだが、なんとなく裏で動いているプロセスの動作が気になった時などに使えるのではなかろうか。
wgetコマンドといえば、webからファイルをダウンロードしたりする際によく利用するコマンドだ。 今回は、このwgetコマンドについて覚えておきたい使い方をまとめてみる事にする。 1.基本の使い方 基本的には、以下のようにオプション無しでコマンドを実行することで、Web上のファイルをダウンロードする。 ダウンロードしたファイルはカレントディレクトリに同じ名前で保存される。 wget http://ファイルのURL [root@test-node work]# ls -la 合計 4 drwxr-xr-x. 2 root root 6 3月 19 00:39 . dr-xr-x---. 19 root root 4096 3月 19 00:39 .. [root@test-node work]# wget http://diffc.googlecode.com/svn/trunk/bin/p
諸事情あって正規表現について調べていたところ、どうやら正規表現を作成してくれる『rgxg』というコマンドがあるようだ。 早速、インストールして使ってみよう。 なお、検証したOSはUbuntu 14.04 LTSを用いている。 1.インストール まずはインストールから。 以下のコマンドでインストール出来る。 sudo apt-get install rgxg これでインストールが出来た。 2.実行 さて、それでは実際にコマンドを実行してみよう。 詳細な使い方については、manで見てもらうとして、ここではいくつかの例を抜粋して紹介する。 このrgxgコマンドでは、基本的には以下のようにサブコマンドを指定して正規表現を生成する。 rgxg [alternation,cidr,escape,range] 正規表現にしたい内容 blacknon@BS-PUB-UBUNTU-01:~$ rgxg Us
仕事でスクリプトを書いていたところ、pycurlで取得した値を変数やファイルに書き出す必要があったので、その備忘。 なお、Pythonのバージョンは2.7.5を用いている。 1.変数に書き出す pycurlで取得した結果を変数に書き出す場合は、StringIOをインポートしpycurl.curl.WRITEFUNCTIONで書き出させる事で対応できる。 以下、サンプル。 #!/bin/python # -*- coding: utf-8 -*- import pycurl from StringIO import StringIO # 結果を格納する変数を宣言 buffer = StringIO() # pycurlの処理を記述 c = pycurl.Curl() c.setopt(c.URL, 'http://pycurl.io/') # 返り値を変数に書き出すよう記述 c.setopt
LinuxやUNIXを使う上で、ある程度使えると非常に便利な置換コマンドが、このsedコマンドだ。 今回は、このsedコマンドで覚えておきたい使い方について紹介する。 なお、今回の置換・編集の例として、以下のファイルを用いて説明する。 [root@test-centos7 work]# cat /root/sed_test.conf # line 1 line1=enable # line 2 line2=disable # line 3 line3=enable # line 4 line4=enable 1.基本的な使い方 sedコマンドの基本的な使い方としては、以下のようにコマンドを実行することでファイル・標準出力の内容で文字列の置換を行う事だ。 なお、条件の最後に「g」を付けないと、"最初に、マッチした箇所のみ"置換するので注意。 ファイルの内容を置換する場合 sed 's/置換前
オプション無しだと、cpコマンドではディレクトリ構造ごと(サブディレクトリを含めた状態で)コピーすることはできない。 もしディレクトリ構造とセットでコピーしたい場合は、「--parents」オプションを利用すると良いだろう。 cp --parents コピー元ファイル コピー先PATH [root@test-centos7 ~]# cp /work/aaaaa.txt /bkup [root@test-centos7 ~]# ls -la /bkup 合計 4 drwxr-xr-x. 2 root root 22 7月 29 05:49 . drwxr-xr-x. 30 root root 4096 7月 29 05:48 .. -rwxr-xr-x. 1 root root 0 7月 29 05:49 aaaaa.txt [root@test-centos7 ~]# cp --paren
topコマンドといえば、よくLinuxのパフォーマンス状態をモニタリングするために利用されているコマンドだ。 今回は、そんなtopコマンドで覚えておきたい使い方14個を紹介する。 なお、検証で使用したtopコマンドはCentOS 7 で利用している「procps-ng version 3.3.9」のものとなっている。 1.基本的な使い方 基本的には、オプション無しで以下のようにコマンドを実行する。 top top - 07:21:06 up 4 days, 17 min, 4 users, load average: 0.00, 0.00, 0.00 Tasks: 186 total, 1 running, 185 sleeping, 0 stopped, 0 zombie Cpu(s): 0.0%us, 0.0%sy, 0.0%ni,100.0%id, 0.0%wa, 0.0%hi, 0
yumやapt-getからインストールしたり、rpmやdebパッケージを利用してインストールした場合、アンインストールやアップグレードを行うのは簡単だ。 しかし、ソースファイルからコンパイルしたパッケージの場合、makeファイルにuninstallが用意されているならまだしも、もし用意されてないと、パッケージをアンインストールしたりするのは非常に大変だ。 そんなソースからコンパイルしmake installしたパッケージを管理してくれるのが、『porg』だ。pacoという、同じくソースからインストールしたパッケージの管理ツールが前身。 今回は、この『porg』をCentOS 7に実際にインストールし、ソースからインストールしたパッケージを管理してみることにする。 1.『porg』のインストール まずは『porg』のインストールから。 以下のコマンドを実行し、パッケージのソースコードをダウン
Linuxのコンソールでコマンドを打っていると、上下にスクロールしたいときがある。 そんな時は、「Shift」 + 「PageUp(Down)」でスクロールを行う事が可能だ。
LinuxやUNIXでbashを利用しているならば、historyコマンドにお世話になっている人も多いだろう。 そんなhistoryコマンド、デフォルトでは基本的にコマンドの実行時間は記録されない。 test@ubuntu-server:~$ history | tail -10 368 screen 369 vim .screenrc 370 screen 371 ls -la 372 screen 373 vim .screenrc 374 screen 375 history | tail -10 376 clear 377 history | tail -10 test@ubuntu-server:~$ そんなhistoryコマンドの実行結果でタイムスタンプを出力させる場合は、「.bash_rc」に以下の一行を追記する。 これで、追記以後のログインからコマンドの実行時間を記録するよ
LinuxやUNIXを使っていると、あるパーティションの容量(たとえば、/var/logなど)がいっぱいになってしまうことがある。 そういった時は、dfコマンドなどで各パーティションの容量を確認し、そのパーティション内で容量が大きくていらないファイルやディレクトリを削除したり、別のパーティションに移動させる対処が必要になる。 今回は、そんな容量の大きいファイルやディレクトリを確認する方法について記述する。 1.容量の大きいファイルを調べる Linuxの場合、「-S」オプションを付与することでファイル容量の大きい順に出力する。 Linuxの場合 ls -lhS 調べたいディレクトリ なお、HP-UXなどの古いOSでは「-S」オプションが存在しない。 そのため、sortコマンドと組み合わせる事で同様の出力を求める。 HP-UXなどの場合 $ ls -l 調べたいディレクトリ | sort -n
今回は、Linuxコンソール上から、容量の大きいディレクトリを確認出来るコマンド『ncdu』を紹介する。 イメージとしては、duコマンドをよりユーザライクに使えるようにしたコマンドだ。 1.インストール まずはインストールから。以下のコマンドを実行する。 sudo apt-get install ncdu -y # Debian/Ubuntuの場合 sudo yum install ncdu -y # RHEL系の場合 2.コマンドの実行 インストール後、『ncdu』コマンドを実行する。 実行する際のカレントディレクトリによって確認出来るディレクトリが変わるため、全てのディレクトリを確認する場合はルートディレクトリに移動する。 cd / ncdu ルートディレクトリ直下の一覧。容量の大きい順で表示される。 「i」キーを押下することで、そのディレクトリの情報を閲覧出来る。 更にディレクトリ内
前回、Linuxコンソール上でDropboxを利用する方法について記述したので、今回はEvernoteを利用する方法についてを紹介する。 EvernoteをLinuxのコンソール上から利用するには、コンソール用のEvernoteクライアントパッケージ『Geeknote』を利用するとよい。 1.インストール まずは、こちらのページを元に以下のコマンドを実行しパッケージのインストールから行う。 git clone git://github.com/VitaliyRodnenko/geeknote.git cd geeknote sudo python setup.py install これでインストールが出来る。 次にEvernoteにログインを行う。 以下のようにコマンドを実行する。 $ geeknote login Login: (Evernoteのユーザ名) Password: (Eve
Blog 201409 Linuxのターミナルコンソール(CUI)上でYoutubeやTwitter、Facebookを利用する方法 今回は、LinuxのコンソールのみでWebサービスにアクセスし楽しむ方法についてをまとめてみた。 つまり、TeratermでSSH接続しているサーバ上やX Windows システムをインストールしていないマシン上でWebサービスを使う事が出来るということだ。 …まぁ、一部セットアップ時にGUIのマシンが必要になるんだけど、そこはご愛敬ということで 1.コンソール上でWebページを閲覧する コンソール上でGoogle検索やニュース、ブログの閲覧を行うには、コンソール上で使えるWebブラウザ『Lynx』を用いる事で閲覧出来る。 Lynxをインストールするには、以下のコマンドをコンソール上で実行する。 sudo apt-get install lynx (Debi
今回の内容は、Linuxコンソール上からCUIでDropboxをマウントし利用する方法についてを紹介する。 Linuxのコンソール上からDropboxを利用するには、Gitに登録されている『Dropbox Uploader』というスクリプトを用いる。 1.ツールのダウンロードとインストール まずは『Dropbox Uploader』を使うため、git cloneでファイルを取得、権限を与えインストールを行う。 git clone https://github.com/andreafabrizi/Dropbox-Uploader/ cd Dropbox-Uploader/ chmod +x dropbox_uploader.sh ./dropbox_uploader.sh App Keyを求められるので、表示されている手順に従い、まずは表示されているURL(https://www2.drop
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