ヤフーは27日、Yahoo!デベロッパーネットワークを通じて日本語入力プログラム「VJE」のWeb API「かな漢字変換API」を公開した。同APIでは、かな漢字変換/推測変換/辞書指定などの機能を利用できる。 かな漢字変換APIは、ローマ字/かな入力、文節の区切り変更、推測変換といった機能を備えるほか、人名/地名/顔文字/郵便番号辞書の指定利用が可能。基本辞書は月1回更新される。同社は同APIの利用によって、「日本語入力環境を持たない海外仕様のパソコンなどの機器向けのWEBサービス」「郵便番号から住所への変換、入力文字から顔文字への変換を利用したWEBサービス」などの構築が可能になるとしている。 Yahoo!デベロッパーネットワークではこのほかにもテキスト関連Web APIを公開。校正支援Webサービスや形態素解析Webサービスなどのテキスト解析Webサービスも利用することができる。