ある時人生は無意味なんじゃないかと思い始めて頭から離れなくなった 人間がどうしようもなく無意味なものに思えた 経済や政治は人のために人が作ったもの お金もその仕組みのパーツでしかない 人が働いてお金を得てそれが何になる 生きているせいで人は傷ついて悲しい思いをする 幸せという価値の曖昧なものに踊らされる 無意味な世界は色を失っていった 僕の視界は白くなった 僕に、その子は言った その白ってすごく綺麗な白だよ 彼女は続けた 宇宙の始まる前って何もなかったんだって ああ、そうか 僕は宇宙の始まりを逆行した そこは人生の無意味さとは比べものにならないくらい白かった
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