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ブックマーク / sarutora.hatenablog.com (13)

  • 小学校襲撃事件について - 猿虎日記

    12月4日、京都のある小学校の校門の前に大勢の男たちがおしかけ、「門をあけろ」と騒ぎたてました。彼らは、拡声器を学校に向けて罵声をあびせかけ、この学校の設置していたスピーカーのコードを切り、それを、朝礼台とともに、門に向かって投げつけたということです。学校の中にいた子どもたちはおびえ、中には泣き出す子もいたということです。 ところが、その場にいた警察は、この犯罪行為を静観するだけでした。また、この事件はマスコミではほとんど(まったく?)報道されませんでした*1。 以下は、事件の一部始終を撮影した映像です。 http://corea-k.net/date/000.wmv 映像をご覧になればわかるでしょうが、この学校は、朝鮮学校(京都朝鮮第一初級学校)*2でした。これが、「普通の」小学校だったら、どうだったでしょうか。襲撃した在特会(在日特権を許さない市民の会)という団体の行為そのものもひどい

    小学校襲撃事件について - 猿虎日記
    gnt
    gnt 2009/12/21
    「公立の小学校に通え」とおっしゃる。わかりました。ではまず将軍様が台北やデュッセルドルフの日本人学校をつぶしてみてください。/ 日本人もまた被差別民族であった・ある、ということを忘れている人が多いようだ
  • ディス・イズ・ボサノバ - 猿虎日記

    「ディス・イズ・ボサノバ」観てきました。 もっているけどほとんど読んでいない『ボサノバの歴史』 [rakuten:book:10949449:detail] ていう分厚いがあるのですが、このを映像と音楽でわかりやすく解説、という感じの映画だということです。ボサノバ創成期のエピソードを、ミュージシャンや評論家のインタビューに古い映像を交えながら紹介する、という感じです。主な語り手はホベルト・メネスカルとカルロス・リラの二人です。この二人のオッサンがギター片手に時々演奏しながら昔話をして、その合間に他の人のインタビューや演奏や、古い映像がはさまる、て感じです。ただ、アントニオ・カルロス・ジョビンやナラ・レオンといった重要人物はすでに亡くなってるので昔の映像のみです。ジョアン・ジルベルトは生きてますが、やっぱりインタビューはありませんでした*1。紹介される人物も曲もとても多くて、インタビュー

    ディス・イズ・ボサノバ - 猿虎日記
    gnt
    gnt 2007/08/28
    あまりドキュメンタリーとして良いデキではない、と。
  • 偽善者について - 猿虎日記

    まずその前に自分が「偽善者」と言われないように注意したいと思います。(12日コメント欄) いえ、そんな必要はないんじゃないでしょうか。偽善者で何が悪い、と思います。いや、偽善者は、まさに善人なのです。シブさんも言っています*1 だいたいね 日人のなん人かが偽善者だったとしても べつに さしさわりはないじゃないか たとえばだね…ケンの母さんが偽善者だったとしても ものの善人とおなじことをするなら… 善人の条件をそなえてることになるだろ…… ちゃんと善いことをするなら 偽善者でも善人だし べつにふつごうはないじゃないか… なんて。 ちなみに、「善人」の質的「偽善者」性を指摘したのが、サルトルです(cf.『聖ジュネ』)。サルトルによると、「善人」(まっとうな人々)というのは、「悪人」(たとえばジュネ)を怪物として作り出し、いわばその反作用で、自らを「善人」として作る人々、つまり「善人」にな

    偽善者について - 猿虎日記
  • ボヴェ太郎の種退治 - 猿虎日記

    おGさんは山にプレカリに、おBさんは川に選択に むかしむかし、武蔵の国の、ある所……沢のちいさな長屋(アパート)に、画太利(ガタリ)さんと暮部(ボヴェ)さんという不安定雇用層、つまり夫隷刈阿人(プレカリアート)の若者が住んでおった(以下、GさんとBさんと略)。おGさんとおBさんは、貧しい上に希望もなく、しかも世間からは煮居徒(ニート)だ怠け者だと非難され、肩身の狭い思いをしながらつつましく暮らしておった。 そのうちに二人は、くらしが苦しいのは自分たちのせいではなく、愚弄罵詈頭無(グローバリズム)と寝澱部(ネオリベ)が悪いのだ、という思想にめざめ、時々は、「ええじゃないか」と歌い踊りながら路上解放をうったえる左運動出茂(サウンドデモ)などにも参加するようになったそうじゃ。 ある日、おGさんは山で木の下枝などを拾い集める林業関係の短期雇用賃労働を見つけ、山に夫隷刈り(プレカリ)に行った。 おB

    ボヴェ太郎の種退治 - 猿虎日記
    gnt
    gnt 2006/09/27
    うはははは。これ当て字は書きながら作ってるんだろうなぁ。「種退治」ネタがやっぱり一番面白い。
  • 猿虎日記 - この人要らないんじゃないか

    喫茶店で大学生ぐらいの男女が話をしていた。なんかいつも立ち聞きをしているようだが、ついまたその一部が耳に入ってきてしまった。女性の方が、どこかの公共施設にスタッフが多すぎるのではないか、と感じた話をしていた。「無駄な人が多すぎると思う」というようなことを言っていた。そのようなことを誰かに言ったところ、「地域の雇用創出という意味では、そういう考え方は間違っている」とその誰かに諫められた、というような話もしていた。しかし、彼女は納得がいっていないようだった。「いつもあそこにいくと、あ、この人要らないじゃん、とか思うんだよね」と。 もちろん彼女は、「その人」が、単に「そこのスタッフとして」要らない、と言っているだけであって、「その人」の生存そのものを否定する意味でその言葉を使っているわけではない、のだろう。だから、彼女の言葉に反応してしまう、というのは、クビキリという言葉を使う人を見て、「『首を

    猿虎日記 - この人要らないんじゃないか
    gnt
    gnt 2006/05/08
    自分も要らない人認定されるんじゃないか、という想像力(?)がない気が。あと、要らない認定されてもそんなひどいことにはならないんじゃないか、という楽観。
  • デモの行き方改めデモのつぶし方 - 猿虎日記

    アブナイ人たち 先日の「デモの行き方1」という記事では、まずさしあたり、私が参加した「ただ歩くだけのどうってことのないデモ(と私が思っていたところのもの)」について紹介し、デモがいかに「敷居が高くない」かを訴えるつもりでした。で、2では、私が参加したことのあるいわゆるサウンドデモ系のデモのことを書いて、そっちはちょっと雰囲気が違って、おびただしい警官の数(下手するとデモ隊以上)とものものしい警備がある、というようなことも書こうと思っていました。そこでは、using_pleasureさんの言うような たしかにデモに参加すると、なんだか政治活動を行ったという「実感」を得ることができるし、満足感もあるような気はする。警官隊が間近にいるから、国家権力と直に対峙しているような気になれる。けれど、それはそれで劇場化された見世物(この場合のオーディエンスは自分自身)にすぎないように思うし、結局そこでは「

    デモの行き方改めデモのつぶし方 - 猿虎日記
  • 日本のデモ - 猿虎日記

    今日は、結局共謀罪反対のデモには行かなかった。山岡俊介氏が今日のデモについて書いている。 http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2006/04/post_8df9.html 紙・山岡も忙しいなか、しかし最優先で参加して来たのだが、正直、余りの参加者の少なさに愕然としてしまった。 既報のように、これだけの悪法、しかもこの最大の正念場で、その数はたったの100名いるかいないか。これに対し、公安警察は50名近く(下の写真。デモ参加者のいる公園を、道路の向こうから覗いたり、写真を撮る様子)。警備の警官と合わせたら、向こうの方が多かったかも知れない。 “第2の自民党”’とも揶揄される民主党さえ、党を上げて反対せざるを得ないほどの内容なのに、これだけとは……。真面目に、この国はいったい、どこに向かうのかと、暗い気持ちにならざるを得なかった。 10

    日本のデモ - 猿虎日記
    gnt
    gnt 2006/04/26
    「民衆の力で何かをなしえた」という歴史的記憶が無いからでは、とか愚考
  • ヤケ組 - 猿虎日記

    最近、あまりに馬鹿馬鹿しい言葉がどんどん生まれているので、敢えて言葉のインフレを起こしてみました、というエントリー。 アケ組 破産してもケロケロケロ、アッケラカのカー組(元自民党政調会長渡辺美智雄) カケ組 ―― ガケ組 崖っぷちの組 サケ組 アルコール依存症になってしまった組 ザケ組 ザケんなよぉ!!とクダを巻いている組 タケ組 脱税のためにアメリカに住民票を移した組(竹中平蔵組) ダケ組 「ボクはこれだけですよ、これだけ」組(竹村健一)てか古っ!*1 ナケ組 もう泣けてくる……組またはナケなしの金を株につぎ込んで破産した組 ハケ組 競争社会の舞台からハケてしまった組 バケ組 負けた恨みをはらすために化けて出る組 パケ組 パケット料金コミ組 マケ組 ―― ヤケ組 ヤケを起こした組 ラケ組 ラケット組……えーと、セーフティネットがラケットだったので網の目からこぼれた組(く、苦しい) ワケ組

    ヤケ組 - 猿虎日記
    gnt
    gnt 2006/02/07
    じゃあナチ組で。野沢のほう。/日本には「和知」って姓があるんだよ
  • 猿虎日記 - 迷惑(コメント欄)

    大阪西区の靱(うつぼ)公園、中央区の大阪城公園の野宿者(ホームレス)に対して、週明けにも強制代執行(強制排除)が行われる可能性が高まっています*1。 http://kamapat.seesaa.net/article/11697509.html 早稲田大学校内でビラをまいた人が、大学教員に拘束され、教員が呼んだ警察によって「建造物不法侵入」の容疑で逮捕された、という事件がありました(去年12月20日)。 http://wasedadetaiho.web.fc2.com/i/top.htm 公園に「戦争反対」「反戦」という落書きをした人に対する裁判で、「建造物損壊罪」で懲役1年2月、執行猶予3年という刑が最高裁で確定してしまいました(1月17日付け)。 http://a.sanpal.co.jp/graffiti417/ 私は、これらの事件は重大な出来事だと思っているからこそこれをここに書い

    猿虎日記 - 迷惑(コメント欄)
    gnt
    gnt 2006/01/23
    ここにも「夏目」さんが出没中。余りの典型的すぎる展開に少し笑う。誰だ?
  • 『プラネテス』のポリティカ その1 - 猿虎日記

    幸村誠の『プラネテス』(講談社モーニングKC)、数年前高評価をあちこちで見かけて、そのうち読もうと思っていたのだが、半月ほど前、やっと読んだ。まず第一巻を読んで、「なるほど高評価もうなずける、たしかに面白いし上手い」と思った。で、続けて一気に第4巻まで読んだのだが、最終的な感想としては……うーん、面白いんだけど、ちょっとひっかかるものが最後までのこったのもまた事実。というわけで、マンガ自体の批判というより、私が感じた「ひっかかり」が何だったかを書いてみようと思う。 - 『プラネテス』の主人公は、宇宙のゴミ(デブリ)の回収業者。時代は2070年代。第一巻は、様々なエピソードが描かれる連作短編に近い雰囲気。宇宙を舞台にしているけれど、いわゆるSFというより、宇宙ゴミの回収業という仕事の日常を「リアリティ」豊かに描き、それに関わる個性的な回収船クルーたちの人物像を描く、ヒューマンドラマ、という感

    『プラネテス』のポリティカ その1 - 猿虎日記
    gnt
    gnt 2006/01/23
    左翼と「宇宙防衛戦線」と創作。その2に続く。期待。少なくともあの「イノセント」論よりは
  • 政治 - 猿虎日記

    というわけで、今日日に帰ります。旅行記のようなものは(誰も読みたくないかもしれませんが)日に帰ってから書こうと思っています。 で、しつこく同じ話題で申し訳ないのですが、いうまでもなくデモをしているから政治的、というわけではない。日だって、サヨクのデモに参加する若者こそほとんどいないけど、たとえばネット上で政治的発言をする若者なら非常に多い。つまり、日政治的若者はサヨク的ではなくウヨク的、保守的なのが主流、というだけだ。逆に言うと、フランスの政治的高校生の意識だって、たぶん、日のネットウヨク的若者の意識と大差ない。何かカゲキなことを言ってみたい、してみたい、天下国家のことについて何かいっぱしの口をきいてみたい、というような若者なら、古今東西どこにでもいる。そうした若者は、フランスなら、いまのところサヨク的になる場合が(たぶん)多く、日の場合、ウヨク的になるのが主流である、という

    政治 - 猿虎日記
    gnt
    gnt 2005/10/28
    「「ドント・トラスト・オーバーサーティー」が、「ドント・トラスト・全共闘」になっている」
  • 猿虎日記■[愚考]「サヨク、かっこわるい」はかっこわるい、はかっこわるい、は……

    http://takoashi.air-nifty.com/diary/2005/10/post_0e5e.html とりあえず、私が以前ここで書いたこと http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20050331#p1 もだいたいそんなようなことなんだけど、もちろんオダジマ氏の方はずっと上手く面白く書かれている。 確かに鋭いし面白いしオダジマ節面目躍如…ではあるが何か違和感も。てそれは私が「ブサヨ」で図星だからか。 いやそうではなく、説明は難しいんだが。 まず、こういうガキっぽい「若者」的「右傾化」だけではなく、なんかもっとおハイソな、無味無臭のオジサン的「右傾化」もあるだろうということ。ガキっぽい「嫌ナントカ」ウヨごっこは相対的には実はあまり重要ではないのかもという気もする。 それから、オダジマ氏の筑紫的サヨクに対するクダマキもそれはそれである意味陳腐でかっこわるい

    猿虎日記■[愚考]「サヨク、かっこわるい」はかっこわるい、はかっこわるい、は……
    gnt
    gnt 2005/10/28
    現実麻痺症と裏腹の筑紫過敏症(偽善過敏症)
  • 2005-08-25

    世論調査では小泉の支持率が上がっているとか。さらには、ネット上でも「小泉萌え」のような意見が散見される。それに対して、反小泉の立場から、郵政民営化問題などについて冷静に分析し議論しようとしているブログもある。そうした作業には頭が下がるし、絶対に必要な作業だと思う。ところが、そうした貴重な作業も、多くの小泉支持者にはなかなかとどかないのではないか、と思うと何とも残念でならないのである*1。というのも、そもそも小泉支持者の多くが重視するのは、小泉の「改革」の姿勢とか、イメージなのであって、彼らは、郵政民営化自体は重要ではないことを自ら認めてしまっているのだから。 「郵政改革すらできないのであれば、他の行政改革もできない」とか、「難癖ばかりつけて何もしない反小泉派より、少なくとも小泉は何かをしようとしているではないか」とか言って小泉を支持する人々である。 しかしそもそも、小泉が「改革派」だなんて

    2005-08-25
    gnt
    gnt 2005/08/25
    曰く“「ウ○コか食い物か」という選択に、「庶民の味かグルメか」という議論を当てはめ”
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