11月23日の京都競馬第5レースで落馬し、右腕尺骨を骨折した武豊騎手(39)=栗東・フリー=が今週末の競馬で戦列に復帰することが決まった。2歳チャンピオン決定戦の朝日杯フューチュリティステークス(GI、芝1600メートル)で注目を浴びている外国産馬のブレイクランアウトに騎乗する。 実戦に先がけ、18日朝には栗東トレセンで調教に騎乗した。CWコースで父・武邦彦調教師が管理するメイショウラッシー(牡・4歳1000万下)の調教をつけた。 ユタカは「しまいに軽く脚を伸ばしました。とにかく乗ることができてうれしい」と笑顔。全治2カ月の怪我といわれていたが、わずか1カ月での復活は驚異的。以前に全治半年の診断が下った骨盤骨折(02年)の際にも2カ月あまりで復帰した実績があり、今回も一般的な療養期間よりはるかに早い復活となった。 また、ブレイクランアウトを管理する戸田調教師は「(武豊騎手から)連絡がありま