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2022年11月24日の朝日新聞に掲載された「新興宗教と女性」と題した時評で、東京大学大学院の林香里教授はこの年の夏から注目されだした「宗教2世問題」にジェンダーの視点をとりいれて論じた。宗教2世をテーマにした菊池真理子さんのマンガを読んだ林さんは、まず次のようなことに気づく。 「それは、ほとんどの場合、母親が信仰を主導し、子どもたちに強引に活動に参加させていることだ。父親はいないか、見て見ぬふりをするか、アルコール依存症の者もいた。」 そしてこう続ける。「統計的な把握は難しいが、菊池の描く漫画を通して、一部のいわゆる新興宗教団体は、日本の女性たちの生きづらさの受け皿になりながら、彼女たちを巧妙に利用していると感じる。」 このあとは論壇時評として数冊の本の内容を紹介しつつ論がすすめられるが、その内容をまとめると次のようになる。いわく、日本社会にはいまだ構造的なジェンダー不平等が存在しており
■「池田大作死亡説」に説得力はあるのか本稿では、創価学会の名誉会長である池田大作氏の死亡説に反論したい。 ただ、といっても、その目的は池田氏が生きていることを証明したいというものではない。 筆者は創価学会4世であり、いま現在も教団で活動している現役信者ではあるが、池田氏に対して特別な感情を抱いているわけではなく、とはいえそれなりに信仰心はあるという中途半端な人間である。なので、「多くの人が池田先生が死んでいると言っているのが許せない!」みたいなモチベーションがあるわけではない。 正直、池田氏の生死についてはあまり関心がない。ただ、世の中に出回っている死亡説は社会制度や常識を無視した都市伝説でしかないと考えている。のちほど触れるが、そのような都市伝説レベルの説にもかかわらず、多くの人がほとんど事実のように認識していることについては憤りすら感じる。 そこで、本稿で論じたいのは、世間に流布されて
2023/09/12 追記 自分の文章スキルの至らなさゆえですが、"雑魚狩り"の指すものを上手く伝えられなかった人がそれなりにいそうです。 ここでの"雑魚狩り"は 「『今まで手こずっていた敵が、途端にザコ扱いできるようになった』という自身の変化を確認する作業」 のことを指します。 雑魚を狩るのが目的ではなく、雑魚を狩ることを通して自分が強いことを確かめるのが目的。 あまりしっくり来る表現が思いつかなかったので本文では"雑魚狩り"と書きましたが、"格付け"としたほうが、より表現として適切かもしれません。 今から本文を読む人は、"雑魚狩り"を"格付け"と読み換えてください。 むろん、このnoteが対人ゲームにおける雑魚狩りや格付けを推奨するものではないことは言うまでもありません。 ※おことわり このnoteは「格ゲーは衰退するしかない。格ゲーは終わり」ということを言いたいのではなく、「格ゲーは
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