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ブックマーク / realsound.jp (11)

  • ギルザレンIII世がみせる「VTuberシーンへの強い愛情」 “配信をしない”活動形態の謎に迫る

    現在のVTuberシーンにおけるトップランナーの一社であるにじさんじ。そのなかにおいてもタレントの活躍する分野は日々拡がっている。 メインとなる生配信に加え、事務所が主導する企画への参加や監修、主に一人ひとりのライバーが主導となって進む歌ってみたなどの動画のほか、ここ1年ほどはエンターテインメントのフィールドで、アーティストとして日の目を見る者も増加している。 ここ数回では、現在「元二期生」のメンバーにスポットを当てる。宇志海いちご、物述有栖に続いて紹介するのは、ストリーマー/配信者でありながら「配信をしない」バーチャルタレントとして特異なポジションに立ち続けるギルザレンIII世について書いていこうと思う。 薄い青紫色の体色、白い髪を短く揃えた威圧感ある風貌を見ると、低い声でいかにも強面なイメージで話しだしそうに感じられる。 実際の彼はというと、すこし甲高い声色と丁寧な対応、「あれ」「それ

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  • kz(livetune)が考える、VTuber文化ならではの魅力「僕らが10年かけたことを、わずか2年でやってる」

    kz(livetune)が考える、VTuber文化ならではの魅力「僕らが10年かけたことを、わずか2年でやってる」 2017年12月にある種のブレイクポイントを迎え、以降急速に発展してきたバーチャルYouTuber(VTuber)シーン。勢力図が次々に変化し、企業が積極的に介入するなど、何かと騒がしいこの界隈を、リアルサウンドテックでは様々な方向から取り上げてきた。 活動の場もYouTubeのみならず、さまざまなプラットフォームへと変化し、もはや“バーチャルタレント”と呼ぶべき存在となった。そんな彼ら彼女らについて、もう少し違った角度から掘り下げてみるべく、シーンを様々な視点から見ているクリエイター・文化人に話を聞く連載『Talk About Virtual Talent』がスタート。第一回は、J-POP・アニメシーンで幅広く活躍しつつ、キズナアイやYuNi、にじさんじなどに楽曲提供も行っ

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  • H ZETT M×ゲスの極み乙女。ちゃんMARI対談 二人が音楽家・鍵盤奏者として大切にしていること

    H ZETTRIOとしてニューアルバム『Beautiful Flight』をリリースしたばかりのH ZETT Mと、先日ワンマンとしては過去最大キャパとなる横浜アリーナ公演を成功させたゲスの極み乙女。のちゃんMARI。お互いがお互いのファンを公言する二人の鍵盤奏者の対談をここにお届けしよう。共に卓越したプレイヤビリティを備え、楽器を演奏する喜びを目いっぱい体現していることが素晴らしい両者だが、対談から浮かび上がってきた意外な共通点は、「あまり自分をプレイヤーとして意識していない」ということだった。では、二人が音楽家として重要視していることは何なのか? その答えは、以下の対話の中に。 「キーボードは目立たないっていうイメージが崩壊しました」(ちゃんMARI) ――H ZETT Mさんはいつ頃からゲスの極み乙女。のことが気になっていたんですか? H ZETT M:2013年とか2014年ぐらい

    H ZETT M×ゲスの極み乙女。ちゃんMARI対談 二人が音楽家・鍵盤奏者として大切にしていること
  • BiSHはBiSの最初期と最末期が混在しているグループだーー初ライブ現場を体当たり評論

    BiSHは、かつてのBiSでの熱狂を求める者たちの受け皿に、まずはなることができた。それを確認することができたのが、2015年4月30日に渋谷TSUTAYA O-nestで開催されたVampilliaの主催イベント「いいにおいのするいきのいいやつらTOKYO」だった。 ライヴの一番手であるVampillia課外活動セットは、ヴォイオリンが響くなかで、ヴォーカルがポエムリーディングのように「エクスタシー」という言葉を繰り返す。耽美的にしてドラマティックな演奏だ。 その演奏が終わると、ミッキーマウスの耳と鼻をつけている以外は人間のままの男性が、高い声を発しながらステージに現れた。何者かと思っていると、そのままギターをセッティング。ギターの/japanだった。他のメンバーがその姿を「Vampilliaの最高傑作」と呼んでいたが、最高傑作かはさておき、たしかに唐突極まりなかった。そして、ヴォイオリ

    BiSHはBiSの最初期と最末期が混在しているグループだーー初ライブ現場を体当たり評論
    goturu
    goturu 2015/05/03
  • RHYMESTERは今のスタイルをどう掴みとったか?「やっぱり、オレらはライヴ・バンドなんだ」

    RHYMESTERのニュー・シングル『人間交差点/Still Changing』は、この4半世紀のキャリアを持つラップ・グループの新たな季節の始まりを告げる作品である。彼らはレコード会社を移籍、レーベル<starplayers Records>を設立、5月10日には初のフェス<人間交差点>を開催するという節目にあるわけだが、90年代、日のラップ・シーン発展期の中核を担った2MC+1DJは、ベテランの座にあぐらをかかず、巨大なフェスで、若いJ-ROCK・バンドと競うようにステージを駆け回り、観客を盛り上げている。もしくは、日のラップ・ミュージックの歴史を振り返り、また、現在のマーケットを見回してみれば、RHYMESTERこそが、ほとんど唯一、音楽的にも、商業的にも挑戦し、そして、成果を挙げ続けているグループだということが分かるだろう。果たして、タイトルにも表れているように、様々なアーティ

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    goturu
    goturu 2015/05/01
  • 「千本桜」はなぜ国境を越えて愛されるのか? CTS feat.初音ミクの動画が英語圏で話題を集める背景

    「千桜」はなぜ国境を越えて愛されるのか? CTS feat.初音ミクの動画が英語圏で話題を集める背景 2011年9月にインターネット上に公開されてから約3年半。ボーカロイドのシーンから生まれた数々の楽曲の中でも、「千桜」は今や世代や国境を超え、群を抜いた人気を誇っている。 黒うさPによって投稿されたオリジナル曲は、2014年3月23日現在で860万回以上の再生回数を記録。数々の「歌ってみた」動画も投稿され、JOYSOUNDのカラオケ年間ランキングでは2012年から2014年にかけて3年連続で第3位にランクインしている。まらしぃによるピアノカバーや和楽器バンドによる演奏など様々なジャンルのカバーも公開され、昨年には演歌歌手・小林幸子も日武道館公演で“持ち歌”として熱唱した。 さらに、2015年3月には“覆面LEDユニット”CTSが、初音ミクとコラボした形でこの曲をダンスミュージックのス

    「千本桜」はなぜ国境を越えて愛されるのか? CTS feat.初音ミクの動画が英語圏で話題を集める背景
    goturu
    goturu 2015/03/26
  • ヒャダインが明かす、人気音楽作家となるまでの日々「動画サイトで自分は間違っていないと確認できた」

    音楽を創る全ての人を応援したいという思いから生まれた、音楽作家・クリエイターのための音楽総合プラットフォーム『Music Factory Tokyo』が、ヒャダインのスペシャルインタビューを公開した。 同サイトは、ニュースやインタビュー、コラムなどを配信するほか、クリエイター同士の交流の場を提供したり、セミナーやイベント、ライブの開催など様々なプロジェクトを提案して、未来のクリエイターたちをバックアップする目的で作られたもの。コンテンツの編集には、リアルサウンド編集部のある株式会社blueprintが携わっている。リアルサウンドでは、今回公開されたヒャダインのインタビュー前編を紹介。同記事では、歌手としてもメジャーデビューする一方で、ももいろクローバーや郷ひろみなどの幅広いアーティストを手掛け続けている彼に、作家を目指したきっかけや影響を与えた音楽、多忙な毎日の過ごし方などについて話を訊い

    ヒャダインが明かす、人気音楽作家となるまでの日々「動画サイトで自分は間違っていないと確認できた」
  • フェスシーンの一大潮流「四つ打ちダンスロック」はどこから来て、どこに行くのか?

    ここ数年、邦楽ロックシーンを巡る一つのバズワードと化している「四つ打ち」。特に2010年代のロックフェスの現場においては、そのブームはもはや無視できないものになっている。2013年にKANA-BOONがブレイクを果たし、キュウソネコカミやKEYTALKなどが注目を浴びる中で、速いテンポのダンスビートとキャッチーなメロディでオーディエンスを踊らせ、それをバンドの人気に繋げていく風景が可視化されるようになった。 同時に「四つ打ちダンスロック」が明らかなバンドシーンのトレンドとなったことで、「四つ打ちは飽和して終わりに向かっている」「次は何が来るのか」と言った論調も見かけるようになった。 しかし、実のところはその言葉が示すものが人によって違っていたり、捉え方が様々だったりするのも事実。そこで、この記事では、改めて「四つ打ちダンスロック」がどこから来て、どこに行くのかを明らかにしていこうと思う。

    フェスシーンの一大潮流「四つ打ちダンスロック」はどこから来て、どこに行くのか?
    goturu
    goturu 2014/11/10
  • OSTER projectが語るボカロシーンの変化「今は視聴者も多様な曲を受け入れる体勢ができている」

    2007年に初音ミクブームの火付け役の一端を担った楽曲「恋スルVOC@LOID」を手掛け、現在もボーカロイドシーンの先駆けとして活躍を続けるOSTER project。彼女が4月23日にリリースする『Attractive Museum』は、OSTER projectの特徴であるキュートな楽曲に加え、「Music Wizard of OZ」では20分という収録分数でミュージカル調の楽曲を繰り広げるなど、音楽的なチャレンジを盛り込んだアルバムとなっている。今回リアルサウンドでは、ボーカロイドシーンに黎明期から関わる彼女に、自身のルーツや初音ミクとの出会い、シーンの変化などについて語ってもらった。 「クリプトン社さんのページを巡回するのが趣味でした」 ――音楽を作るようになったのはいつ頃からですか。 OSTER project(以下:OSTER):実際にパソコンを使って音楽を作り始めたのは13歳

    OSTER projectが語るボカロシーンの変化「今は視聴者も多様な曲を受け入れる体勢ができている」
  • 「初音ミクを介してローティーンにBUMPの歌が届いた」柴那典+さやわかが語るボカロシーンの現在

    柴那典×さやわか 『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』刊行記念対談(後編) 2014.04.15 19:45 音楽ライターの柴那典氏と物語評論家のさやわか氏が4月6日に五反田のゲンロンカフェで行ったトークセッション『★さやわか式☆現代文化論 第6回『初音ミクの真実!』さやわか×柴那典』の模様を取材。前編【初音ミクはいかにして真の文化となったか? 柴那典+さやわかが徹底討論】では、テレビ論や音楽ビジネスのあり方、電子音楽の系譜における初音ミクの存在について会話が展開した。後編では、教育の現場などに導入され始めているボカロの現状や、ヤンキー文化オタク文化について語り合った。 「初音ミクが『ここにいるんだよ』って歌うときのエモーションに中二病を感じる」(柴) さやわか:これはあえて聞きたいのですが、柴さんは初音ミクが将来的にもっと普及したら、紅白に出たりするようになるというふうに考えていますか

    「初音ミクを介してローティーンにBUMPの歌が届いた」柴那典+さやわかが語るボカロシーンの現在
  • 初音ミクはいかにして真の文化となったか? 柴那典+さやわかが徹底討論

    柴那典×さやわか 『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』刊行記念対談(前編) 2014.04.14 13:00 音楽ライターの柴那典氏が、初音ミクや同人音楽などボーカロイド文化の隆盛について、音楽史的な視点から考察した著書『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(太田出版)が4月3日に発売された。今回リアルサウンドでは、同氏が先日4月6日に五反田のゲンロンカフェで行った、物語評論家のさやわか氏とのトークセッション『★さやわか式☆現代文化論 第6回『初音ミクの真実!』さやわか×柴那典』の模様を取材。テレビとネットの境目で発生しているコンテンツの移り変わりや、同人即売会におけるCDの売れ行きなど、様々な話題を存分に語り合った。 「30代より上と10代前半でものすごい文化の断裂がある」(柴) さやわか:こののおかげで、初音ミクについてわざわざ説明しなくても「読んでおいてね」で済むようになったので、非

    初音ミクはいかにして真の文化となったか? 柴那典+さやわかが徹底討論
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