「キログラム」国際基準見直し 10月22日 4時6分 フランスのパリで行われた国際機関の総会で、重さの単位「キログラム」を定義する国際的な基準がおよそ120年ぶりに見直されることが決まりました。 重さの単位「キログラム」は、パリ郊外にある国際機関「国際度量衡局」に厳重に保管されている「キログラム原器」と呼ばれる高さ4センチほどのプラチナとイリジウムの合金の円柱型の分銅が1889年以来「1キログラム」の基準となってきました。しかし、この分銅は、過去に汚れを落とした際に重さがごくわずかに減ったことが確認されており、長い年月を経て、重さが変わることが懸念されてきました。このため、17日からパリで行われてきた「メートル条約」の加盟国の総会で、今後の対応を協議した結果、最終日の21日、この分銅による基準をおよそ120年ぶりに見直すとする決議が全会一致で採択されました。今後は、日本の独立行政法人の産業