埋葬、自衛隊頼み 災害派遣で初、通常支援へ影響懸念2011年4月4日7時32分 印刷 Check 身元不明の遺体を埋葬する自衛隊員。ひつぎを納めるたびに敬礼をしていた=3日午後1時23分、宮城県東松島市、竹花徹朗撮影 安置されている遺体の数 東日本大震災の被災地の市町村が、身元不明の遺体の搬送や埋葬に苦慮している。民間業者はガソリン不足や遺体の扱いの難しさから、十分に対応できない。現在は務めを担っている自衛隊も、通常の災害支援活動に影響が出ないか懸念が出ている。 3日、宮城県東松島市の霊園。陸上自衛隊美唄駐屯地の第2地対艦ミサイル連隊の約30人が、トラックで31人の遺体を搬送してきた。ひつぎをゆっくりと荷台から降ろして丁重に墓穴に納め、最後は号令に合わせてひつぎに向かって敬礼する。3人の僧侶が傍らに立ち、お経を唱えた。 津波の被害が大きかった東松島市では、身元不明の遺体が増え続けている。市
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