大きく進化した日本語TeX環境 新しいLinuxマシンで、とりあえず日本語TeXを使えるようにするまでの時間は、ここ数年で信じられないほど短くなりました。それもこれも、TeX Liveが2010で日本語に完全対応してくれたおかげです。 いまのように「TeX Liveをインストールするだけ」となる以前、Linuxで日本語TeX環境を整備するのは、ほとんど腫物に障るようなものでした。 ディストリビューションの各種パッケージから必要なものを適切な順番にインストール、フォントの実体ファイルへのシンボリックリンクをTEXMF以下に作成、mktexlsrを実行、otfパッケージを手動でインストール、mktexlsrを実行、dvipdfmxの設定ファイル群を編集、mktexlsrを実行。 なんとかインストールを終えてplatexを実行し、dvipdfmxにかけると、なぜかPDFのしおりが文字化けしてしま