タグ

ブックマーク / www.buildinsider.net (33)

  • C# 7.0で知っておくべき10の新機能(前編)

    *1 サンプルコードの動作確認はVisual Studio 2017と.NET Core 1.1.1の組み合わせで検証している。また、Linux環境においても、Red Hat Enterprise Linux 7.3に.NET Core 1.1.1を入れた環境で動作確認をしている。正式版で仕様が変更される可能性もあるので、ご了承いただきたい。 前のバージョンであるC# 6.0はコード名“Roslyn”と呼ばれるオープンソースのコンパイラープラットフォームとともにリリースされた一方、言語機能については使い勝手の向上を中心とした控えめな機能追加であった。C# 6.0がリリースされた後、.NET Coreが発表され、C#を含めた.NET RuntimeはLinuxmacOSでもサポートされるという大きな変化があった。また、コンパイラー、ランタイム、クラスライブラリなどC#および.NET Cor

    C# 7.0で知っておくべき10の新機能(前編)
  • Xamarin.Formsでローカルデータベースを使用するには?

    ← 前回 連載 INDEX 次回 → 1. ローカルデータベース ユーザーが扱っているデータを、アプリを終了しても次回起動時に、再度扱いたい場合がある。このような場合、ローカルのファイルシステムやクラウド上にデータを保存する仕組みが必要になる。 今回は、そのための手法の一つとして、簡単にローカルにデータベースを構築できるSQLite.Netの使用方法を紹介する*1。 *1 なおTipsは、Windows上でVisual Studio 2013を使用してXamarin.Forms開発をすることを前提としている(※編集部注: Mac上のXamarin Studioでも同様の手順で、稿の内容が実現できることは確認している)。使用しているXamarin.Formsのバージョンは、プロジェクト作成時に利用されている「1.3.1.6296」である。 2. Xamarin.Formsプロジェクトを作

  • nullが生まれた背景と現在のnullの問題点 ― null参照問題(前編)

    Cの系譜を継ぐC#ではnullが長らく使い続けられてきたが、最近ではその存在が大きな問題だと認識されている。前後編でこの問題を取り上げ、今回(前編)はnullを取り巻く事情について考察する。 ← 前回 連載 INDEX 次回 → 近年、nullの存在は、billion dollar mistake(10億ドル規模の損失をもたらす過ち)と呼ばれるくらい忌避されるものになっている。 nullは、低コストでそこそこ安全に参照を扱えるという意味で悪くない妥協ではあるが、技術が進歩した現在ではもう少し賢い参照の扱い方があるはずである。C#のように、これまでnullを認めてしまっているプログラミング言語で、今からそれを完全になくすというのは現実的ではないが、nullに起因する問題を少しでも避ける手段はこれからでも追加していけるだろう。 今回は、nullが生まれるに至った背景から始め、nullが抱える問

  • csi.exeコマンド登場! C#スクリプト(.csx)やREPLを動かそう

    Visual Studio 2015 Update 1で追加されたREPL関連新機能を紹介。コマンドラインで実行できるC#スクリプトやIDEに搭載された[C# Interactive]の使い方も解説する。 Visual Studio 2015 Update 1(以下、Update1)が米国時間で10月30日に公開された。執筆時点ではまだ、Visual Studioの[拡張機能と更新プログラム]には表示されないようだが、次のリンク先(※インストーラーへの直リンク)からダウンロードしてインストールできる。 Visual Studio 2015 Update 1のダウンロード Update1の新機能の1つとして、C#スクリプト(.csx)とC#のREPL(Read-Eval-Print Loop: 対話型評価環境)がある(※Visual Basic向けは今回リリースされていないが、将来、提供予定

    csi.exeコマンド登場! C#スクリプト(.csx)やREPLを動かそう
  • C#における構造化ログの手法、そしてデータ可視化のためのDomoの薦め

    最近、より重要性を増しているログ。グラニではログをどのような方法で扱っているのか、そして、その根底にあるグラニのポリシーとはどんなものだろう。 ← 前回 連載 INDEX 次回 → グラニにおけるログの扱い ログは「障害対応の際の異常の確認」や「パフォーマンス改善」などのインフラ関係を目的とした利用から、ビジネス上の解析まで、さまざまな用途で使われます。非常に重要なものですが、Windows環境における.NET Web開発において大きく欠けているプラクティスがこのログの扱いです。 テキストファイルに、人の読めるバラバラのフォーマットのログを吐く。いまだにそんな旧態依然とした手法から脱却できず、ログの扱いといったところで、「ロガーをlog4netにするかNLogにするか」というレベルにとどまっているのではないでしょうか? というのはあまりにも偏見ですが、しかし、Fluentdの活用を始めとし

    C#における構造化ログの手法、そしてデータ可視化のためのDomoの薦め
  • 「using CSharp;」な企業を支える技術方針とベスト.NETライブラリ

    「最先端のC#技術活用」を掲げる会社の開発現場では、どのような技術やライブラリが、どんな理由で使われているのか。C#開発者必読の、勉強会レポート。 連載 INDEX 次回 → 2015年3月25日(水曜日)、Build Insider主催&グラニ共催の勉強会「Build Insider MEETUP with Grani 第1回」を開催した(場所は、六木ヒルズ森タワー15Fにあるグラニのファンスペース)。この勉強会では、下記の2つのセッションがあった。 1A Framework for LightUp Applications of Grani 2Grani's way of thinking Infrastructure 稿は、グラニCTO(最高技術責任者)の河合 宜文 氏が登壇した1のセッション内容の中から、筆者が重要だと感じたポイントを簡潔にまとめたものである。文章によるレポート

    「using CSharp;」な企業を支える技術方針とベスト.NETライブラリ
  • まだ知らない人のための最新Microsoft Azure入門 - Build Insider

    ※紛らわしいが、「Application Service」と「App Service」は別の意味の用語として使っているのに注意してほしい。 コンピューティング(Computing): Virtual Machines/Virtual Machine Scale Sets/Container Service/App Service/Web Apps/Mobile Apps/API Apps/Logic Apps/Functions/Cloud Services/Batch/RemoteApp/Service Fabric データサービス(Data Service): Storage/SQL Database/Redis Cache/DocumentDB/Search/SQL Data Warehouse/SQL Server Stretch Database/Azure Analysis S

    まだ知らない人のための最新Microsoft Azure入門 - Build Insider
  • Xamarin逆引きTips - Build Insider

    Xamarin Workbooksを使用するには?(REPL&リッチテキスト編) C#のREPLアプリとして対話型でコード実行ができるだけでなく、そのコード実行をコンテンツに含めたリッチ文書が作成できるXamarin Workbooksの基的な使い方を解説。 Plugins for Xamarinを使いこなすには?(Device Motion ― 磁気センサー/コンパス編) デバイス固有の機能に簡単にアクセスできるPlugins for Xamarinの一つ、「Device Motion Plugin」プラグインを紹介。今回は、Magnetometer(磁気)センサー、Compass(コンパス)の機能を使う方法を説明する。

    Xamarin逆引きTips - Build Insider
  • C# 6.0で知っておくべき12の新機能

    Visual Studio 2015正式版のリリースで利用可能になったC#言語の最新バージョン「6.0」の新機能を解説する。CTP 5→正式版に合わせて改訂。 連載 INDEX 次回 → 「C# 6.0」と呼ばれているC#の最新バージョンは、Visual Studio 2015*1で利用可能になっている。 この最新バージョンでは、「.NET Compiler Platform」(コード名:“Roslyn”)と呼ばれる新しいコンパイラーが導入されており、静的解析APIの提供など、コンパイラーまわりに大きな変更が行われている。一方、言語機能に目を向けると、async/awaitという大きな機能が追加されたC# 5.0に比べると、一つ一つの新機能自体は小さい。しかし、それらはプログラムをより書きやすくするための機能なので、C#開発者にとってはやはり重要なアップデートとなっている。 そして、これら

  • 分かりやすい記事を書くための原則とテクニック

    「文章を書くのは苦手」という人に向けて、10年以上の編集作業で蓄積してきたノウハウを紹介し、「こうすると、もっと分かりやすい記事が書けるかも」という提案を行う。 ← 前回 連載 INDEX 「文章を書くのが苦手なので……」 編集者をしていると、このように言われてメディア向けに記事やを書くのをためらわれ、結果的に書いてもらえないということがよくある。その方は素晴らしい情報や技術を持っているのに、それを文章として記録し、より多くの人に伝えられないのは、いろいろな意味で大きな機会損失だ。 確かに、勉強会やカンファレンスなどのイベントに登壇して発表するなど、他にも情報を公表する手段はある。でも、何千人、何万人という人の前で登壇する機会はまれであるし、記録映像やスライドが視聴・閲覧できるとしても、やはりその視聴数は、やWeb記事の購読者数にはなかなか及ばないだろう。しかも文章にしておけば、再確認

    分かりやすい記事を書くための原則とテクニック
  • Xamarinの基盤となっている「Mono」と、C#コンパイラー「mcs」

    ← 前回 連載 INDEX 次回 → 前回は「Xamarinが何を提供しているのか?」について説明した。 Xamarinは、テクノロジーとしては.NET FrameworkとC#の上に成り立っているが、ソフトウェアの基盤はこれらの技術の独自実装であるMonoの上に成り立っている。Monoについての理解が深まれば、Xamarin製品の理解も深まることになろう。 そこで今回と次回は、このMonoについて解説しよう。 * Xamarin 2.0のリリースに際して、「Mono」の名前が「Xamarin」になったと思われていることもあるようだが、そうではなく、Monoは従来のままのオープンソースプロジェクトであり、XamarinはMonoを主にモバイル開発製品に適用しているということになる。 Monoの歴史的な成り立ち MonoプロジェクトのリーダーであるMiguel de Icazaは、来はLi

  • 人気上昇中のJavaScriptライブラリを調べてみた[ジャンル別に比較]

    連載 INDEX 次回 → こちらのページで【2015年版】も発表! ■ 2014年が始まり、心機一転で「今年こそはWeb開発を頑張ろう」と思っている人も少なくないだろう。そんな方々に向けて稿では、2013年中に人気が急上昇してきており、「2014年では必須の知識」となりそうなJavaScriptライブラリ(Library)をランキング形式で発表する。 なお、稿のランキング決定では、検索キーワードの流行を調査可能な「Googleトレンド」(「すべての国」「過去 12 か月間」「すべてのカテゴリ」「ウェブ検索」という条件で絞り込み)を使って、ライブラリの人気をジャンルごとに比較した(※ライブラリ名が一般的な英単語の場合、Web検索時に、その英単語にもヒットしてしまう。このノイズがGoogleトレンドでの結果として入り込んでいる可能性が高いことをご了承いただきたい。各ジャンルは、筆者が独自

  • Visual StudioでiOS/Androidアプリが書けるXamarinを試してみた(iOS編)

    新登場のXamarin for Visual Studioとは? 「iOSのネイティブアプリをWindows上で作るって、どういうこと?」という疑問に答え、実際にiOSアプリ開発を試してみる。 連載 INDEX 次回 → 筆者はVisual Studioの利用経験が10年以上と長く、その使い勝手の良さや、開発生産性をとても気に入っている。もちろん、EclipseやXcodeのようなIDE(統合開発環境)もたまに利用するが、「この開発でもVisual Studioが使えるといいな」と思うことは少なくない。これと同じことを考えたことがある方であれば、稿の内容はきっと興味深いに違いない。また、Visual Studioを触ったことがなくても、「Windows上で」iOSやAndroid向けのアプリを開発したい方であれば、稿を一読してその開発方法を知っておくことには価値があるだろう。 正直いっ

    Visual StudioでiOS/Androidアプリが書けるXamarinを試してみた(iOS編)