麻薬カルテルが常に抱える最大の悩みは、製造元から販売先まで麻薬を運ぶ輸送手段だ。今は投獄されてしまったカリ・カルテルのリーダーたちが、まだコロンビアを牛耳っていた、2000年代前半、この悩みを解決する画期的な技術が開発された 。それは、自家製の魚雷と半潜水艇だ。 ミゲル・アンヘル・モントーヤ博士(Dr. Miguel Angel Montoya)は元「運び屋」で、当時、新たな麻薬輸送プロジェクトの指揮を執っていた人物だ。プロジェクトの内容は、簡単な無線装置を魚雷に取り付け、それを然るべき引き船につなぐ。このシステムの完成により、麻薬輸送にまつわる悩みはほぼ解消されてしまった。海軍のパトロール船に怪しまれると、引き船は、一旦、筒を捨てる。その後、バックアップ船が無線信号を頼りに、その魚雷を回収する。開発から数年経った今でも、モントーヤは、麻薬密輸組織が潤沢な資金を投入する研究開発の努力を通関
これは 人工知能アドベントカレンダー の1日目の記事です。 はじめに 本アドベントカレンダーは25日間をかけて、知能、あるいは人工知能(あとで触れますが、正確には汎用人工知能を指す)について、それを理解しまた実現する技術について、広く浅く解説と紹介をします。 ここでいう人工知能は、後述するように一般に考えられている人工知能(Artificial Intelligence) ではなく、汎用人工知能 (Artificial General Intelligence, AGI) であり、一言で表すなら、「人と同じような知性をもった機械」を考えます。ただし、以降は特に断りのない限り、AGIの意味で単にAIといいます。AIとAGIの違いについては、以前の記事 人工知能は Deep Learning によって成されるのか? - Sideswipe を御覧ください。こちらは今回のシリーズで扱う内容の概要
JR西日本と須磨海浜水族園は、カメによる列車遅延を防ぐ技術を開発したと発表しました。そもそもなぜ、カメによって列車が遅れるのでしょうか。その原因も判明したといいます。 踏切を渡るカメが問題 JR西日本と須磨海浜水族園(神戸市須磨区)は2015年11月24日(火)、「カメによる列車輸送障害を防ぐ技術」を協力して開発したと発表しました。 毎年夏になるとJR西日本では、列車の進路を切り替えるポイント(分岐器)にカメが挟まり、その切り替えができなくなって、列車に遅れが生じることが問題になっていたとのこと。 そこで須磨海浜水族園へ相談し、様々な実験と思考をくり返した結果、カメがポイントへ挟まらないようにする技術を確立。これまで事象が最も多発していた和歌山線のJR五位堂駅(奈良県香芝市)付近では今年、まったくそれが発生しなくなったそうです。 左がポイントに挟まったカメ、右がU字溝へ落ちたカメ(写真提供
文明の栄枯盛衰を物語る残滓とも言うべきこの人工鉱石「フォーダイト(デトロイト瑪瑙)」は、アメリカ、ミシガン州デトロイトの廃自動車工場の床や壁から採取されたものだ。 20世紀当初、車の塗装は手作業で行われていた。床や壁に飛び散ったエナメル塗料は、そのままの状態でまた次の塗装作業が行われ、何層にも積み重ねられていった。それが月日を経て固まっていき、それを研磨したものがこの美しいフォーダイトとなっていったのである。
もはや現金だけでなくクレジットカードも不要な世界に、将来的にはなっていくのかもしれません。 クレジットカード発行大手のJCBが、「手のひら」を使った決済方法の確立を目指した実証実験を開始させているようです。JCBが公式リリースにて発表しました。 JCB、手のひらによる決済の実用化に向け、海外での実証実験を開始 日本発唯一の国際ペイメントブランド運営主体である株式会社ジェーシービーは、富士通株式会社および富士通フロンテック株式会社(以下、両社あわせて:富士通)と、手のひらの静脈認証技術を用いた決済スキーム(以下、「本決済スキーム」)の実証実験を、2015年10月に国外にて開催するパートナー企業向けのカンファレンスの場で実施します。 本決済スキームは、世界最高レベルの認証精度と耐偽造性能を誇る富士通の静脈認証技術と、国際ペイメントブランドJCBのネットワークを融合させ、あらかじめ手のひらの情報
基礎杭の種類 (https://www.inoue-s.co.jp/kadai/products/pile_technical2.html より) 一口に“基礎”といってもさまざま。普通の人が思い浮かべる“基礎”といえば“直接基礎”(一軒家のベタ基礎なんかがこれ)になると思うが、ビルやマンションなどになるともっと大掛かりなものになる。 (杭の種類と適用杭径と深度 | ヒロワーク工法 web site より) 細かいことを言い出すとめんどくさいのでザックリいうと、 既製杭:電信柱みたいなのをよそからもってきて打ち込む杭 場所打ち杭:その場で穴を掘り、鉄筋とコンクリートを埋め込んで杭にする という違いはあるんだけど、“支持層”と呼ばれる固い地盤まで杭をのばす点では、まぁまぁ、似たようなもんだと思う。知らんけど。 (既製杭の施工現場(室蘭市/中島本町汚水中継ポンプ場 より)。一般的に発電機(お尻
SCIENCE CHANNELは、Science Portal・Science Window と統合し、 新たな科学情報サイトとして生まれ変わりました。
台風18号による大雨により、鬼怒川の堤防が決壊し、大きな被害が出ている事はご存知と思います。TV局も救助の様子を中心とした映像を流していますが、国土地理院は被害状況をドローン撮影し、ネットで公開しています。有人ヘリと比べて低い高度で川の上から撮影した映像など、テレビ局のそれとは違った視点からの映像が衝撃的です。 上記の動画は国土地理院がネットで公開したものが、2つで1GBを超える大容量になっていたため、多くの方に見れるよう国土地理院の規約に則ってYouTubeに転載したものです。鮮明かつ安定した動画で、被災の現場を伝えています。 ドローンの個人利用について法規制が進んでいますが、このような動画からは災害時の被害把握についても有用である事が伺えます。ドローンのマイナス面が目立つ事件が多かっただけに、このような非常時における役割について改めて注目されも良いのではないでしょうか。 映像出典:国土
http://anond.hatelabo.jp/20150720190643の続編。 電気屋的にはNHKニュース、http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150722/k10010162021000.htmlでほぼ完結で特段疑問は残らないんだけど、ブコメ http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20150722/k10010162021000.htmlを見ると結構勘違いしている人が多いようなので多少フォローしてみる。 おさらい・なんで人が死んだの?電気さくではなかったからです。 法令上定義されている電気さくではありませんでした。今回の事故の原因となったブツは「交流を流しっぱなしにしてある裸電線」です。 前回書いた平成21年の淡路島で起きた死亡事故も電気さくの事故でなく「100Vの電気が剥き身で流
「私はロボットではありません」という文字の隣のチェックボックスをクリックしてチェックを入れるだけで済む。 米Googleは12月3日、人間とボットを識別するための変形文字reCAPTCHAを進化させ、変形文字を使わずにユーザーを識別できる「No CAPTCHA reCAPTCHA」を開発したと発表した。Webサイト向けにAPIの提供を開始している。 reCAPTCHAやCAPTCHAはWebサービスの不正利用を防ぐ目的で、画面に表示した変形文字をユーザーに読ませて入力させることで、相手が人間であることを識別する仕組み。ユーザー登録などの際に広く使われているが、ユーザーにとっては手間がかかるうえ、技術の進歩によって不正を防ぐ仕組みとしてのCAPTCHAは通用しなくなりつつあるという。 こうした現実に対応して、「ロボットかどうかを直接ユーザーに尋ねた方が簡単」と考えて開発されたのがNo CAP
誰もが一度はイラっとさせられたであろう文字認証「CAPTCHA」。ユーザがコンピュータで無いことを確認するセキュリティ機能のひとつですが、近年、これを解読することは「本のテキスト化」に協力することと同義になりました。同システムの開発者でクラウドソーシングも発案した起業家、Luis von Ahn(ルイス・フォン・アン)氏が、7億5,000万人が参加するプロジェクトが生まれたキッカケを語ります。(TEDxCMU 2011より) 誰もが一度はイラっとさせられるCAPTCHA(キャプチャ) ルイス・フォン・アン氏:このように、ゆがめられた文字の並びを読んで埋めるタイプのウェブフォームを見たことのある人は何人いますか? これを見て本当にいらいらすると感じた人は何人いますか? はい、すばらしいですね。私がこれを発明しました。私がこれを発明したメンバーの1人です。 (会場笑) これはCAPTCHAと呼
初めて秋葉原に来たときの興奮を覚えているだろうか? 愛知の片田舎でパソコン通信で遊んでいた筆者が初めて秋葉原にいったのは、確か16のときだ。青春18切符を使って大垣発の深夜電車に飛び乗りコミケのついでに秋葉原を見に行った。 「秋葉原にはなんでもある!!!!!!!」 そのときの衝撃は今でも忘れられない。celeronのCPUも、最新のPD(光磁気)ドライブも、怪しい裏ソフトも、同人誌の専門店もある! 雑誌やネットでしか見たことないものが、ここにはすべてそろってるんだ! 「シンセンにはなんでもある!!!!!!」 先日、中国のシンセンに旅行にいき、全く同じ興奮を思い出した。 人生の角度をねじ曲げるほどの強烈なインパクトを味わい、少しでもブログに残そうとおもった次第だ。 本レポートは2014年8月5日~10日に、"世界の工場"である中国のシンセンに旅行にいってきたときのものだ。DMM.makeを担
いつになったら免許証を車に差し込むようになるのか Tweet 1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/31(木) 00:18:35.75 ID:XP22Pesa0.net 盗難→すぐみつかる 無免許→運転できない 最高じゃないか 2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/31(木) 00:20:17.19 ID:yywKGGK00.net 挿しっぱなしにする奴が出てくる 13: まんまん ◆oman.JuJu. 2014/07/31(木) 00:36:05.08 ID:t7Pn9Ytf0.net >>2 免許証抜かないとキー抜けないようにすればいい 3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/31(木) 00:20:21.51 ID:6YKQpJH90.net 天才あらわる 4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りし
パブリックドメイン化した映画「ローマの休日」の動画データを、フロッピーディスクにも収まる1.38Mバイトにまで圧縮した強者が、その画面の様子をニコニコ動画にアップしています。 「来たるフロッピィ時代。ITいわゆるフロッピィ等々ですべてが出来る法律なので、映画を入れてみました。その結果が廃ビジョンですよ。」――動画の説明文では、麻生太郎さんの過去の発言をもじりながら、動画の詳しい仕様を説明してくれています。圧縮規格はH.264らしいのですが……もはや何が映っているのか分からないでござる。よく訓練されたファンなら、何のシーンか分かるかもしれません。 ワクテカだぜ!!! ファッ!? 船上かどうかすら分からん advertisement 関連記事 鼻歌が勝手にミクの声になる! 画期的技術を暇な学生(?)が開発 鼻歌歌いながら歌詞をタイピングすると、ミクさんがリアルタイムに歌ってくれるぞ! すげえ!
日本には古くから 「職人」 と呼ばれる尊敬すべき方々がいます。 刀鍛冶にせよ料理人にせよ、 一つの道を究極のレベルにまで高めようとする職人さん方の努力により、 今日の日本の文化は発展を遂げてきました。 時には精密機械ですら難しい神業を私たちの前で軽々と披露してくれることもあります。 本動画は、大工さん達がかんなで木材を削り、その削りくずの薄さを競う大会を撮影したものです。 緊張や動揺によって手を震わすことも無い職人さん達の熟練技は見事としか言いようがありません。 多くの外国人視聴者も彼らの職人技を高く評価しており、 惜しみなく賞賛のコメントを寄せています。 特に、硬いイメージしかない木材が紙のようにペラペラになる光景はよほど衝撃的だったようで、 多数のアメリカンジョークが飛び交っていました(笑) 動画 以下、この動画に対する海外の反応 ■ 一方、日本では…。 アメリカ ■ 画質が360pだ
親友のH君を夢中にさせた一眼レフカメラ 「ミノルタで決まりさ」と、同級生のH君は得意顔で言った。 「みんなブランドに惑わされてる」 中学2年生の夏、1971年ごろだったと思う。H君は父親に一眼レフを買ってもらえることになり、ここのところ「アサヒカメラ」のレビューページを熟読する毎日だったのだ。100%理系の頭脳を持ったH君にとってはスペックやテストの数値が総ての判断材料であり、その中で群を抜いていたのがミノルタだったらしい。 実機が見たいということで彼は僕を「日本カメラショー」に誘った。そのころのカメラショーは、全国の有名デパートを行脚するのが通例だったのだ。 僕らは土曜の放課後にデパートに立ち寄り、最上階の催事場に向かった。カメラショーは予想どおり大盛況で、ニコン、キヤノンのブースは行列ができていた。今はなきペトリ、ミランダ、コーワなどのメーカーもまだ健在で、活気にあふれていた。 H君は
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