運送のプロにとって「延着」は論外だが、安全を考えて早く到着したにもかかわらず、文句を言われるなら心外だろう。 しかし、そうした納得できない現実が運送現場では日常的に繰り返されているという。「分刻みの到着時間指定」が珍しくなくなっている現状では、「万一のことも考えて早めに到着する」というケースまでも責めに遭うことになる。 建設現場へ資材などを運び込む仕事では、近隣住民への配慮から「特に細かな時間指定を求められる」(広島市の運送会社)というが、その注文にこたえるドライバーの苦労は少なくない。 例えば、「『オタクのトラックは午前10時12分に現場に入ってくれ』と分刻みで指定されるのが通常。早く着いたから、下見をしようと現場前を素通りすることも『住民への配慮』から禁止。到着時間の猶予幅は指定の前後5分しかないにもかかわらず、見えないほど遠くで待機するように求められる」と説明する。 円滑な積み下ろ
東日本大震災の犠牲者を慰霊する羽黒山伏たち=福島県相馬市で2011年6月18日午後7時29分、佐々木順一撮影 「つらい。だけど前を向かなきゃ」--。東日本大震災から100日目の18日、被災地各地で営まれた慰霊祭では、多くの遺族がいまだ癒えぬ悲しみに沈む一方、懸命に復興への誓いを立てる姿もあった。 ◇石巻市 児童74人と教職員10人が死亡・行方不明になった宮城県石巻市立大川小の合同慰霊祭には約350人が参列した。市内の会場に設けられた祭壇には子供たちの写真が飾られ、柏葉照幸校長が「命を助けられなかったこと、本当にごめんなさい」と語りかけた。 震災から四十九日の日に三女愛さん(12)が遺体で見つかった狩野あけみさん(42)は「日がたてば落ち着くかと思ったが、かえって愛がいないことが胸にしみてきてつらい。でもPTA会長が『いつまでも下ばかり見ていても子供たちは喜ばない』と言っていたので、前を向か
May 24, 2011 石炭火力発電所が発電を渋るという不思議。中国の場合 (1) テーマ:中国&台湾(3294) カテゴリ:中 国 界 悔しいが、きょうの日経の中国電力事情の報道にはビックリした。 わたしなりに真偽のほどを確かめてみたら、実際そういうことらしい。 ことしの中国、とくに上海周辺や広州周辺 (華東・華南地域) は過去最大の電力不足になるだろうというが、その理由に驚いた。 運転可能な石炭火力発電所でも、値上がりした石炭を燃やして発電すればするほど赤字になるからと、運転をとめている発電所が多数あるからだ。 常識的にいえば、石炭火力は発電単価が原子力と並んでもっとも安いので、できるだけ稼動させるものだ。 ベトナムなど新興国では、新設火力発電所はガスタービン発電所よりも発電単価の安い石炭火力が好まれる。 その常識にまったく反する現実が、いま中国で進行中である。 発電と送電を分離して
金子良事さんのつぶやき http://twitter.com/ryojikaneko/status/36234846586155008 >強い者に媚び、弱い者を蔑むのと、弱い者に媚び、強い者を蔑むのはコインの裏表である。どちらもその卑しさにおいて大差ない、と僕は思うが、この意見自体も強い者に媚びてはないものの、残念ながら、前者のカテゴリーに属しているというべきだろう。 ちょっと違う。 というか、そもそもで言えば、「強い者に媚び、弱い者を蔑む」ことと「弱い者に媚び、強い者を蔑む」(という言葉自体が論理的に矛盾を孕んでいるが)は非対称的。 しかしながら、社会の現実としては、まさに金子さんが描くような事態が存在するのも確か。 それは、現代社会では「弱者」という名のラベルが相手に対する権威として機能し、そのラベルの前にひれ伏させる力を持っているから。 その「弱者」の味方をして「強者」を罵ってみせる
つーかそもそも、民主党政権自体が、新自由主義と所得再配分の再編強化という二つの相反する概念を、官僚叩きという接着剤*1で無理やり論理的に成立するようにしてできたんだから、官僚排除を転換した以上、どちらかを取るしかなくなるのは自明だと思うんだけどな。 (参照) ここまで堕ちたか菅政権! ついに「人頭税」を検討へ - kojitakenの日記 所得にかかわらず、国民に等しく一定額の拠出を求める案。これって、あの竹中平蔵が冗談半分に「理想の税制」と言ったという「人頭税」ではないか。 冗談じゃない。人頭税は、消費税よりもっと逆進性が強い最悪の税制で、かつて人頭税を導入したイギリスのマーガレット・サッチャーは辞任に追い込まれた。 菅首相は21日、省庁間の政策調整について、閣僚・副大臣ら政務三役だけでなく、次官・局長らによる調整も容認する方針を示し、「政治主導」の名の下に官僚を排除してきた姿勢を大きく
社会的現実は矛盾する諸要素の組み合わせです。表面的な既成事実に固執せず、隠れた部分を探る姿勢、新局面を切り開く努力が前進につながります。 「沖縄の皆さんにとって辺野古はベストの選択ではないが、実現可能性を考えたときベターな選択ではないか」−米軍普天間飛行場の辺野古移設に関する菅直人首相の発言は、「理想的」「現実的」と読み替えが可能です。ここに沖縄県民は「国家の暴力」のにおいを感じ取ったことでしょう。
現実主義者らしい決断をするのか。それともあくまでも理想を守ろうとするのか。首相の判断次第で、政権のタカ派的な本質がはっきりとする重大な局面が近づいている▼政府は、年内に策定する防衛大綱に武器輸出三原則の見直しを盛り込む方向で最終調整に入ったという。平和国家の理念より、防衛産業の代理人になったかのような政権の姿には、失望するばかりだ▼三原則見直しを提言したのは党の外交・安全保障調査会。仙谷由人官房長官、前原誠司外相、北沢俊美防衛相が協議し、提言の基本的な方向性を尊重することで一致したという▼兵器の国際共同開発・共同生産という潮流に乗り遅れ、技術的な鎖国状態になるとして、三原則見直しを強く求めてきたのは防衛産業だ。特定の業界を保護するために理念を捨てるということなのか▼世界的な流れといっても「共同開発とは名ばかり。米国が友好国からカネだけ集める奉加帳方式」との自衛隊幹部の本音(四日付「核心」)
地球と宇宙(98) 覚醒(56) 生命の進化(42) 軍事的カオス(26) 疾病と大量死(89) 資本主義の終焉(40) 自然災害(90) 中国(77) 韓国と北朝鮮(51) 食料危機(16) 不思議(58) 環境(110) 事件・事故(37) 資料保存(99) アメリカの憂鬱(97) リンク ニュースを参照しているニュースサイトや掲示板などのリンクです。 英語サイト ・プレスTV (イラン) ・新華社 (中国) ・中国外務省 (中国) ・プラウダ (ロシア) ・RT (ロシア) ・ロシアの声 (ロシア) ・ハードニュース (インド) ・PTI (インド) ・デイリーメール (英国) ・ストラトフォー (米国) ・スペースウェザー (米国) ・Prison Planet (米国) ・NFJ (イスラエル) ・Earthfiles ・
01« 1234567891011121314151617181920212223242526272829»03 想像の世界でマニフェストを作っていた現政権党ですが、今朝の「新報道2001」にその発言主が出ていたので、もしかしてと思ってとりあえず録画しておいたら、案の定「マニフェストなんかできるわけがない」と開き直られていました。その理屈がとてもおもしろかったので再録しておきます。 山岡賢次議員(民主党): 大臣っていいますけどね。大臣はつい昨日まで普通の国会議員だった人がなっているわけですね。あっという間に、その省庁のですね、昔からやっているエキスパートとは、どこの党がやっても現実には不可能なんですね。 可能な範囲はありますよ。でも、全部は不可能なんです。ですから、それはですね、もっと政治家軍が考えてやっていかなきゃならない。 しかし、当然100%はできませんから、それは党内にいろいろの
政治の混迷の度合いがますます深まっている。尖閣、北方領土、円高、デフレ、TPP、それに中国船との衝突映像の流出と、この1カ月ほどを見ても、この先、どのように進展するのか予想もつかない問題が山積し、それを処する政治の方向性も見えない。 さしあたり問題はどこにあるかといえば、民主党の政権運営の稚拙さと政策実行力の脆弱(ぜいじゃく)さということになろう。確かに、鳩山前政権の普天間飛行場移設問題から今回の菅政権の尖閣問題にいたるまで、その政策判断や事態への対応はきわめて杜撰(ずさん)なものであり、そこに小沢一郎(元代表)という爆弾を抱えているということになれば、民主党に政権担当能力ありや、という疑義が発せられるのも当然である。 それはそれで私もそう思う。しかし、もし問題が民主党の未熟さと杜撰さだけにあるなら政権交代が起きれば事態は改善することになろう。だがそれで万事解決というわけにはいくまい。今日
えー、本日は夕刊当番で会社で作業しております。また、本来は昨日が締め切りだったSANKEI EXPRESSのコラム「菅政権考」をすっかり失念していて、きょう慌てて書いている事情もこれあり、あっさりとした(?)エントリとしたいと思います。 昨日の共産党の志位和夫委員長の記者会見メモを読んでいて、これは私自身や産経の主張と変わらないではないかと、思わず同僚記者と笑ってしまいました。例の中国漁船衝突事件の映像に関する志位氏の意見は、以下の通り弊紙の「正論路線」とかなり似ているのでご照会ください。 志位氏:中国の漁船の衝突問題にかかわるビデオの問題です。このビデオがユーチューブで明らかになり、そしてそれを投稿したという人が名乗り出て、今、取り調べを受けているという事態になってます。この段階で私たちの態度を明らかにしておきたいと思います。 ユーチューブにアップされた、明らかになったビデオを見ますと本
「若い人とか、地元以外の人の手を借りなければ、維持は難しいですよね」。傾斜地に築かれた棚田の所どころに、県外の人の名前の書かれた“表札”が立っているのを見て、岐阜県恵那市の男性のつぶやいた。 サミットの合間をぬって参加者が行った松崎・石部の棚田見学会。表札は、維持管理が地元だけでは手に負えないことを端的に示していた。 地形に合わせてさまざまな形の田が段状に連なる棚田。1枚1枚がきれいな長方形で、大型機械を投入できる平地の田(平田)とは違い、田植えや稲刈りなどは、手で行わなければならない作業が多い。上から下へ流れる水が滞らないよう、毎朝1〜2時間の見回りも欠かせない。 松崎町石部の石部地区棚田保全推進委員会の高橋周蔵会長(72)は「3〜4年放置したらまたすぐ元の原野に戻ってしまう」と危機感をにじませるが、「正直、息が上がってきている」とため息をつく。 10年前から一緒に保全に取り組んできたメ
市街地に現れたクマを駆除し人命を守るために活躍してきたのが猟友会のメンバーだ。その全国組織「大日本猟友会」本部に話を聞くと、この3、4日で50を超える非難のメールや電話が相次いでいるという。大日本猟友会は取材に対し、 「クマがどれだけ危険なのか、現実を分かっていない人が多い。人間の命がかかっているのに、クマはかわいい、だとか、クマが可哀想だとか、もうガッカリを通り越して、参ったという感じだ」 と嘆く。批判の中には麻酔銃を使え、山に誘導すればいい、といったものがあるが、どれも突然民家近くに現れた野生のクマに対しては机上の空論だと打ち明ける。 こんな時、良く言われるのは「麻酔銃で捕まえて、山に放してやればいいのに・・・」という話です。しかし、それは麻酔銃や麻酔薬の特性を知らない人の意見です。麻酔銃の弾が当たったら、動物はすぐにバッタリ倒れると思っている人が多いのですが、それはテレビで「野生の王
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