少子・高齢化のもとでの経済成長のエンジンは「プロダクト・イノベーション」である。 本レポートでは、「産業構造の変化による検証、ミクロデータによる事例研究、中間投入を通じてプロダクト・イノベーションの影響を分析した。」ものである。 知見の一つに― 「小売店の売上データを利用した事例研究では、プロダクト・イノベーションの根源的な制約が需要の不確実性であること、規制緩和は成長促進策となりえること」 を述べている。 最終的には、「新興国の中間層」をボリュームゾーンとして重要視している。 新興国をボリュームゾーンにするのであれば、これまでの日本型スタイル(プロセスよいうよりプロダクト重視)で十分であることを逆から言っているような気がするのですが・・・ (ご紹介まで。) <参照元> 「プロダクト・イノベーションと経済成長:日本の経験」 RIETI Policy Discussion Paper Ser