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ブックマーク / andalusia.hatenadiary.org (13)

  • マカオのカジノの話 - andalusiaの日記

    http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20131002/1380696734 どう見てもラスベガスのほうが規模がでかそうな印象があるんだが 私もそう思います。Revenue/Visitor と Revenue のグラフがあるので推測できる通り、Visitor 数はベガスのほうが多いです。なので、今でもベガスのほうが大きいと言っていいんじゃないでしょうか。 あと、EBITDA で、VIP と Mass Market を比べて Mass Market のほうが儲かる、と Economist の元記事にも書いてありますが、ここでなぜ EBITDA を用いるのかは疑問です。税率や償却等の制度が異なる国同士で同業種を比較するのには EBITDA は向いた指標ですが、この場合は同じマカオの中の比較ですからねぇ。 むしろ、VIP は、VIPのご機嫌伺いや、(元記事中で言う)i

    マカオのカジノの話 - andalusiaの日記
    gruza03
    gruza03 2013/10/11
    税率や償却等の制度が異なる国同士で同業種を比較するのには EBITDA は向いた指標ですが、この場合は同じマカオの中の比較ですからねぇ。
  • Re: news - 「原発ゼロで光熱費月3万円超 政府試算、10年比2倍 - andalusiaの日記

    代替手段のコストは112/12 = 9.3倍でないとつじつまがあわないということになる。 高いといわれる太陽光でも、買い取り価格は現時点で販売価格の倍程度。なにをどうすると9倍になるんだ? 太陽光の42円/kWh という買取価格は、電力会社にしてみれば「仕入価格」。販売価格と直接比べることに意味は少ない*1。 そこに物流費用(送電網のコスト)や販管費がのっかって、販売価格になる。 全てを同じ条件、すなわち「仕入価格」で比べると、 となる。普通に、原子力の9倍程度ではないか? さらに、原発を廃止したとしても、なくなるのは燃料費などの「変動費」部分のみ。建設費などの初期投資はもう戻ってこない。*2 ろくに検算していないのは、どちらだろうか? もちろん、それを考慮してなお自然エネルギーという主張も十分あり得る。技術進歩によるコスト低減の見込みが大きいことや、使われたお金が国内に還流する可能性が高

    gruza03
    gruza03 2012/09/09
    ドイツの不安定な電力に対する保険料制度もどうせ導入することになるだろう。何だか金融商品ばかり作ってリスクとコストの上昇ばかりのような印象を受ける。
  • 経済の基本的な理論? - andalusiaの日記

    : _ だそうで。 いやいやいや、確かに池田信夫氏はあれな時も多いですが、主張は「構造改革論」としてぶれてないですよ。需要不足論(デマンドサイド)の話と、構造改革論(サプライサイド)の話は根的に異なるということは踏まえるべきです。 | 今の日で最大の問題は、物価水準ではなく成長率の低下である。 病気の原因は不健康なことだ、とかいうのと同じで、なんの意味もない話ですな。よくもまあ恥ずかしげもなくこんなことを言えるものだ(苦笑)。成長率を上げるのにどうすればいいか?という話をみんなでしてるのに、成長率が低いことこそが問題だ、と得意げに言ってなんの足しになるのだろう。 通貨供給量を減らす目的は、物価が上がりすぎるのを防ぐ以外考えられない。 というあたりから、この人が「構造改革論」の主張を全く読み取れていないことが明らかです。構造改革論では、「成長率」=「TFPの上昇率」≒「イノベーション」で

    経済の基本的な理論? - andalusiaの日記
    gruza03
    gruza03 2012/06/19
    つまり、通貨供給量を減らす(金融引き締めをする)目的は、ゾンビ企業の退出もそのひとつであり、逆に過剰な資金供給はゾンビ企業を生き延びさせ、構造改革の妨げとなる、というのが「構造改革派」の主張です。
  • TPPで日本は台湾化する? - andalusiaの日記

    TPP反対・中野剛志の解説がわかりやすすぎる! : 座間宮ガレイの世界 グローバリストを信じるな - 内田樹の研究室 主にTPP反対派のブログが、多く HotEntry にあがってきています。これらの意見にはブックマークコメントに書いたとおり否定的な私ですが、他方TPP賛成派も「乗り遅れるな」とか「平成の開国」とか抽象的な意見が多くて、地に足の付かない空中戦の様相を呈しています。 私の賛同できるまともな意見は、 輸入自由化は消費者にとって消費に必要な支出の減少をもたらすとともに、価格低下による消費量の増加によってさらに追加的な利益を得ることを可能とする。これは、生産者(農家)の被る損失を大きく上回ることとなり、このために輸入自由化はその国に大きな経済的利益をもたらすことになるのである。の通りなのですが、なかなか「輸入自由化はその国に大きな経済的利益をもたらす」といわれても、その具体的イメー

    TPPで日本は台湾化する? - andalusiaの日記
    gruza03
    gruza03 2011/10/31
    日本以外は、購買力平価ベースのGDPのほうが、名目GDPより大きいということです。これは、国内の物価が安いと言うことです。そして、これらの国/地域は共通して日本より食糧自給率が低いです。
  • 日本企業が太陽光発電分野で勝ち残るには - andalusiaの日記

    @Lilaclog さんの「原発をやめてクリーンエネルギーに移行するのは日再生の鍵にもなる」、反原発・再生可能エネルギーへの注力の方向性に、非常に賛同します。 Germany Trend & Investによれば 現在、再生可能エネルギーへの投資ドイツ国内で200億ユーロ(約2.5兆円)に達し、この業界で雇われている人は34万人に達する。 太陽光発電分野では世界一を誇り、ドイツ企業が世界シェアの42%を占める。 ただ、この認識は少し古いものと思います。 太陽光発電ドイツ企業のシェアが42%もあったのは、ちょっと昔の話と思います*1。 上の資料を見てのとおり、ドイツの世界シェアは20%を切っており、日と一緒に仲良く新興国にシェアを奪われているというのが現状です。 エレクトロニクス産業で、日企業が新興国にシェアを奪われ競争力を失った歴史を、すでに繰り返しつつあるのです。 このような現

    日本企業が太陽光発電分野で勝ち残るには - andalusiaの日記
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    gruza03 2011/05/04
  • 「規模の経済」の誤解 - andalusiaの日記

    http://twitter.com/fromdusktildawn/status/53944857152065536:twitter:detail:left id:fromdusktildawn さんは太陽光パネルを「大規模」に並べる必要があるとお考えのようです*1。 家庭の屋根にちまちま 3〜6kW 程度の太陽光発電設備を設置するより、大規模なメガソーラーを設置したほうが割安だろう、というのは「規模の経済」という考え方を知っている人にとって、自然な考え方に思えます。 しかし実際には、これは間違っています。 を見てお分かりのとおり、家庭用の装置は非家庭用より割安なのです。 理由は、上の経済産業省の資料にも書いてありますが、インバータ(パワーコンディショナ)や架台が個別設計になるためです。家庭用は定型化して量産できるので、「規模の経済」で有利になるのはむしろ家庭用です。 私の先日の日記でも

    「規模の経済」の誤解 - andalusiaの日記
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    gruza03 2011/05/04
  • 大増税時代にはリスクテイクは不利になる(試算付き) - andalusiaの日記

    重税国家における負け組は、高所得サラリーマン 高所得サラリーマンは、会社勤めのため、実際に仕事で使っているものであっても経費で落とせず、来なら課税されるべきでない必要経費にまで重税をかけられまくることも多く、税負担は実際の税率以上に過酷なものになる。 起業にリスクがないのであればそのとおりであると思います。ただし、実際には起業にはリスクがつきものです。実際には、重税下ではリスク回避が有利になるので、安定した大企業や公務員のサラリーマンであることが有利になると考えます。以下で試算をします。 まず、簡単のため所得税だけを考え、さらに所得*1のベースで考えます。 現在は、課税前年間所得が750万円*2のサラリーマンであるとします。ここで、 起業をしなければ、100%の確率でずっと年間所得は750万円のままであるとします。 起業をすれば、50%の確率で成功し、年間所得1,500万円になり、50%

    大増税時代にはリスクテイクは不利になる(試算付き) - andalusiaの日記
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    gruza03 2009/10/15
  • 人権は「普遍的」か? - andalusiaの日記

    では、女性器切除の場合は、andalushiaさんのおっしゃるように、身体の保全と文化的アイデンティティーの尊重という二つの人権の衝突と考えてよいでしょうか?私は衝突とは考えません。 (中略) ある特定の文化・慣習には適用されない人権ならば、それは普遍的な人権とは呼べなくなります。 私はその意見には賛成しません。 憲法学では、「比較衡量」という言葉がよく使われます。そもそも人権は制限され得るという考え方です。 「比較衡量論とは、具体的事件において対立する諸利益を衡量するものであり、人権の限界を明確にするための憲法解釈に不可欠な手続きであると同時に、違憲審査の基準として論じられる(芦辺・憲法学・208頁は、これらを「憲法解釈の方法としての比較衡量論」と「違憲審査基準としての比較衡量論」に区別するが、一般には、後者の意味で用いられることが多い)。違憲審査基準としての比較衡量論は、具体的な事件

    人権は「普遍的」か? - andalusiaの日記
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    gruza03 2009/10/02
  • ソフトウェア特許うざい - andalusiaの日記

    b:id:andalusia 技術者の頃(一応今も技術者のつもりだけど)、仕事で一度特許を申請したことありますが印象はよくないです、正直。/ 言葉遊びというか何というかそういう感覚を持った。 b:id:pollyanna id:andalusia 出願段階?審査?両方?>言葉遊び 私の場合は出願でしたね*1。言葉遊びというと聞こえが悪いですが、弁理士さんとの打ち合わせは正にそういう印象でした。ソフトウェア関係だからなのかもしれません。 あと、ソフトウェアの開発をするときの特許のチェックも困ったものです。まともにやってなんかいられません*2。 正直、今の特許制度は少なくともソフトウェア関係に限れば、害のほうが多いと私は感じています。オープンソース/フリーソフトウェア活動なんかは、特許というしがらみがなければ、いまよりずっと活発になるだろうにと思います。よっぽどの物好きでもない限り訴えられるリ

    ソフトウェア特許うざい - andalusiaの日記
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    gruza03 2009/09/09
  • SaaS という罠 - andalusiaの日記

    また、人月単価商売を考え直さないといよいよ厳しくなってきた。人月モデルはわかりやすいけど、価格競争に弱い。独自性を出しにくい。 (中略) また、「そもそもシステムを作るっていう発想があれだね」っていうSaaS的な何かで「毎月のランニングだけ頂く」仕組みでスケールしたいと考えると思うのだが、それを加速していくとヒト(技術者)が要らなくなるってことだから、SaaSをやろうとしているSIerも頭が痛いのかもしれない。 SaaS は、最初に仕組みを作るための工数がかかり、それを運用するときはあまり工数がかからない仕組みになります。パッケージ開発も同じです。ですから、「今余っている技術者を使って SaaS の仕組み(orパッケージ)を作っておけば、また不況が終わって技術者リソースが稼働しだしても、SaaS の売り上げは並行してあげられる。」と経営者が考えるのは極めて当然ですし、それ自体は間違いとはい

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  • 「卒業証書を渡さない」ことは違法か? - andalusiaの日記

    http://blog.goo.ne.jp/chemist_at_univ/e/0971628746c874cc5995fa0a2827aab7 http://www.cml-office.org/archive/1235922929284.html http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20090304/p1 あたりに関連して。 授業料未納の生徒に対して、卒業証書を渡さないことは違法かどうか検討してみる。 少なくとも「島根県立高等学校等条例」には根拠は無いようです。しかし、学校側は民法上の留置権を主張できるのではないでしょうか? 民法第295条 他人の物の占有者は、その物に関して生じた債権を有するときは、その債権の弁済を受けるまで、その物を留置することができる。ただし、その債権が弁済期にないときは、この限りでない。 問題になりそうなのは、授業料が「その物(=卒業証

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    gruza03 2009/03/08
  • IT業界がトヨタから学ぶべき4つのこと - andalusiaの日記

    これから必要なのは、トヨタに依存するのではなく、トヨタに学ぶことだ。 激しく同意なので、及ばずながら私のよく知っているIT業界について、トヨタから学ぶべきことを挙げてみます。 1.ISO9001・Waterfall型開発から「(守)破離」せよ。 トヨタ自動車と ISO9001 は長年にわたり戦いを続けてきました。今でもトヨタ自動車はISO9001を取得していません。 IT業界も一緒のはずです。すべてISO9001的な Waterfall 型の開発で全てが回る時代ではないと思います。末端のプロジェクトではゲリラ的にアジャイルやプログラミングファースト、XPなどの手法が取り入れられているところも多いと思いますが、それでは不足で「会社の方針として」取り組むことが大事です。 2.現場・現物・現実を重視せよ。 いわゆる「三現主義」です。 ISO9001を嫌うのもこれが理由でしょう。あれは「建前」に過

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    gruza03 2009/01/02
  • 「水平分業」は必然か? - andalusiaの日記

    最近 blogosphere(笑) で、トヨタ自動車の赤字転落と結びつけて、垂直統合から水平分業へのビジネスモデル転換みたいな論をよく目にします。 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/ef3717e9e0e6567129692656b0d8bfd9 http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10183862948.html 上記の両方とも、いくらかの事実誤認や、あんまりな希望的観測が含まれていると思います。 まず、トヨタ自動車は、水平分業で市場に参入した新会社に負けてシェアを落として赤字になったわけではありません。IBMが凋落した時とはここが根的に違います。MSとIntelに相当する会社がないのです。池田先生は印 Tata Motors の Nano を引き合いに出していますが、私は Tata が水平分業とは思わないし*1、何よ

    「水平分業」は必然か? - andalusiaの日記
    gruza03
    gruza03 2008/12/28
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