オムロンと東京海上火災保険は5月23日,GPS(全地球測位システム)と携帯電話を組み合わせた自動車盗難防止システムを開発したと発表した。自動車の盗難に対する阻止機能と通報機能を持つ。ユーザーはWebブラウザ機能を持つ携帯電話(ブラウザフォン)から随時自動車の状況を把握できる。 オムロンは同システムを利用したサービスを来春までに開始する予定。サービスを利用するには,車両に取り付ける専用の機器が必要で,本体は3万円前後。このほか機器の取り付け料と月額料金が別途必要。専用機器はGPSシステムと携帯電話のパケット通信機能を組み合わせたものである。 新システムは「警戒モード」と「追跡モード」の二つの自動車盗難防止モードを持つ。専用機器に付属するリモコンでユーザーが警戒モードに設定すると,専用機器の通信機能を使い,インターネットを介してオムロンが管理する「M2Mセンター」に設定した旨が通知される。これ
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