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2009年3月7日のブックマーク (3件)

  • 中央銀行の戦況分析、現在は「金融システムの防衛戦」=マネタリーベース膨張の裏側 | 本石町日記

    クルーグマン教授のエントリーに多少関連する形になるが、壮大なバブル崩壊に見舞われたマクロ経済を救う戦いにおいて、中央銀行の戦況がどうなっているかを考察してみた。一般的に中央銀行が持てる武器は「金利操作」で、その金利操作を実現するために「オペ」という手段がある。 まず、バブルが崩壊してマクロ経済が悪化し始めた。これに応じて中央銀行は「金利」を引き下げ始めた。そして現在はゼロに近いところまで来ている。「金利」で経済を救う戦いはほぼ終わりつつある。同時に、中央銀行が展開した別な戦いは「懸命の流動性供給」である。 流動性需要が猛烈に発生したのは、バブル崩壊によって金融市場が壊れ、金融機関の資金繰りがひっ迫したため。中央銀行は金融システムの安定化を図るため、各種の「供給オペ」を駆使して膨大な資金供給を展開した。壮絶だったのはFRBで、金融システムに関連深い各種のマーケット戦線が同時崩壊に近い状態に見

  • 縮小均衡の始まり - 池田信夫 blog

    経済学の「均衡」という概念はいい加減なもので、あす実現するか10年後に実現するかはわからない。特に経常収支は、どこの国でも不均衡が常態だ。日の場合、貯蓄が投資を上回る部分を純輸出で埋めてきた。しかしこの状況も急速に変わっている。図のように日の貿易収支は赤字になり、遠からず経常収支も赤字になろう。 何度も書いたように、日経済の最大の懸案は、貯蓄が慢性的に投資を上回るISバランスの不均衡だ。これを解決する方法は、二つしかない。貯蓄に見合う水準まで投資を上げる拡大均衡か、投資に見合う水準まで貯蓄を下げる縮小均衡かである。しかし前者を実現する政策はとられず、公共投資や金融緩和でGDPギャップを埋める場当たり的な政策が続けられた。その不均衡がグローバル・インバランスの崩壊によって是正され、めでたく日の宿題は解決するわけだ。 Economistも指摘するように、この傾向は一時的なものではな

    guerrillaichigo
    guerrillaichigo 2009/03/07
    ISバランス不均衡の解決方法は、二つしかない。貯蓄に見合う水準まで投資を上げる拡大均衡か、投資に見合う水準まで貯蓄を下げる縮小均衡か。 ... 消費増で貯蓄を減らせば縮小均衡しなくても済むと思うが...。
  • あたりまえだけどね・・・ - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

    ○うまく見えるかどうかね、不安ですけどブルンバーグでおもしろいグラフが送られてきたので貼り付けてみたよ。当たり前なんですけど、これ、改めてみると結構怖いね・・・ ○日経平均と投資家動向を重ねただけの簡単なグラフだけどいまさらながらそうだよね、って感じですね。 つまり売買高の70%近くが外国人の日の株式市場は彼らが売ると下がる、彼らが買うとあがる、というきわめて単純な力学で成り立っている。 上のグラフは外国人投資家が買うと日経平均があがり、売り始めると下がる、ってのがよくわかりますね。 ○で、下のグラフは信託銀行の売買動向ですから、ほとんど年金でしょう。 さがっているときにたくさん買ってあがっているときにどんどん売ってますね。考えようによってはこれ、上手です。 ○何せいまみたいに下がっているときにたくさん買いますからね。彼らはたとえば株式20%と配分を決めると一年間常にその額になるように調

    あたりまえだけどね・・・ - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 
    guerrillaichigo
    guerrillaichigo 2009/03/07
    流動性を確保してくれないと株はあがらんよ、って話なんですね。逆に言えばそれさえはっきりすれば株価対策は簡単、です。ゼロにはならないんだからさ、上がるしかないのよ。