大学の教養では体育があった。その当時、養護クラス(というのが京大にはあった)に入っていたメンバーには CPのために足に障碍がある農学部の子(ただし歩行は普通にしている) がいたので、その年度の養護クラスの課題は、その子が使わずに退化していた膝から上の筋肉をリハビリするプログラムになった。筋電計で果たしてその筋肉を使っているかどうかチェックしながら、一番効果的なリハビリ方法を探る、というものだった。(ちなみにその子は「僕は原因が原因だから、足の障碍は不治ってことになってるんで、うんと子どもの頃に身障者手帳もらってるんですけど、誰も気がつかないもんな」とニコニコしていた) その時、指導に当たっておられた熊本水頼先生が、 (追記 15:15)バイク事故なんかで(追記おわり)機能がダメになった腕は、日本の医者はウェットだから温存するけど、アメリカだとドライだから切っちゃうんだよな という話をされた