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ブックマーク / motor-fan.jp (6)

  • 「ああ、トヨタも不正か」とため息をつく前に、自動車メーカーはセコいが、国交省はアタマが硬いと思ってしまう

    自動車型式指定規則も昭和26年の生まれ。ぜひ一度、図書館で手にとってほしい。しかも、ここにはほんの「導入」しか書かれていない。この後ろに控えている施行規則、運用要領の類いはさらにエグい。 「自動車メーカーがまた不正」「こんどはトヨタまで」……5月末に発覚し6月に入って緊急記者会見が行なわれた国内OEM(自動車メーカー)の型式認証不正がメディアで報じられている。筆者は国交省と自動車業界、どっちもどっちと見ている。「悪法もまた法なり」の原則はあっても、そもそも自動車の型式認証に必要な試験の内容やその「よりどころ」となる基準は、「法律」ではなく国交省の省令や省内の規則に立脚している。何重ものレイヤーになった複雑な規則体系と、最終的には口頭での「行政指導」に頼るようなシステムに「問題がない」とは、到底言えない。 TEXT:牧野茂雄(MAKINO Shigeo) ルールの運用面では悪。しかし、車両の

    「ああ、トヨタも不正か」とため息をつく前に、自動車メーカーはセコいが、国交省はアタマが硬いと思ってしまう
    h2onda
    h2onda 2024/06/04
  • アシンメトリックLSDの構造と作動原理:マツダ・ロードスターの新機軸

    MY2024と呼べばいいのだろうか。マツダ・ロードスターが大幅商品改良を受けたのはサイトでも既報のとおり。トピックのひとつがアシンメトリックLSDの採用で、これにより「減速側の差動制限力を強めることで、後輪の接地荷重が減って不安定となりやすい減速旋回時の安定性を向上しました。街中ではさらに軽やかに、ワインディングでは安定性が格段に向上しています(主査・齋藤茂樹氏)」という効果を実現した。 LSDがどのような構造でどのような機能を果たすものなのかについては、これもサイトをはじめとした各所で報じられているであろうから、ここでは多くを綴らない。一言で言えば「左右の回転差を許容するデファレンシャルギヤについて、左右回転差(=差動)を制限したいシーンでそれを発動させる機構」で、その制限する仕組みに各社がさまざまな機構を発案してきた。 では今回のアシンメトリックLSDの差動制限機構とはどのようなも

    アシンメトリックLSDの構造と作動原理:マツダ・ロードスターの新機軸
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    h2onda 2024/01/28
    アシンメトリックLSD、NR-AとRFへの取り付けは簡単そうですが、それ以外はパワープラントフレームの交換も必要らしく厳しそう。
  • 「『すぐにでも発売しそう』と言っていただけるのは、技術的な裏付けをきちんととっているから」マツダのコンパクトスポーツカーコンセプトICONIC SPの狙いをキーマンふたりに訊いた

    「『すぐにでも発売しそう』と言っていただけるのは、技術的な裏付けをきちんととっているから」マツダのコンパクトスポーツカーコンセプトICONIC SPの狙いをキーマンふたりに訊いた
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    h2onda 2023/10/29
  • ストレート6はここで生まれる。マツダSKYACTIV-D 3.3の製造現場。

    宇品西地区の中央寄りに、新しいエンジン組み立てEJラインがある。直6と直4を混流生産するこのラインは生産機種によって伸縮自在。複雑な最終組み立て工程をAGV上で行なうという、マツダ初の試みも採り入れられた。近い将来、このICE製造ラインはもっと賑やかになる。 TEXT&PHOTO:牧野茂雄(Shigeo MAKINO) モーターファン・イラストレーテッド vol.193より一部転載 クランクシャフト、コンロッド、ピストン、バルブ、カムシャフト……ICE内部の可動部品をすべて組んだ状態のSKYACTIV-D 3.3がコンプレッションテスターに無人のコンベア輸送で運ばれてきた。部屋の中に入り扉が閉められる。ここでは燃焼室圧縮比とバルブ開閉タイミングが計測される。 上から6の棒が降りてきた。センサーが仕込まれた棒だ。各シリンダーに上からセットされる。インテークマニフォールドとエキゾーストマニフ

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    h2onda 2022/10/22
  • 改良型マツダ・ロードスターの新技術・KPC生みの親に聞く5W1H:KPCはなぜ生まれた? 制御の中身は? 今後のFR車にも適用できる?

    2021年12月16日に商品改良を受けたマツダ・ロードスターの目玉である新技術「KPC(キネマティック・ポスチャー・コントロール)」。その開発を担当した操安性能開発部の梅津大輔さんに、誕生の経緯や既存技術との違い、今後の展開などについて詳細を聞いた。 REPORT●遠藤正賢(ENDO Masakatsu) PHOTO&FIGUAR●マツダ MF:今回KPCが入ったことで、走りが凄く良くなったように感じられましたが、KPCは現行ND型ロードスターのリヤサスペンションが持つ、制動時のアンチリフト特性を最大限活かしていると伺っています。KPCはND型ロードスターを開発する時点で、いずれ投入しようという計画があった技術なのでしょうか? 梅津さん:ND型ロードスターが開発された後ですね。私は先代NC型の最後のモデルからロードスターを担当していますが、2015年にND型ロードスターを発売したのと同時進

    改良型マツダ・ロードスターの新技術・KPC生みの親に聞く5W1H:KPCはなぜ生まれた? 制御の中身は? 今後のFR車にも適用できる?
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    h2onda 2022/02/28
  • 再エネが原発電力より安くなる? 経産省はなぜホントのことを言わない?

    経済産業省は2030年時点での発電コスト試算を発表した。そのなかで太陽光発電は1kWh(キロワットアワー)当たり8円台前半~11円台後半になるとの数値を示した。「もっとも安い電力」と言われる原子力は現在とほぼ同じ11円台後半以上であり、太陽光発電の価格競争力が上昇すると受け止められる内容だった。しかしこのコストには、「自然まかせ」の太陽光・風力が「天候や時間帯によって発電できない事態」があることが含まれていない。再エネ(再生可能エネルギー)発電には何らかのバックアップが必要であることは世界的な常識であり、それはほとんどの場合、瞬発力に優れる「火力」が担っている。なぜ、これを加味した試算を公表しなかったのだろうか。 TEXT◎牧野茂雄(MAKINO Shigeo) 経産省の試算を鵜呑みにすると、LNG(液化天然ガス)火力は2020年の1kWh当たり10円台後半に対し2030年には「10円台後

    再エネが原発電力より安くなる? 経産省はなぜホントのことを言わない?
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    h2onda 2021/07/22
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