山崎製パン(東京都千代田区)が関東4大学の学生たちと共同開発した新商品「キャンパスランチパック」を期間限定で発売する。産学連携、キャリア教育の一環として製品開発担当者が早稲田、明治、法政、立教の学生とタッグを組み、4種類の“変わり種”を生み出した。 食パンにさまざまな具材を挟む菓子パン「ランチパック」に「メンチカツ&たまご」(早稲田)「オムレツハヤシ風」(明治)「焙煎キーマカレー」(法政)「ビーフシチュー赤ワイン入り」(立教)が新たに加わる。学食の人気メニューであったり、レンガ校舎をイメージするなど特色に合わせて具材をアレンジし、パッケージデザインにはそれぞれのスクールカラーを取り入れた。 参加した学生の1人は「製品化まで多くの苦労が分かり、非常にいい経験になった」と振り返り、同社も「(ランチパックは)代表ブランドだけに殻を破ることができなくなっている。学生の発想に力を借りてさらに飛躍した