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ブックマーク / www.ringolab.com (23)

  • Passion For The Future: 図説 金枝篇

    図説 金枝篇 スポンサード リンク ・図説 金枝篇 少し値が張るだが、長大な民族学の古典「金枝篇」を見事に要約し、原典にはなかった写真やイラスト文の理解を深める工夫が素晴らしい。装丁もよく、として完成度が極めて高い内容。フレーザーを読むならこれがおすすめ。 「 ローマの近くにネミという村があった。その村には、古代ローマの時代より、森と動物の女神、豊穣の神ディアナと、ディアナの夫ウィルビウスを祭った神殿があった。この神殿では、男は誰でもその祭司になり、「森の王」の称号を得られるというしきたりがあった。ただし、祭司になるには、男はまず神殿の森の聖なる樹から1の枝 -「金枝」-を手折り、それで時の祭司を殺さなければならなかった。こうしてこの神殿の祭司職が継承されてきたのである。祭司になるのに、なぜ時の祭司を殺さなければならないのか? なぜまず聖なる樹の枝を手折らなければならないのか?こ

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    hachi 2009/04/29
  • ナンパを科学する ヒトのふたつの性戦略 - 情報考学 Passion For The Future

    ・ナンパを科学する ヒトのふたつの性戦略 進化心理学の研究書。頻繁にナンパされる女性は何が違うのか。異性にモテるとは科学的にはどういうことか。心理学や行動科学の実験で解き明かす。ちょっと女顔の男性がモテる、ひっかけられやすい歩き方、セックス頻度を決める要素、異性の10秒の動作で決まる性的印象、ヒモ男性の戦略など、興味深いデータがいっぱいある。 街角でのナンパのフィールド調査や、密室に何も知らない男女二人を残して去った後の様子を観察する「待合室状況での出会い実験」など多くの研究が引用され、非言語的求愛シグナルをあやつる主導権は女性にあるということが実験によって明らかにされる。 ナンパをアプローチするのは男性からのようにみえるが、すべての女性がナンパをされるわけではない。一部の女性に偏る。女性の持つ何らかの要素が男性のナンパを誘発していると理解できる。だがそれは美人だとか露出度が高いとか色目を

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    hachi 2009/04/26
  • 鉄則!企画書は「1枚」にまとめよ - 情報考学 Passion For The Future

    ・鉄則!企画書は「1枚」にまとめよ こんな私でも最近、長いこと仕事をしているおかげで、企業の重要なポジションの方々に直接、提案をさせてもらえる機会が増えた。要職につかれている人の共通点として、とても忙しいという事実がある。頑張って作りこんだ長い企画書は、この人たちには、読んでもらえない。全容を語るのに何百ページ必要な内容であろうと、簡潔な企画書にしないと眼にとめてもらえないような気がする。理想は1枚。 1枚企画書というと、その世界では神様と呼ばれる高橋憲行氏のノウハウが有名だけれど、この人の場合「文不如表,表不如図」(文は表に及ばない。表は図に及ばない)がポリシーで図解中心である。図解のメリットもあるのだけれど、よほどの名人でもない限り、一目瞭然とはいかないものである。作成にも時間と手間もかかる。 ・企画書提案書大事典 http://www.amazon.co.jp/exec/obido

  • 運動神経の科学 誰でも足は速くなる - 情報考学 Passion For The Future

    ・運動神経の科学 誰でも足は速くなる 子供の頃、この"運動神経"という言葉が苦手だった。私は鈍かったから。やせ形で筋肉がつきにくい体質だから、自分にはどうしようもないよなあと思っていた。運動神経とは鍛えられた筋肉だと理解していたわけだ。このを読んで、もしかするとそうじゃないのかも?と今更気がつかされた。 「これまでトレーニングといえば、筋力やスタミナ向上を目指した、単調でつらいものだった。しかし、そんなことをしなくても、足は速くなったのだ。変わったのは筋力だけではなく、一言でいえば、身体の使い方である。ここにあらゆるスポーツの上達に通じる、秘訣がある。」 著者の理論は「身のこなし」「体の操作性」を向上させて運動不器用を運動器用に変身させるというものだ。たとえば腹筋運動が一回もできない人は、多くの場合、「腹筋がどこにあってどのように力を入れればよいのかわからない、という理由」によるのだそう

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    hachi 2008/09/09
  • 日本史の誕生 - 情報考学 Passion For The Future

    ・日史の誕生 日史学に衝撃を与えた岡田史観の文庫化。 「一口に言えば、われわれ日人は、紀元前二世紀の終わりに中国の支配下に入り、それから四百年以上もの間、シナ語を公用語とし、中国の皇帝の保護下に平和に暮らしていた。それが、紀元四世紀のはじめ、中国で大変動があって皇帝の権力が失われたために、やむをえず政治的に独り歩きをはじめて統一国家を作り、それから独自(?)の日文化が生まれてきたのである。」 中国史が専門の著者は日史をアジアの歴史の一部としてとらえなおす。 「大和朝廷は存在しなかった。」 「日の建国は紀元六六八年であり、創業の君主は天智天皇である。」 「古事記は偽書」 「邪馬台国は存在しない」 などと、これまでの日史観を覆す大胆な論考の数々が展開されている。 古代日の状況は国内に文献資料がなく中国の史書の一部に「魏志倭人伝」として軽く触れられているに過ぎない。魏志倭人伝とい

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    hachi 2008/08/20
  • 刺青とヌードの美術史―江戸から近代へ - 情報考学 Passion For The Future

    ・刺青とヌードの美術史―江戸から近代へ 西洋の「ヌード」文化が日に輸入されて受容されていく歴史の研究。 まずヌードとネイキッドの違いの定義から始まる。 「ヌードを西洋美術史のひとつの大きな柱として、初めてその意義を歴史的・体系的に考察したのはケネス・クラークであった。彼は1956年に出版した古典的な名著『ザ・ヌード』で、服を脱いだ裸の状態がネイキッド(naked)であるのに対し、ヌード(nude)というのは、人体を理想化して芸術に昇華させたものであると定義した。」 現代の私たちがメディアや美術館で見る裸体のほとんどすべてがヌードである。美しくてエロティックなものばかりだ。ところが江戸時代以前の日には裸にはネイキッドしか存在していなかったという。 「日常的に女性の裸体を目にする機会の多かった日の社会では、女性裸体に対してことさらにエロティシズムを感じることがなかった。湯上がり美人や入浴

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    hachi 2008/08/03
    「日常的に女性の裸体を目にする機会の多かった日本の社会では、女性裸体に対してことさらにエロティシズムを感じることがなかった。湯上がり美人や入浴美人は裸体を見せるものというよりは、あくまで美人画の延長線
  • 長文テキストファイルの速読を補助する 速読ビューアー - 情報考学 Passion For The Future

    ・速読ビューアー http://www.ohchild.com/2008/01/post_29.html 説明書ファイルだとかライセンスファイルなど、熟読することはないが、ざっと目を通しておきたい長文のテキストファイルが結構ある。テキストエディタで少しずつスクロールして読むのは、やる気がないときには面倒だ。だいたいの概要把握とマズイ内容がないかのチェックにこの速読補助ソフトが便利だ。 速読ビューアーには以下の機能がある。 ・既存の文章を自動的にブロック分けする。 ・スクロールする際の文字のサイズを見やすい大きさに変更できる。 ・スクロール速度を自分の許容速度に設定できる。 ・ソフトの使い方や速度に慣れてくると、ソフトの表示画面サイズを変更することで、より速読力を上げることができる。 ・無料トレーニング文学テキスト(拡張子*.book-books.ohchild.com)が利用可能 使ってみ

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    hachi 2008/08/02
  • Passion For The Future: 話し方の技術が面白いほど身につく本

    話し方の技術が面白いほど身につく スポンサード リンク ・話し方の技術が面白いほど身につく ■話し方の技術 人前で話す仕事が多くなってきたので勉強のために読んだ。セミナーやパネルディスカッションといったイベントだけでなく、名刺交換の直後、他人のプレゼンの準備時間や、休憩時間の前後の、2,3分の隙間時間で、自分を印象づけられる話ができると、いいなと思いながらページをめくる。 ・サンドイッチ法 挨拶ではじめる→名乗る→内容を話す→再び名乗る→挨拶で終わるといった具合で、形式を作ることで、突然求められたスピーチにも対応できるというノウハウ。 ・ライフル型アイコンタクト たくさんのオーディエンスの前で話すときに目のやり場に困るという問題の解決法。オーディエンス1人につき3秒ずつアイコンタクト。話の区切りで目線を変える。電車内でのトレーニング法など。 ・カラスの声トレーニング ある種の発声法。

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    hachi 2006/04/05
    奇跡の男声ソプラノ「ソプラニスタ」
  • Passion For The Future: 瞬間情報処理の心理学―人が二秒間でできること

    瞬間情報処理の心理学―人が二秒間でできること スポンサード リンク ・瞬間情報処理の心理学―人が二秒間でできること とにかくコンセプトがユニークで類書がほとんどない、気がする。 このを読むとこんなことが、一杯分かる。コメントしながら、考えを広げる参考URLも探してつけてみた。 ■私の発見:新幹線の電光掲示板は6文字、2.5秒の裏づけ 人間が2秒以内で処理できること=瞬間情報処理について、12人の認知心理学研究者たちが、各専門の観点から書き下ろした小論集。第一部では理論、第二部では日常生活に役立てるコツをまとめていく。 例えばこれは私が最近撮影した2枚の写真である。東京駅八重洲口にある大きな電光掲示板と、東海道新幹線のぞみ号内の電光掲示板だ。東京駅のほうは分からないが、のぞみの電光掲示板は横6文字。左端に出た文字が右端へ消えるまでに2.5秒程度かかっていた。こういった掲示板の文字数や流れる

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    hachi 2006/03/14
  • Passion For The Future: ネーミング支援ツール『命名ヤギさん』

    « Web画像のサムネイル一括作成に最適なVersatile-Thumbnail | Main | オーバルリンク公開セミナー「コンテンツとメディアの近未来」報告 » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは?

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    hachi 2006/03/13
  • Passion For The Future: ユーザーイリュージョン―意識という幻想

    ユーザーイリュージョン―意識という幻想 スポンサード リンク ・ユーザーイリュージョン―意識という幻想 ■情報とは生成するまでに捨てた情報量と生成の難しさである デンマークの科学ジャーナリストが著した、意識をめぐる情報科学の歴史的名著といっていいのではないだろうか。個人的には、ここ数年で最も面白かった。★★★★★。 前半は情報科学の歴史が総括される。情報とは何かというテーマについて、近代~現代の科学者、思想化家たちがどのように定義してきたかの変遷を概観する。 20世紀前半の情報の定義で有名なのは、クロード・シャノンによる情報エントロピー理論である。”情報量”という概念を導入し、通信ケーブルを流れるビット数でその量を計測できるとした。情報量が多ければ多いほど、情報の不確実性が低くなり、間違いなく情報を伝達することができる、という考え方だ。 シャノンは情報通信企業の技術者でもあった。広帯域

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    hachi 2006/03/12
  • Passion For The Future: 誰がテレビをつまらなくしたのか

    誰がテレビをつまらなくしたのか スポンサード リンク ・誰がテレビをつまらなくしたのか 制作現場では1分ごとの視聴率が計測される瞬間、秒針が12を指すときに、視聴率の下がるCMが入らないように映像を編集している、という現場の声が紹介されている。テレビは「笑い」や「感動」の押し売りで気を引きながら「続きはCMの後で」を見させようとする。 著者はテレビ番組名によく使われる言葉をリストアップし、登場回数を数えている。上位は、マル秘(記号)、特集、謎、密着、衝撃、爆笑、感動、涙、秘密といった扇情的キーワードが並ぶ。上位ワードは年間2000回以上も番組名に使われている。 テレビはもはや広告を見せるための低俗なコンテンツばかりになってしまった。視聴者もそれに慣らされてしまった。放送と通信の融合の中で、今一度、作り手も視聴者も、メディアの役割を見直し、志と哲学をもって再生すべきだ、というのがテレビ出身で

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    hachi 2005/11/01
  • Passion For The Future: 科学者が見つけた「人を惹きつける」文章方程式

    « 「速く・わかりやすく」書く技術―原稿用紙3枚をラクラク30分! | Main | アカデミー賞を買った男―夢を追いかけて映画バイヤーになった » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 人気記事ベスト10 アクセス数が多かった記事とは? 2004年度 人気

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    hachi 2005/08/26
  • Passion For The Future: 成長の限界 人類の選択

    成長の限界 人類の選択 スポンサード リンク ・成長の限界 人類の選択 賢人会議ローマクラブの命により1972年に出版された「成長の限界」から30年。コンピュータシミュレーションによるモデリングを用いて分析を行った1992年の続編「限界を超えて」に続く、同じ著者らによるシリーズ第3弾。 大学生時代に「限界を超えて」を読み、世界で何が起きているのか、をはじめて知った。一部の活動家の関心に過ぎないと思っていた環境問題が、当は環境の問題ではなく、社会の問題、人類の問題であることを知った。 持続可能な社会とは「将来の世代が、そのニーズを満たすための能力を損なうことなく、現世代のニーズを満たす」社会である。(環境と開発に関する世界委員会(WCED)、1987) 私たちの世界は、かなり馬鹿げた間抜けな運営をしている。 「 国連開発計画(UNDP)が、世界人口のうち、最も豊かな国に住む20パーセントと

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    hachi 2005/08/19
  • Passion For The Future: はてなにブックマークされる技術

    はてなにブックマークされる技術 スポンサード リンク ■はてなで最もブックマークされているブログは? 最近、メディアで話題のサービス「はてな」には、オンラインブックマークの「はてなブックマーク」がある。登録情報は他のユーザと共有できるのが魅力。日時点で571,425 エントリー、1,030,077 ブックマークが登録されている。 ・はてなブックマーク - ソーシャルブックマーク http://b.hatena.ne.jp/ この登録データを計量分析した友人がいる。彼はブックマークを多く登録しているのは誰か、いち早く話題のサイトをブックマークしているのは誰かを、ランキングとして発表している。 ・Hatena Bookmarker Ranking http://labs.ceek.jp/hbr/ この研究のおまけで、ブックマークする人ではなく、されているサイトはどこなのかも、解析された。1位

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    hachi 2005/08/19
  • Passion For The Future: 犯罪は「この場所」で起こる

    犯罪は「この場所」で起こる スポンサード リンク ・犯罪は「この場所」で起こる 犯罪のほとんどは入りやすく見えにくい場所で発生している。 それはなぜなのか、どうしたら犯罪に合わずに済むか、の最新の研究。 ■原因論から機会論へ、処遇から予防へ 従来の犯罪対策の主流は原因論にもとづいていた。犯罪者がなぜ犯罪を起こしたのか、犯人の生い立ちや環境を調べ、その原因を排除するような施策を立案してきた。マスメディアも犯罪の動機や原因の解明に躍起になっている。しばしば、父親の不在やテレビゲーム、リストラ、ストレスが原因だなとと結論されるが、そうした要因はどこにでも、誰にでもある、ありふれたものであって、対策の施しようがないことが多かった。 新しい機会論ベースの犯罪対策では、犯罪の発生を経済学的に分析する。 「 つまり、潜在的な犯罪者は犯罪機会を欲しがる者(需要者)であり、潜在的な被害者は犯罪機会を与える者

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    hachi 2005/08/19
  • Passion For The Future: 間合い上手 メンタルヘルスの心理学から

    間合い上手 メンタルヘルスの心理学から スポンサード リンク ・間合い上手 メンタルヘルスの心理学から ■間合い=時間と距離と心理の近さ このの理論では、間合いには、 ・時間的間合い ・距離的間合い ・心理的間合い の3つがあり、相互に関与しあっているとされる。 距離的間合いはパーソナルスペースの理論、プロクセミクス(近接学)としてよく知られているが、この著者の理論はそれに距離と心理の近さを複合したものといえる。こうした間合いづくりに失敗すると間が悪い、決まりが悪い、バツが悪い状況になる。 わかりにくいのは心理的間合いだが、社会学者フレンチ、レイブンらの研究によるとこの間合いには6つの社会的勢力が影響しているという。 1 専門性パワー 送り手の知識量、受け手の認識による影響力。医師と患者。教師と生徒など。 2 準拠性パワー 影響の送り手のようになりたいと思わせる力。教祖と信者、親と子など

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    hachi 2005/08/17
    相手からの賛美ばかり求めるとうまくいかない
  • Passion For The Future: 日本人の行動パターン

    人の行動パターン スポンサード リンク ・日人の行動パターン 終戦記念日。 50年間で100刷を超えて230万冊以上が売れたベストセラー「菊と刀」の著者ルース・ベネディクトは、それに先立つ1945年の終戦間際に原型となる一の報告書を書いていた。米国国務省 戦時情報局 海外戦意分析課に提出された、その「レポート25 日人の行動パターン」には、敵国の日人の国民性を研究し、心理作戦の戦術を考える狙いがあったという。 このはこのレポート及び後年のベネディクト研究者の解説が内容である。後に書かれた一般向けの「菊と刀」と内容が当然似ているが、原型を読み、解説を読むことで、一層、当時のベネディクトの仕事の意味がよく分かってくる。ベネディクトは日についに一度も訪問することがなかったらしい。文献や米国内での聞き取り調査だけで、ここまで深く正確な洞察を働かせたのは驚異だ。そして、日を訪れた

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    hachi 2005/08/16
  • Passion For The Future: 神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡

    神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡 スポンサード リンク ・神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡 凄い。今年の読書ベスト3には間違いなく入りそう。 著者はプリンストン大学心理学教授のジュリアン・ジェインズ。米国内外の大学で哲学、英語学、考古学の客員講師を歴任し、著名な学術誌の編集委員もつとめた人物。このが生涯でただ一冊の著書。初版は1976年で、90年に加筆された「後記」を含めて、今年の5月に初めて邦訳された。出版時は様々な議論と批判を呼びながら「20世紀で最も重要な著作の一つ」と評された話題作だという。1997年没。 ■古代人は意識を持たなかった? このが打ち出したのは、3000年前まで人類は現代人のような意識を持たず、右脳に囁かれる神々の声に従っていた、という途方もない仮説。 意識が何であるか、どのような性質を持っているか。最初に常識を疑うところから始まる。内観としての意識は世界の

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    hachi 2005/08/15
    最上教授と近い。
  • Passion For The Future: 新しいものを次々と生み出す秘訣

    新しいものを次々と生み出す秘訣 スポンサード リンク ・新しいものを次々と生み出す秘訣 先日、お台場の科学未来館で動くASIMOを間近で見ることができた。これはそのとき撮影したデジタルビデオからキャプチャ。テレビでは何度も見ていたが、動く実物がそこまで迫ってくると思わず声をあげそうになった。二足歩行はぎこちないのだが、そのぎこちなさが人間っぽいのだ。 その未来館のショップで購入したのがこの。ホンダのロボット開発創始者で基礎研究所の所長、常務が引退後に書いた新しいものを次々と生み出す秘訣。 このぎこちなさの秘密もに書いてある。こんな研究所でのやりとりがあったらしい。 「衝撃の大きさが問題なら、ゴムを入れて吸収したらどうでしょう。後は制御でなんとでもなります」 「ゴムなどいい加減なものを、制御系に入れたら、ますます不安定になってしまう」 ゴムの採用を提案した研究者は密かに”ヤミ研”を続ける

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    hachi 2005/07/27