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ブックマーク / courrier.jp (34)

  • 「退屈だから撃った」 元兵士が証言するガザのイスラエル軍の驚きの行動 | 発砲規則は事実上存在せず 

    This article was originally published in +972 Magazine, in partnership with שיחה מקומית (Local Call). Read the original article. 2024年6月上旬、中東メディア「アルジャジーラ」によって、「簡易処刑」と呼ばれるものの実態を暴露する痛ましい映像シリーズが放送された。そこには、イスラエル兵がガザ地区の海岸沿いを歩くパレスチナ人を射殺する場面が3つ含まれていた。そのいずれにおいてもパレスチナ人側は丸腰で、兵士に危害を加えようとしている様子もなかった。 ジャーナリストによるこうした映像が世に出ることはまれである。しかし、こうした安全上の合理性がいっさいない「処刑」は、「+972マガジン」と「ローカル・コール」の取材に応じた、ガザでの従軍をこの数ヵ月中に終えたばかりの6人

    「退屈だから撃った」 元兵士が証言するガザのイスラエル軍の驚きの行動 | 発砲規則は事実上存在せず 
    hachi
    hachi 2024/08/21
  • 埼玉のクルド人街は日本の「移民政策の愚かさ」を物語っている | 在日クルド人コミュニティ「ワラビスタン」を取材して

    トルコ系クルド人が集住する埼玉南部、通称「ワラビスタン」を英誌が取材。外国人労働者に依存しながらも彼らを歓迎しない日の移民政策は愚策だと指摘している。 クルド人の数が10年で4倍に 東京の北にある埼玉県蕨(わらび)市の教室で、11歳の少年が日語でおしゃべりしながら「川」と「木」の漢字を書く練習をしている。別に珍しくもない光景だ。その少年、ボランが日人ではなくクルド人ということを除けば──。 蕨市とその周辺地域には約2000人のトルコ系クルド人が暮らしており、その数はこの10年で4倍に増えた。通りにはケバブ屋が軒を連ね、ゴミの分別方法がトルコ語で書かれている。地元では「ワラビスタン」と呼ばれている地域だ。 このコミュニティは、ここ数十年における日の最大の社会的変化のひとつを物語っている。高齢化が進んで労働人口が減少する日では、新たな人材が切実に求められているが、日政治家はいまな

    埼玉のクルド人街は日本の「移民政策の愚かさ」を物語っている | 在日クルド人コミュニティ「ワラビスタン」を取材して
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    hachi 2024/01/09
  • わずか数分で聴衆の心を惹きつける“数学界のスーパースター”時枝正 | 2023年に世界が注目した日本人100

    仏紙「ル・モンド」は2023年5月、米スタンフォード大学の数学教授である時枝をこう評した。 「数学者は2つのグループに分けられがちだ。黒板にチョークで数式を書く理論派とプラスチックのシートにフェルトペンで書き込む応用数学者──しかし、日の時枝正は第三のカテゴリーに属している」 ル・モンドは、パリのアンリ・ポアンカレ研究所での時枝の講義に注目する。彼は数学や物理学における古典的な内容を取り扱う際に、チョークではなく大きなコインを用意し、それで理論を視覚的に伝えているのだ。 時枝が注目される理由は、「わかりやすく数学を広める」という彼の特殊能力にある。シンプルな道具を使い、深淵な数学理論を親しみやすく解説するその手法は「手品のよう」とも形容される。 時枝の経歴もまた非常にユニークだ。もともと彼は画家としての将来を嘱望されるほど絵画に長けていた。日を離れ、フランスに発ったのは14歳のころ。「

    わずか数分で聴衆の心を惹きつける“数学界のスーパースター”時枝正 | 2023年に世界が注目した日本人100
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    hachi 2024/01/02
  • 日本生まれの「ジャズ喫茶」が、この時代に世界中へ広まっているワケ | 北アイルランドの写真家が世界へ発信

    の街から「ジャズ喫茶」が減り続けている一方、昔懐かしいこの文化海外でムーブメントになっているという。その火付け役となっている「ジャズ喫茶愛好家」たちの活動を、香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」が報じた。 衰退するカルチャー あなたが最後に音楽を聴いたのはいつだろうか? ブルートゥースのスピーカーでローファイな「フォーカス・ビート」を流したり、朝の通勤時にスマホをスワイプしながら接続の悪いイヤホンに苛ついたりするのではなく、当の意味で「音楽に耳を傾けた」のはいつだろう? 音楽がコモディティ化するなか、音楽を聴くことを目的とした空間やイベントが世界的に増加している。レコードのリバイバルもこれを後押ししているようだ。 だが、回転する黒いディスクから流れる音を恭しく味わうために集まること自体は、さして新しくない。 現在広まっているオーディオに対するフェティシズムは、日の「ジャ

    日本生まれの「ジャズ喫茶」が、この時代に世界中へ広まっているワケ | 北アイルランドの写真家が世界へ発信
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    hachi 2023/12/20
  • アドルフ・ヒトラーはそもそもなぜ「ユダヤ人」を憎んだのか? | 諸説と歴史的な文脈をイスラエル紙がわかりやすく解説

    アドルフ・ヒトラーがあれほどユダヤ人を憎悪し、虐殺したのには個人的な理由があったのではないかと、これまでさまざまな説が提示されてきた。だがヒトラーを歴史的な文脈で捉えると、異なる理由が見えてくる。イスラエル紙「ハアレツ」のユダヤ人記者が簡潔にまとめる。 アドルフ・ヒトラーがユダヤ人を憎んだ原因を問わずして、ホロコーストを考えることはできない。 彼の政治綱領である『わが闘争』ではその憎しみの説明に紙幅がかなり割かれており、その憎しみは熱狂的なドイツ国家によって明白に共有されたものだった。とはいえ、ヨーロッパのユダヤ人に対するその行為が、性質と規模の両面であまりに途方もないものだったために、研究者らがもっと個人的な原因を探そうとしたのも当然ではあった。 ヒトラーの行為を説明する何らかの深く個人的で心理的な傷があったという証しを探して、学者やその他の人々が入手できるあらゆる証拠を調べたのも無理は

    アドルフ・ヒトラーはそもそもなぜ「ユダヤ人」を憎んだのか? | 諸説と歴史的な文脈をイスラエル紙がわかりやすく解説
    hachi
    hachi 2023/08/25
    当時はドイツに限らずヨーロッパでも広くユダヤ人差別が横行していたはず。特にイギリスのはものすごく陰湿。ドイツが一線を越えてしまい、当初冷淡だったイギリスも見て見ぬふりできなくなったと理解している。
  • 出生率を改善させる政策はない…各国の過去数十年のデータから見えてきたこと | 北欧でさえ少子化を脱却できず

    手厚い少子化対策で知られるスウェーデンでさえ… 約20年前、オーストラリア政府は、ピーク時に子供1人あたり約6000ドル(約79万円)に相当する現金を支払う「ベビーボーナス」プログラムを試みた。 キャンペーンが開始された2004年当時、国の出生率は女性ひとりあたり約1.8人だった。 このプログラムにより、2008年までに出生率は約2.0まで上昇したが、プログラムが終了してから6年後にあたる2020年までに、数値は1.6まで低下。つまり、プログラムが最初に導入されたときよりも下がった。

    出生率を改善させる政策はない…各国の過去数十年のデータから見えてきたこと | 北欧でさえ少子化を脱却できず
    hachi
    hachi 2023/02/21
  • 本当は恐ろしい新型コロナの後遺症「ブレインフォグ」の実態 | まるで認知症のように記憶がこぼれ落ち…

    新型コロナウイルス感染症の後遺症の一つ、「ブレインフォグ」という症状を耳にしたことはあるだろう。その名称の通り、脳に霧がかかったようになるというが、それは二日酔いやの状態とは異なるという。今まであまり重視されてこなかったが、実は脳の構造そのものが変化してしまう深刻な障がいなのだ。 2020年3月25日、ハナ・デイヴィスは友人2人とメッセージのやりとりをしていると、不意に目の前の文面の意味がわからなくなった。あとになって、あれが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染した最初の兆候だったと気がついた。同時に、「ブレインフォグ(脳の霧)症候群」として知られる症状であったことも。 その瞬間、それまで何でもできていた自分が不自由な自分へと変わった。以前は人工知能分野で働き、複雑な分析も難なくこなしていた。それが今では、「頭のなかにできた障壁にぶつかって」ばかりで、空欄を埋める程度の簡単

    本当は恐ろしい新型コロナの後遺症「ブレインフォグ」の実態 | まるで認知症のように記憶がこぼれ落ち…
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    hachi 2022/09/25
  • 寝不足で人はより利己的、非社交的になる─新しい研究結果が意味すること | この50年で睡眠時間は大幅に削られてきたが…

    エベネーザ・スクルージは、途切れ途切れの浅い眠りから起きたクリスマスの日の朝、自分のけちくさいやり方をやめねばならないと気づく(チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』参照)。 残念ながら、同じことはわれわれには起こらなそうだ。というのも、寝不足の夜がわれわれをより利己的にすることを示す研究結果が出たのだ。 アメリカで実施されたこの研究では、睡眠時間が1時間減るだけでも、他者を助けたいという願望が失われうることがわかった。たとえその他者が親戚や親しい友人であってもだ。 夜によく眠れないと社会的行動を促す脳の部位の活動が抑制されるようだと研究チームは述べている。この研究論文の共同執筆者で、カリフォルニア大学バークレー校のマシュー・ウォーカー教授は言う。 「睡眠不足が、非社交的な行動の引き金として作動し、互いに助け合おうとする人の生来の願望を弱めることをわれわれは発見しました。いわば、睡

    寝不足で人はより利己的、非社交的になる─新しい研究結果が意味すること | この50年で睡眠時間は大幅に削られてきたが…
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    hachi 2022/08/25
  • 「この国に未来はない」 いま中国からの“脱出”を意味する「潤学」という言葉がホットワードに | 海外移住を真剣に考える人々

    中国のネット上で“潤学”という言葉がにわかに流行している。 シンガポールの華文メディア「联合早报」によると、“潤学(rùnxué/ルンシュエ)”とは、潤の発音記号「rùn」を英語の「run」にかけて、「逃げる」「とんずらする」を意味し、その多くは「海外移住」を指す一種の隠語なのだそうだ。 同記事では、中国政府が“社会面ゼロコロナの達成は決して揺るがない”との方針を示した4月3日に、「移民に関する検索ワードの指数には440%の上昇」が見られた現象を紹介。 「“潤”についての議論は去年にも少なからずあったが、ここ数日で再び盛り上がり始めた。中国がコロナ対策を講じるなかで、移民に関する議論が熱を帯びてきたものと見られる」と中国の厳しすぎるゼロコロナ政策が “潤学”の流行を後押ししていると分析する。 実際に、中国のQ&Aサイト「知乎」をのぞいてみると、外国の暮らしを紹介し、中国人に移住を勧める書き

    「この国に未来はない」 いま中国からの“脱出”を意味する「潤学」という言葉がホットワードに | 海外移住を真剣に考える人々
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    hachi 2022/06/03
  • イーロン・マスクが語り尽くした「ツイッター買収の真意」と「テスラの野望」 | 「トランプを追放しても、その声は右派の間で増幅するだけだ」

    ツイッターは透明性を高めるべきだ ──製品開発という観点からお答えいただきたいのですが、あなたから見たツイッターとは、つまるところどういうものであり、10年後にはどうなっているだろうと考えますか。 ずっと言っているのですが、ツイッターは現状ではベストな、あるいは言い方を変えるなら、最もましな公共空間であり、意見交換の場だと思います。1つの国のなかでも、国際的に見てもです。 けれども、さらに良くすることはできます。そのためには、ボットや詐欺業者やスパムを絶対に排除する必要があります。1人の人物や1つの団体が10万などという数のアカウントを運営して影響力をでっち上げようとするケースや、詐欺師などは悪いに決まっているわけですから、ツイッターはもっとしっかり対処する必要があると強く思います。また、ツイッターはユーザーとの信頼関係を構築するべきです。 その方法とは、アルゴリズムをオープンソース化して

    イーロン・マスクが語り尽くした「ツイッター買収の真意」と「テスラの野望」 | 「トランプを追放しても、その声は右派の間で増幅するだけだ」
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    hachi 2022/05/29
  • ゼレンスキーを支える“スピーチライター”の正体──誰があの名演説を書いているのか? | ウクライナ情報戦の立役者

    ウクライナ国民の士気を奮い立たせ、世界に対しては各国の歴史を踏まえたスピーチで心を揺さぶる──ゼレンスキー大統領の名演説を手がけるスピーチライターは誰なのか? 英紙「オブザーバー」がその正体に迫った。 38歳の元ジャーナリスト ロシアウクライナ侵攻を始めてから50日目、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領はその日の夜も国民へ向けて語りかけた。ウラジーミル・プーチンはわが国を5日で制圧できると考えていたが、いまや「現実とお友達になる」ほかない状況に追い込まれている、と。 ゼレンスキーは数日前にロシア軍の巡洋艦「モスクワ」が沈没したことにも触れた。ウクライナ側がミサイルで撃沈したと発表したものだ。ゼレンスキーは「ロシアの軍艦でも…………海底に沈み得ること」を証明してくれたと、かなり長い間合いを入れてドラマチックにウクライナ軍をたたえた。 戦場では激しい攻防が続いているが、「情報戦」ではウクライ

    ゼレンスキーを支える“スピーチライター”の正体──誰があの名演説を書いているのか? | ウクライナ情報戦の立役者
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    hachi 2022/04/19
    電通には無理
  • 「核の抑止力」という考え方は“幻想”にすぎないと歴史が物語っている | 「非合理を演じる」という合理性

    米国は「核の抑止力」など信じていなかった? ──ロシアの「戦術」兵器についても話題になっています。ウクライナでそれを用いれば、町は一気に壊滅してしまうでしょう。「段階的な核戦争」とでもいえるでしょうか。これについても、愚かなやり方だと思われる理由は何でしょうか。 神経が過敏になっている状況では、あらゆる誤報が大殺戮のきっかけとなりかねません。今回の緊張状態は、これまで見過ごされてきた事実に光を投じるものでしょう。1987年、レーガンとゴルバチョフは、地上から発射される中距離ミサイルをすべて廃棄することに合意しました。中距離とは500キロから5500キロです。 これらの兵器は冷戦時代、抑止力としてよりはむしろ、欧州が戦場となった際に使用されるものと考えられていました。欧州での核戦争を防いだのは、この中距離核戦力全廃条約(INF)だったと多くの専門家が認めています。 しかし、2018年にトラン

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    hachi 2022/04/11
  • ネットを遮断してもハッキングできる「最恐スパイツール」を中国が完成させていた | 【Eye Spy】スパイ大国アメリカも戦慄

    日々報じられるニュースの陰で暗躍している諜報機関──彼らの動きを知ることで、世界情勢を多角的に捉えることができるだろう。国際情勢とインテリジェンスに詳しい山田敏弘氏が旬のニュースを読み解く連載。今回取り上げるのは、中国ハッカー集団が使っていることが発覚した恐ろしすぎるスパイ工作ツール。驚くことに、インターネットから遮断されたデバイスにも入り込むことができてしまうのだという。 サイバー空間で繰り広げられる「長い戦争」 現代の戦闘は、デジタル機器なども駆使するハイブリッド戦争と言われる。現在ウクライナで続いているロシアによる侵攻でも、サイバー攻撃やSNSなどを使った戦いが行われており、「ハイブリッド戦」として注目されている。 もっとも、ハイブリッド戦は有事の場合だけに行われているわけではない。実際には、戦争が起きる前にも後にも、実際の戦闘行為よりも長期に、また巧妙に、ハイブリッドな戦いが進

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    hachi 2022/04/05
  • ニーアル・ファーガソン「バイデン政権がロシア対応でミスを重ねる姿は見るに堪えない」 | GDPだけでロシアを侮った代償とは…

    一国の強さはGDPではわからない ──プーチンが仰ぎ見るのはスターリンではなくピョートル大帝だとご指摘されていますね。 ウラジーミル・プーチンにマルクス・レーニン主義者らしいところは皆無です。いまのロシアに短時間でも行ってみれば、そこが労働者にとっての平等な楽園でないことはわかります。プーチンのイデオロギーは保守主義とロシア正教とナショナリズムです。プーチンは2019年に英国の経済紙「フィナンシャル・タイムズ」のインタビューを受けていますが、そのとき自分が英雄として仰ぎ見るのはピョートル大帝だと話しています。

    ニーアル・ファーガソン「バイデン政権がロシア対応でミスを重ねる姿は見るに堪えない」 | GDPだけでロシアを侮った代償とは…
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    hachi 2022/03/23
  • インタビュー集『プーチン、自らを語る』から鮮明に浮かび上がる「プーチンの頭の中」 | ウラジーミル・プーチンという男の思考回路を読む

    ウクライナに侵攻したプーチン大統領の精神状態をいぶかる声もあるが、彼の真の目的や戦術はその著述からうかがい知ることもできる。幼少期からKGB時代のエピソードまでが記されている『プーチン、自らを語る』をもとに、プーチンの頭の中をのぞいてみよう。 ウラジーミル・プーチンという男の性格や歴史観はどのように形成され、戦時の指導者として自分をどう見せようとしているのかを読み解く。 KGB時代のプーチンが失望した「モスクワの沈黙」 その瞬間は、ウラジーミル・プーチンの伝説に刻み込まれている。 1989年11月9日、ベルリンの壁が崩壊したときだ。東ドイツのドレスデンに駐在していた40歳手前のKGB(ソ連国家保安委員会)将校は、群衆が迫るなか、慌てて書類を焼却処分し、軍事支援を要請した。 しかし、上から降りてきた答えは、「私たちはモスクワの命令がなければ何もできない。モスクワは沈黙している」だった。プーチ

    インタビュー集『プーチン、自らを語る』から鮮明に浮かび上がる「プーチンの頭の中」 | ウラジーミル・プーチンという男の思考回路を読む
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    hachi 2022/03/22
  • #167 「天安門」元リーダーがNYで惨殺…犯人の女性に中国の“刺客”説が浮上 | 中国・米国ニュース拾い読み

    1989年の「天安門事件」につながる民主化運動の中で学生リーダーのひとりだった弁護士が白昼のニューヨークで惨殺された。犯人の女は現行犯逮捕されたが、不可解な動機や言動から、北京から刺客としてニューヨークへ放たれたのではないかと疑う者も多い。 22ヵ月間投獄され、亡命 「天安門事件」の学生リーダーのひとりだった弁護士・李進進(リィ・ジンジン、米国名ジム・リー、66)が、3月14日正午前、米ニューヨークのクイーンズ区・フラッシング39番街にあるビル4階の事務所で刺殺された。享年66だった。 当日、李進進の事務所には、3日前に来訪したばかりの中国人女性・張暁寧(ヂャン・シァオニン、25)がケーキを持参し訪れた。11時44分ごろ張は突然、「今日は法律の用件で来たわけではない」と言いつつ李の背後から彼の首を片腕で強くロックし、コートの内ポケットから素早くナイフを取り出して、ためらい無く李の頸動脈を一

    #167 「天安門」元リーダーがNYで惨殺…犯人の女性に中国の“刺客”説が浮上 | 中国・米国ニュース拾い読み
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    hachi 2022/03/22
  • 富を手に入れ、生き延びるために“夫を買う”──北朝鮮経済を影で動かす「闇市の女たち」 | 金銭の搾取に性暴力…女性たちの受難は続く

    ソル・ソンギャは、自分にも「夫を“買う”とき」がきたことを覚えている。 1960年代後半生まれのソルは、北朝鮮の工業都市、順川(スンチョン)で貧困と空腹のうちに育った。 成人したソンは建設現場で働きはじめる。その数年後の1990年代初頭、彼女の母親が勤めていた製薬工場から持ち出したペニシリンをこっそり売るようになった。そこから彼女の人生は変わった。 当時、旧ソ崩壊のあおりを受けた北朝鮮では国内経済と糧配給制度が破綻し、深刻な飢きんが起きていた。このとき、数百万人が餓死したと言われている。化学者だった母から専門知識を叩き込まれたソルは、家計を助けるために薬の生産に乗り出す。数人の従業員を雇用し、公安当局に賄賂を渡し、自力でカネを稼ぐようになった このままビジネスを続けていくには、身分の低さを補ってくれる政治的なコネを持つ夫が必要だと、ソルは考えた。北朝鮮には政治的な身分制度「出身成分」があ

    富を手に入れ、生き延びるために“夫を買う”──北朝鮮経済を影で動かす「闇市の女たち」 | 金銭の搾取に性暴力…女性たちの受難は続く
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    hachi 2022/03/19
  • 元モサド長官エフライム・ハレヴィ「ウクライナ侵攻を解決するヒントは“キューバ危機”にある」 | アメリカ政府がプーチンに対してすべきこと

    世界最強の諜報機関と言われるイスラエル諜報特務庁、通称モサド。1998年から2002年までその長官を務めたエフライム・ハレヴィが、イスラエル紙「ハアレツ」に寄稿。ウクライナ侵攻後、プーチン大統領が早々に核のカードを切った理由、そしてアメリカが果たすべき役割について自身の見解を伝えている。 ロシアによるウクライナへの大規模侵攻開始から1週間と経たない2月27日、ウラジーミル・プーチン大統領は、東西冷戦の終結以来初めて「核の脅威」のカードを切った。これをおざなりに済ますことはできない。 通常戦力において、ロシアウクライナに対し明確かつ圧倒的に勝っていることを考えれば、この作戦はプーチンにとって一見、自滅的にも思える。これほど早い段階でプーチンが核による脅しを持ち出す必要があるのだとすれば、その理由を真剣に分析しなければなるまい。

    元モサド長官エフライム・ハレヴィ「ウクライナ侵攻を解決するヒントは“キューバ危機”にある」 | アメリカ政府がプーチンに対してすべきこと
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    hachi 2022/03/12
  • 「日本人の給料はこれからも上がりそうにない」と英経済紙が考える理由 | 岸田首相は賃上げに前のめりだが…

    企業はこの30年、あらゆる手段を使って商品価格を据え置いてきた。 そのせいで「インフレの可能性はゼロ」という考え方が国民のあいだにも根づき、企業側も、OECD加盟諸国で最も低い平均賃上げ率を何の恥じらいもなく労働者に押しつけた。 労働力人口が減少し、飲店の従業員からエンジニアに至る幅広い分野で人材が不足しているにもかかわらず、各部門の労働組合もその状況に異を唱えなかった。 だが突然、風向きが変わりはじめた。コロナ禍から2年が経過した今春、エネルギー価格とともに、日人のお気に入りのスナック菓子を含めた物価が1979年以来はじめて上昇に転じたのだ。この春に職場に配属される新人社員は、春闘が数十年ぶりにもたらす変化の恩恵を受けるだろうと、楽観的な見方をする向きもある。 生産性は向上しているのに、給料は据え置き 過去30年、日のインフレ率は年平均0.3%で推移していたが、2022年は1.

    「日本人の給料はこれからも上がりそうにない」と英経済紙が考える理由 | 岸田首相は賃上げに前のめりだが…
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    hachi 2022/03/12
  • 米紙が報じる「技能実習制度の闇」と「使い捨てにされるベトナム人」 | 在日ベトナム人の駆け込み寺、技能実習生を闇から救う住職の思い

    在日ベトナム人の駆け込み寺、技能実習生を闇から救う住職の思い 米紙が報じる「技能実習制度の闇」と「使い捨てにされるベトナム人」 在日ベトナム人の「駆け込み寺」となっている大恩寺の住職ティック・タム・チー   Photo by Michelle Ye Hee Lee / The Washington Post

    米紙が報じる「技能実習制度の闇」と「使い捨てにされるベトナム人」 | 在日ベトナム人の駆け込み寺、技能実習生を闇から救う住職の思い
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    hachi 2022/03/08