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ブックマーク / remote.seesaa.net (15)

  • ガラパゴス化する日本の開発環境

    とある日企業との仕事で衝撃を受けたことを前回のエントリーで書いたのだが、より驚いたのが、それに対していただいたコメントやはてぶのほとんどが別に驚きもしない、うちもおなじ、というものだった。 ・いや、おそらく日では普通だと思います。 ・そもそも人事部が採用する時に、技術スキルの高い人は取ろうとしませんし、ユニットテストのような基礎知識さえも全く知らない人が大半を占めます。 ・見直すための工数は悪、辻褄合わせるのが正義。 ・以前、某ERPパッケージの下請けで働いていましたが、テストを手動でやり続けるのに嫌気がさして、辞めました。あれはになる...。 ・日では専門家を軽視して、「ビジネスゴールを最優先して考える俺は偉い。技術馬鹿、専門馬鹿とは違う」っていうタイプの人材が評価される組織が結構多いのですよね。 ・あるあるすぎて、笑えない。 ・請負的な開発はこういった傾向が強いと思う。残念なが

    ガラパゴス化する日本の開発環境
    hamasta
    hamasta 2010/05/11
     バージョン管理なんて不要と主張する人を見たことあり
  • 仕事は7.5時間で終わらせる in NZ

    以前カナダの会社にいたときに書いたエントリーに「仕事は7.5時間で終わらせる」というのを書いたが、ニュージーランドの今の会社(テレコム系の開発)でも同じようだ。 9:00に始まって、17:00には終わる。 先日など18:00ごろに帰ろうと思ったら、私がいたのを気づかなかったようで、ビル(小さい自社ビル)のドアがロックされていて出れなくなってしまった! 幸い最終退出の仕方がメールできていたので、それを確認。警報装置の処理をして、脱出。あせった。 なにやら同じことをしている。 そして仕事の進め方もアメリカ、カナダとほぼ同じ。 ・定例会議はほとんどない。週に一回だけ、プロジェクトミーティングが30分。客先の情報などを共有。 ・ミーティングは30分単位が基。 ・重要かつ急ぎのプロジェクトの場合、毎日15分程度で進捗確認。 ・2-3人での、ちょっとした相談や、決断は担当者のキューブへ押しかけて行う

    仕事は7.5時間で終わらせる in NZ
  • 日本のIT産業は自滅したいらしい

    池田信夫blogの10年は泥のように働けには笑わせてもらった。 日の年功序列型の賃金プロファイルは、若いとき会社に「貯金」し、年をとってからその貯金を回収するようになっている。これは、実はグラミン銀行などと同じ村落共同体型のガバナンスだ。 ちょっと前に私も会社と個人の関係の日とカナダでの違いというのを書いた。まさに村社会。 「入社して最初の10年は泥のように働いてもらい、次の10年は徹底的に勉強してもらう」というのをどっかのじじいが仰ったそうだ。 定年になった知り合いのおっさん(朝日系系列子会社役員)が愚痴っていた台詞を思い出した。 ・最近、社からの天下りでいきなり社長になったやつが、となりの部屋にいるのにメールで指図してきた。失礼極まりない。 ・我々が若いころは、会社で問題があったら休日も手弁当で対応したものだ。最近の若いやつは....(以下略)こういうのを老害というのでしょうな。

    日本のIT産業は自滅したいらしい
    hamasta
    hamasta 2008/05/31
     突き抜けろーうぉううぉううぉう♪ 
  • 会社と個人の関係の日本とカナダでの違い

    ではなぜ、会社の存在感がなぜ日とカナダ(多分北米)でそうも違うのか。 会社と人との関係を比較すると、以下のように喩えるのがいいかもしれない。 日の場合は、やはり土着の農耕民族に喩えられる。 重要なものは、土地とそこに住む人である。なので、村での人の出入りがあまり無いほうが好ましい。 村には、必ず重鎮がいる。重鎮の言うことは絶対である。 昔豊作だった時代のことをいつまでも忘れていないので、その経験を元に判断する。 若い世代は、それではうまく農作物が育たないことが分かっているのだが、なかなかそれをうまく伝えられない。 とりあえず、足しげく田畑に通って、収穫率の低い農作物を丁寧に育てるしかない。 儲からないのは分かっているが、将来にわたって安定した収入が得られることがもっとも安心できる。この安心感が最重要である。 だから米を作っていた人が、減反によって、野菜を作ったりというような方向転換を行

    会社と個人の関係の日本とカナダでの違い
    hamasta
    hamasta 2008/05/03
    あなたは村の人?それも「あちら側」の人? というお話。
  • 日本とカナダの会社の存在感の違い

    前職を辞めて、約1年がたった。 振り返ってみると、自分の状況の変化に対する受け止め方の変遷が興味深い。 まず最初の数ヶ月は、意味も無く不安な感覚があった。その不安感がなんだったのかというとシールド(盾)を失った恐怖感だったのかもしれない。 だが、盾というような表層にあって、体を守るものを失った感覚とは少し違う。 どちらかというと、もっと多くの体積を占める部分が無くなった感じだ。 陳腐な表現だが、定年退職した人が 「胸にぽっかりと穴があいたような」 というようなことをいうが、そういう感じなのかもしれない。 会社を辞めようと思って一年ぐらい変人道を貫き、18時に帰り、人事には 「早期退職ないっすかー」 とか、平気で言ってて、未練も無いわ!とか思っていたのにである。 これには自分でも驚いた。 恐らく高度経済成長の末裔の、企業の成功=個人の幸せ的な成功体験によって作り出された見事な刷り込み行為がし

    日本とカナダの会社の存在感の違い
    hamasta
    hamasta 2008/04/30
    洗脳から目覚めた人のお話。
  • 「仕事は7.5時間で終わらせる」への質問

    仕事は7.5時間で終わらせるというエントリーに結構な反響があったので、コメントの疑問などに答えてみます。 実際どのくらい効率的なんでしょうか。またどうやって効率を計測しているんでしょうか。その辺を詳しく知りたい! アウトプットを定量的に測ることができる、ということか?永遠の課題に思えていたけど。 人それぞれで違う業務を行っている以上、アウトプットを正確に計測するというのは、こちらでも難しい問題です。 ただ、だからといって労働時間で測ることはないです。 長い会議は誰のためにあるのだろう。残業代稼ぎか? 偉い人への丁寧な説明のために多くの時間を割いていた気がします。 進捗報告用エクセル命の某社とはえらい違いだ。 はい。前職の関係者ですか? 立って会議するのはよさそう。でもちょうどいい高さにテーブルがない /立ち話の延長なのでいらないのかな? テーブルは使っていません。報告だけなので。 ホワイト

    「仕事は7.5時間で終わらせる」への質問
    hamasta
    hamasta 2007/11/25
    短期の失業保険をすぐ出すようにするのと、ほかには何が必要かな? やっぱり政権交代かw
  • 昇給も交渉次第

    成果をどうやって測るかというのは難しい問題ではある。 結果を出しても満足に評価されない場合もある。 今一緒に仕事をしているロシア人がいる。 彼は非常に優秀で、周りの人間もそれは十分認めるところである。 さて、その彼が面白いことを言っていた。 「前回のレビューの時に、給料上げろって交渉したんだ。 その前のレビューのときも言ったんだけど、大して上がらなかったから、レビュー前に他の会社からオファーとってね。 その時の給料よりもいい額を提示してもらったんだ。 だから、レビューのときに、その書類持っていって 『この額より多くしてくれなかったら、今すぐここで、この書類にサインするぞ』って上司にいってやったんだよ。 そしたら希望どおりの額にあげてもらえたよ、はははは。」 うーむ。これはちょっと真似できない。 エンジニアも、このぐらい強かに生きるんですなあ。

    昇給も交渉次第
    hamasta
    hamasta 2007/11/24
    日本はいつまで引きこもり戦法を続けるのだろう、、、というお話。
  • 住みたいところに住める俺: 仕事は7.5時間で終わらせる

    今のカナダの会社では5時にもなると半分以上の人間が帰る。 原則7.5時間働けばいいというルールなので、朝早く来る人は当然早く帰る。 7.5時間以上がんばっても評価される仕組みではないのだ。 評価はその時間でどれだけアウトプットが出せたかで決まる。 これは私がシリコンバレーにいたときの現地のメンバーも同じような感覚でやっていたので、北米的には普通なのかもしれない。 なので、時間内に何とか終わらせようという気持ちがそこここで感じられる。 この3ヶ月で見た感じだと、その工夫の一つにはミーティングへの時間の割き方が日とは違う。 ・基的には定例会議はない。 ・ミーティングは30分単位が基。 ・重要かつ急ぎのプロジェクトの場合、毎朝進捗確認はやるが、15分程度。立っておこなう。 ・2-3人での、ちょっとした相談や、決断は担当者のキューブへ押しかけて行う。 ・その際も、異常に早口で、即決する傾向あ

    住みたいところに住める俺: 仕事は7.5時間で終わらせる
    hamasta
    hamasta 2007/11/14
    さて、日本のソフトウェア産業は本当に勝てるのでしょうか? というお話。
  • 外注丸投げの弊害

    平たく言えばアジャイル的で最新技術で開発するのがGoogle(とおそらく欧米の大半の企業)で,いまだに大昔のバリバリのウォーターフォールが生き残っているのが日企業であるのだと. 「カスタムメイド」というが,この点についてはGoogleの方がカスタムメイドなはずです.日のはせいぜいレゴのマインドストームを組み立てて「ほら,今までにない画期的なロボットを開発した」と言っているようなものでしかない.逆に言えば,組み立てしかやっていないからこそ,大した技術がなくてもなんとかなるのです. IT業界のネガティブイメージ NASAやIBMなんかではウォーターフォールでしっかり開発していて、コーディングに入るまで入念な設計とドキュメント作成を行うと聞いたことがある。 ある程度、業務フローが明確なシステムならばあり得るのだろう。 なので、手法の問題というよりは、日で問題なのは、無策な担当者が外注丸投げ

    外注丸投げの弊害
    hamasta
    hamasta 2007/11/06
    IT系blog界隈でもっか流行中「東大生は外資に行け」シリーズ作品の歴史がまた1ページ。。。というお話。
  • 半導体工場の売却について

    例の半導体工場の売却の件である。 最先端ラインのみ売却し、新会社設立だという。 これは考えてみると凄い話だ。 今までの日の半導体のラインというのは成長(微細化)が前提で投資が行われるサイクルであった。 つまり、 1.最先端ラインの構築 2.歩留まり向上 3.安定稼動 4.償却完了 5.見込みでつくりだめ、後、人件費の安い国へ装置売却 1へ戻る。 という繰り返しだ。勿論売却しないで、最先端プロセスの必要ないプロダクト向けへの転用という場合もあるが、基的に装置の運用コストと人件費が高い国ではなかなか見合わないのが現実だ。 ニーズが減ってきたから日中だけラインを動かすとか、一般的な工場のラインのようにはいかない。 で、最先端ラインを売り飛ばすってことは、今後これ以上の微細化を進めることはないということだ(当たり前)。 ということで、古いラインはどうなるのか。 数年は現用のプロダクト向けに生産

    半導体工場の売却について
    hamasta
    hamasta 2007/10/23
    人件費云々は経営者の言い訳で、為替レートを円安に振るか、基軸通貨の地位をドルから奪えばいいのね、というお話。
  • 住みたいところに住める俺

    前職の同僚2人と同行の3人が遊びにきた。 面白いことに、モントリオールとオタワで打ち合わせがあったのだという。 喜んで、家に呼んででBBQを楽しんだ。 相変わらず、事業部長や上司の批判から、今後のビジネスの話で盛り上がる。 私も前職からのアメリカのお客のプロジェクトを引き受けているので、他人事でもなく、一緒に盛り上がった。 彼らは北米担当なので、これからも一緒に仕事をすることになる。 こういう大企業のノリは懐かしいし、これはこれで面白い。 ちょっと暢気で余裕がある感じもする。 こういうのが合っている人にはやはり大企業がいいのだろうなあ、という実感である。 中国に赴任中の私より10歳近く若いエンジニアも同行していたのだが、彼がいった。 「よく決心して、会社辞めて来ましたね。自分にはそんな度胸はないですよ。」 まあ、普通はそういう反応だろう。 「でも、いいですねえ、こういう生活が出来るんなら。

    住みたいところに住める俺
    hamasta
    hamasta 2007/09/17
    年老いた企業を飛び出したお話。
  • ビジョナリーの存在

    フューチャリスト宣言にこういうくだりがある。 茂木 アメリカには、日では評価されないし頭角を現しづらいタイプの人、つまりビジョナリーがいますよね。 自分ですべてをこなすわけではないけど、ビジョンを示す。 梅田 自分では手を動かさなくても、駄目なものは駄目と言って、きちんと方向を示して全体を動かしていくタイプの人はいますね。 日の現場主義はこういうタイプを嫌う傾向にあります。 茂木 そういう人がいないことが、何度にもわたる日IT敗戦の原因ではないかと思うんです。 今回の出張中は、会社のアーキテクトと同行した。 彼は、どんな質問にも的確に答えるし、迷いがないので驚いた。 他のエンジニアもマネージャーも彼の意見を第一に開発を進めるのだ。 なるほど。こういう立場の人間が不在なのが日のソフトウェア開発の弱点かもしれないと思った。 前職でも、アーキテクト的な人はいた。 たいていどの職場にも一

    ビジョナリーの存在
    hamasta
    hamasta 2007/09/17
    日本にビジョナリーがいないのも、つきつめると年功序列≒悪平等→江戸時代の儒教 までさかのぼることになるんだよなぁ。貿易が自由化した現代は明らかに戦国時代なのに、学校制度と企業制度が昔のまんま。
  • 子供との時間

    カナダ社の人事部長の話である。 「子供との時間をちゃんと過ごしたいので、今週で退社します。」 おお。どこぞの国では絶対に言えない(言わない)理由での退社である。 しかも驚いたのが、 「9月からまた復帰します。」 おいおい。それって子供の夏休みに合わせての、ただの長期休暇じゃないのか。 退社じゃないだろう。 それを認める会社も凄すぎる。 病気の子供のために試合を休んでクビになったランディ・バースを思い出さずにはいられないのである。(古い) いやーなんだかもう、よく分からなくなってきたぞ。 なんでそれで成り立つ国と、断じて成り立たない国があるのか、見極めずにはいられまいなー。

    子供との時間
    hamasta
    hamasta 2007/07/13
    カナダすごい
  • 大企業に残るのもリスク

    前職からのオファーに関しては0.5秒ぐらいは考えてみた。 1. トップダウンプロジェクトだといっても、基的な大企業的体質は変わらないことは分かっている。このプロジェクトを推進するのに反対する意見も根強いらしいし。無策な既得権益保持命のおっさんの相手をするのは疲れる。 2. 20人集めるといっても固定費を増やせないので、殆ど社内の既存の人々から調達するのであろう。となると実務能力の低いおっさんが集まる可能性が大だ。 3. 20人のリーダーという責任のある立場に置かれたとき、それでも6時帰宅を貫けるのか、更にそれを浸透させられるか、と考えると根にある日人気質からして、多分無理であろう。となると労働時間1.8倍である。1.2倍の給料では割に合わん。 4. 必死にやって、プロジェクトがたとえ成功したとして、その2年後にどういうポジティブなイメージが持てるのか。よくてポジションが一つあがるのが

    大企業に残るのもリスク
    hamasta
    hamasta 2007/07/13
    意識のギャップは埋められない もう高度成長期は来ないのだ
  • ITがインド社会を変える

    年末に「ITがインド社会を変える」という番組を見た。 伊藤洋一氏がインドに行って、取材したものだ。 特に印象的だったのは、最低カーストの若者たちの姿であった。彼らはインドで最も貧しい生活を強いられている。 これまでだとその生活を受け入れるしかなかったのだが、ITの力によって会社を興し成功するものが現れている。 紹介されていた予備校の校長は非常に優秀だったため、かつてアメリカ数学を学ぼうとしたが、渡航費を捻出できず夢を諦めなければならかったそうだ。その経験から、出来るだけ安い学費で多くの貧しい学生に学んでほしいのだという。 貧しい親は借金をして予備校に子供を送る。 子供は朝の5:00から夜の12:00まで勉強をしている。学生の目は真剣そのものだ。輝きが違う。 ぎゅうぎゅう詰めの教室で、居眠りしているような人は一人もいない。 雨の吹き込む建物で傘をさしながら、濡れたノートに必死に書き込む。

    ITがインド社会を変える
    hamasta
    hamasta 2007/01/05
    意思のあるところに道をつくる手助けをしたい人用
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