エドワード・ヤン監督の映画『牯嶺街少年殺人事件』のデジタルリマスター版が、2017年に東京・角川シネマ有楽町ほか全国で公開される。 1992年に日本公開された『牯嶺街少年殺人事件』は、BBCが1995年に発表した「21世紀に残したい映画100本」に台湾映画として唯一選出され、昨年には『釜山国際映画祭』の「アジア映画ベスト100本」第7位に選ばれるなど高い評価を獲得している作品。1960年代の台北を舞台に主人公の少年スーの淡い恋心や、彼を巻き込んだ不良グループの激しい抗争が描かれる。 日本では約25年ぶりの公開となる今回は、3時間56分のデジタルリマスター版を上映。エドワード・ヤンの生誕70年、没後10年となる2017年の劇場公開に先駆け、10月25日から開催される『第29回東京国際映画祭』ワールド・フォーカス部門でプレミア上映される。
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