ハノーファーに所属するドイツ代表正GK候補ロベルト・エンケが、32歳の若さで他界した。現地メディアが報じたところによると、警察はエンケが自宅近郊で電車に飛び込んでの投身自殺をしたと発表したようだ。 クラブのキント会長は次のようにエンケの死を明らかにしている。『DPA』通信が伝えた。 「悲劇だ。いろいろなことがあるが、こんなことは予想できるものではない。なぜこんなことが起きたのか、私には分からない。ただ、サッカーとは関係がないと思う」 エンケは2年前、テレザ夫人との間に生まれた娘を亡くしている。最近になって新しい娘を養子として迎えていたものの、クラブ関係者や現地メディアによれば、2年前のショックから完全に立ち直ってはいなかったようだ。これが自殺の原因になったのではないかと見られている。 1995年にイエナでプロデビューしたエンケは、その後ボルシア・メンヒェングラッドバッハ、ベンフィカ、バルセ