「『経産省ペーパー』は何を見落としていたのか」というイベントに行ってきました。 www.facebook.com 経産省の若手が作った「不安な個人、立ちすくむ国家」のレポートに関するトークイベントで、登壇者はスマートニュース望月優大さん、社会学者の仁平典宏さん、ココナラ創業者の南章行さん。司会はプレジデントの星野貴彦さんです。 イベント自体は全体的にさまざまな視点からペーパーの問題点や欠けている部分についてふれるもので、だいぶまとめづらいので、印象に残ったところだけ感想を書いていきます。カギカッコ内は「なんとなくこういうことが話されていたなあ」という記憶なので、メモや音声起こしなどではありません。 〇人生すごろく 「この人生すごろく、右のほうは大手企業の正社員というごく限られた人間のモデルだからそこまで問題視はしていないけれど、左は大問題。右のようなモデルを支えるために女性たちがケア労働を