気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 10年ほど前、ストックホルムからニューヨークに向かう飛行機に乗った際、隣の席に座った米国人のビジネスマンが話しかけてきました。 「日本人の技術者の方ですか?」 「日本人ですが、技術者ではありません。コンサルティング会社を日本で経営しています」 「スウェーデンは日本の産業にとっては大変、重要な国ですから、私はてっきり技術者の方かと思いました」 私は彼に、なぜ日本にとってスウェーデンがそれほど重要なのか問いました。 「日本は米国が発明した技術を応用し、品質の高い商品に仕上げて世界に販売するとよく言われますよね。そのような米国にとってスウェーデンは、新しい発明の種を見つけられる素晴らしい国なのです」 彼は、スウェーデンは発明の「ゼロの部分」を持って
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