政府系ファンドの産業革新機構によるルネサスエレクトロニクス支援が昨年12月10日に公表されてから5カ月余り。三千数百人の早期退職者募集をはじめとする追加リストラ策発表(今年1月17日)、赤尾泰・前社長の更迭と鶴丸哲哉取締役の社長昇格(2月22日)と、再生へ向けて動き出したかに見えるルネサスだが、「新社長はショートリリーフ」と社内外で受け止められるなど、経営陣に依然求心力が働かない。当初、9月末ま
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政府系ファンドの産業革新機構によるルネサスエレクトロニクス支援が昨年12月10日に公表されてから5カ月余り。三千数百人の早期退職者募集をはじめとする追加リストラ策発表(今年1月17日)、赤尾泰・前社長の更迭と鶴丸哲哉取締役の社長昇格(2月22日)と、再生へ向けて動き出したかに見えるルネサスだが、「新社長はショートリリーフ」と社内外で受け止められるなど、経営陣に依然求心力が働かない。当初、9月末ま
次期Windows「Blue」ではスタートボタンの復活、デスクトップ画面の直接起動が検討されているという米報道。 コードネーム「Blue」や「Windows 8.1」などと呼ばれる次期Windowsでは、Windows 8で省かれたスタートボタンを復活させることが検討されている、とMicrosoftウォッチャーのメアリー・ジョー・フォリー氏が報じている。 またWindows 8のModern Styleスクリーンを最初から飛ばしてデスクトップ画面を直接起動することも可能になるという報道もある。 Windows 8のデスクトップ画面ではWindows伝統のスタートボタンがなくなっており、慣れ親しんだユーザーのためにボタンを追加するサードパーティー製アドオンソフトもある。
日立製作所は4月17日、ITシステムのバッチ処理を高速化するソリューション「かんたんHadoopソリューション for バッチ処理(Asakusa Framework & JP1)」を発表した。4月18日から販売開始する。 新ソリューションは、Hadoopに適した高集積ブレードサーバ「HA8000-bd/BD10」に、Hadoopの商用ディストリビューション「「Cloudera Enterprise/CDH(Cloudera's Distribution including Apache Hadoop)」、Hadoopを活用したバッチ処理プログラムを効率的に開発するためのフレームワーク「Asakusa Framework」、統合システム運用管理製品「JP1」をプレインストールして提供するもの。本ソリューションで採用するソフトウェアは、すべて日立グループが有償のサポートサービスを提供し、導入
生物を生きた状態のまま高解像度の電子顕微鏡で観察することに成功したと浜松医科大などの研究グループが発表した。 高解像度の電子顕微鏡での観察時は、試料を電子線が透過しやすい高真空環境に配置する必要がある。だが水分が8割を占める生物を高真空下に置くと、水分が蒸発して収縮し(写真のA)、表面の微細構造は大きく変わってしまう。従来は化学固定や乾燥、金属の蒸着などの表面ハードコーティング処理を行い、死んだ状態の試料を観察していた。 研究グループは、ショウジョウバエやハチの幼虫など一部の生物が持つ細胞外物質に、電子線かプラズマを照射することで、高真空下でも体内物質の放出を抑える「ナノ重合膜」(ナノスーツ、50~100ナノメートル)が形成されることを明らかにした。この細胞外物質に似た化学物質を生物に塗布することでナノスーツが形成され、生きたままで(写真のB)高分解能な電子顕微鏡観察が可能になった。 関連
インターネット検索大手グーグルの「サジェスト機能」で犯罪への関与を連想させる単語が表示され、名誉が傷つけられたとして、日本人男性が米国のグーグル本社に表示の差し止めなどを求めた訴訟の判決が15日、東京地裁であった。小林久起裁判長は名誉毀損を(きそん)認め、表示差し止めと30万円の賠償を命じた。 男性の代理人弁護士によると、国内の訴訟でサジェスト機能による権利侵害が認められるのは初めて。 代理人弁護士によると、男性は数年前から犯罪行為に関与したとする中傷記事がネット上に掲載されるとともに、犯行を連想させる単語が同機能で表示されるようになった。再就職の際に内定を取り消されるなどの被害があったという。 小林裁判長は同機能が「違法な投稿記事のコピーを容易に閲覧しやすい状況を作り出している」と指摘。「機械的に抽出された単語を並べているだけで、責任を負わない」とするグーグル側の主張を退けた。 男性は表
米Googleは4月15日(現地時間)、メガネ型ウェアラブル端末「Glass」の「Glass Explorer」版の主な仕様を明らかにした。 500万画素のカメラでは720pの動画も撮影可能で、16Gバイトのフラッシュメモリを搭載し、12Gバイトをユーザーが利用可能。クラウドストレージ「Googleドライブ」と同期する。 ディスプレイの解像度は、“25インチの高精細画面を8フィート(約243.8センチ)離れて見るのと同等”となっている。 音声には骨導振動子を採用している。ネットワークはWi-Fi(IEEE 802.11b/g)とBluetoothに対応する。 GlassはBluetoothに対応するあらゆる携帯電話と連係できるとなっているが、Glassを設定するための「MyGlass」アプリはAndroid 4.0.3(コードーネーム:Ice Cream Sandwich)以上搭載の端末に
Windows XPとOffice 2003の延長サポートが来年4月9日に終了する。それ以降の使用はセキュリティの観点から危険とされているが、それはなぜか――。 Windows XPとOffice 2003の延長サポートが2014年4月9日で終了する。この日を最後に、脆弱性を修正するパッチが提供されなくなり、両製品の継続利用はセキュリティリスクを伴うこととなる。パッチ提供が無くなる以外にもさまざまな危険性がつきまとうことになりそうだ。 日本マイクロソフトが4月9日に行った記者会見で樋口泰行社長は、XPやOffice 2003のユーザーにできるだけ新しいバージョンの製品の利用を求めた。その理由は、新しい製品ほどセキュリティ対策機能が強化されているというもので、同氏は「いわば堅牢な耐震設計を施しているようなもの」と説明する。 同社のチーフセキュリティアドバイザーを務める高橋正和氏によると、近年
攻撃者は「admin」のユーザーネームと、総当たり攻撃で見つけ出したパスワードを使って、Webサイトの管理用パネルを制御しようとしているという。 米セキュリティ機関のUS-CERTは4月15日、オープンソースのブログツール「WordPress」を狙った攻撃が続いているとして注意を呼び掛けた。 US-CERTによると、攻撃者は「admin」のユーザーネームと、総当たり方式のブルートフォース攻撃で見つけ出したパスワードの組み合わせを使って、Webサイトの管理用パネルを制御しようとしているという。 攻撃には9万台以上のサーバが使われているとの情報もあり、Webコンテンツ管理用にWordPressを提供しているホスティングプロバイダーは全て標的にされる恐れがある。 Webパフォーマンスとセキュリティの新興企業CloudFlareは、1時間当たり6000万に上るWordPressユーザーに対するリク
患者のまわりのコードが少なくなる 【田幸香純】心電図や血圧などを調べる機器からコードをなくす装置を富士通が開発した。患者の体につけられた測定センサーから電波を飛ばし、無線送信する。体のまわりにコードがぶらさがるわずらわしさがなくなり、検査室などへの移動もしやすくなる。 心拍数や血圧、脳波、体温などを測るセンサーにそれぞれ送信機をつけ、ベッド脇の受信機へとデータを送る。受信機を専用のパソコンやモニターにつなぎ、医師や看護師が確認する。医師がパソコンから送信機やセンサーの電源を入れたり切ったりもできる。 送信には、医療機器向けの標準規格になっている「m(エム)BAN(バン)」という通信方法を使った。弱い電波なので5メートル以内しか受信できないが、心臓のペースメーカーなど医療機器に影響を与える心配がないという。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込み
富士通は、IEEE 802.15.6規格準拠のメディカル・ボディ・エリア・ネットワーク(medical Body Area Network:eBAM、ワイヤレス人体通信網)の施策無線機を開発し、富士通クリニックにおいて医療専用周波数帯(400MHz帯)で用いた国内初となる実証実験を2013年2月に行った。 mBANは、医療用に特化したIEEE通信規格で、電波出力を低減させて通信可能エリアを3~5メートルに限定。スリープモードなどを活用した低消費電力性の高いプロトコルとして構成されている。400MHz以外にも、汎用的な2.4GHz帯のほか、各国の医療専用周波数帯に対応できる。 一般的な病院では、入院患者の心電、脳波、血圧、体温などのバイタルチェックを、有線接続された機器での計測や目視によるカルテへの記入によって行なってきた。mBANを用いれば、各種センサーから無線通信で機器に情報を送ることが
新年度が始まり、慣れない環境などで心身ともに疲れがちな頃では? せめて家ではのんびりくつろぎたいけれど、部屋がものであふれていると落ち着かないもの。 「部屋が雑然として片付かない人は、収納を見直してみるのがおすすめです。少し収納を工夫するだけで部屋は見違えるようになり、散らかりにくい居心地のいい部屋をつくることができます」 そう話すのは、インテリアコーディネーターのすはらひろこさん。部屋を散らかさないための4つの収納ルールをすはらさんに教えてもらった。 ●収納ルール1 「必要」か「不要」かを見極める 収納方法を考える前に、収納してあるものが本当に必要かどうかを判断して。ものがあふれている人は、「今は使わないけれど、いつか使いそうなもの」を溜めこみがち。「ほとんど使っていないから捨てるのがもったいない」と感じるのであれば、知人に譲ったり、リサイクルショップに売ったりするのも手。 ●
ユーザーが見たままの光景をフルHD画質で録画する――そんなカメラ付き眼鏡「ミタマンマメガネ」をサンコーが発売した。8980円。 テンプル部分に超小型カメラを搭載した眼鏡。フレーム内側の電源/録画ボタンを押せば録画がスタートし、動画は内蔵microSDメモリカードに保存される。バッテリー満充電時で約30~40分の連続録画が可能。microUSBポートを備え、PCとつないで充電やデータ転送を行える。散歩や旅行、スポーツをしている時などに役立つという。 関連記事 Googleの電脳メガネ向けファンド「Glass Collective」立ち上げ TwitterやEvernoteも開発中 「Glass Collective」はGoogle VenturesとVC大手のAndreessen HorowitzおよびKPCBが立ち上げたProject Glassの開発者を支援するファンド。KPCBのジョン
健康診断・人間ドックを受けない理由 受診が遅れた理由 ケアネットは同社医師会員1,000人に対し、「自身の健康管理」に対する意識調査を実施した。患者に「予防医療」等の重要性を説く側にある医師の自己管理はどういった状況かを尋ねたものである。 調査の結果、全体の7割は健康診断・人間ドックを欠かさず受けており、「もっと早く受診していればよかった」という経験を持つ医師は全体の2割程度であることが明らかになった。全体の68.7パーセントが健康診断・人間ドックを「毎回必ず受けている」と回答。一方で「受けないことがある」医師は19.3パーセント、「毎回受けない」医師は12.0パーセント存在している。 健康診断・人間ドックを受けない(ことがある)医師に理由を尋ねたところ、最も多かったのは「忙しいから」で64.9パーセント、働き盛りの40代では72.7パーセントに上っている。一方、若年層に比べ開業医の比率が
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
専門家が見る不正アクセスの構図 【須藤龍也】複数の大手インターネットサイトに対し3月下旬から4月上旬にかけ、不正アクセスが相次いでいることがわかった。いずれも、IDとパスワードを使って会員になりすましてアクセスを繰り返す手口で、実際にログインされる被害も出ている。専門家は、闇市場に売り出す目的で、使えるIDとパスワードを洗い出していた可能性があると指摘している。 電子出版大手「イーブックジャパン」のサーバーで今月5日午前10時30分ごろ、異常を検知した。国内外の特定のコンピューターから、膨大な数のID、パスワードの組み合わせがサーバーに送られ、電子書籍サイトにログインを試みる動きが見つかった。サイトを運営するイーブックイニシアティブジャパンは不正侵入攻撃と判断し、発信元のコンピューターとの接続を遮断した。 同社の調査で、攻撃は今月1日から始まっており、不正アクセスに使用されたIDの中
富士通は12日、メディカル・ボディ・エリア・ネットワーク「mBAN」(medical Body Area Network)の試作無線機を開発し、本装置を医療専用周波数帯(400MHz帯)に用いた国内初の実証実験を、富士通クリニックにて実施したことを発表した。 病院における患者の心電・脳波・血圧・体温などのバイタルチェックは、ケーブル接続による計測や目視を行い、カルテへ転記するのが通常となっている。そのため、わずらわしいケーブル配線によるストレス、看護師の介助負担、想定外のケーブル除去の危険、カルテへの転記ミスなどの可能性が残っていた。mBANを利用することで、各センサーから無線で計測器に情報を送ることができるようになり、さまざまなメリットが見込めるという。 「mBAN」は、2012年2月にIEEE 802.15.6にて標準化が完了した、医療用途に特化された通信規格。利用する無線の周波数は、
米Googleは4月11日(現地時間)、ユーザーが自分の死後にアカウントのデータをどうするかをあらかじめ決められる機能「Inactive Account Manager」をアカウントの設定に追加したと発表した(本稿執筆現在、日本ではまだ利用できない)。 ユーザーはこの機能で、自分のアカウントへのアクセスが一定期間(3カ月、6カ月、9カ月、12カ月から選べる)なかった場合、Googleがそのアカウントにどう対処するかを指定できる。 例えば、Gmailのメールなど、Googleの各種サービスで保存されたすべてのデータを自動的に削除できる。あるいは、あらかじめ選んでおいた信頼できる連絡先10人までに本人がアカウントにアクセスしなくなったことを通知したり、データの一部あるいはすべてを送ることも可能だ。対象となるのは、+1、Blogger、連絡先、Google+のサークル、Googleドライブ、Gm
オランダのアムステルダムで開かれたセキュリティカンファレンス「Hack-in-the-Box」で、航空機に遠隔操作で攻撃を仕掛けて制御するデモが披露された。 発表を行ったのはドイツのコンサルタント会社n.runsに勤務する研究者ヒューゴ・テソ氏。操縦士の資格を持つことから航空機のセキュリティに興味を持つようになったという。 Hack-in-the-BoxのWebサイトに掲載された発表概要によると、この攻撃では標的とする航空機に一切の物理的なアクセスは必要とせず、全て遠隔操作で航空機を制御することが可能だという。カンファレンスの発表では実験環境で仮想航空システムを使ってこれを実証した。 テソ氏は「航空機に搭載されたシステムは、その複雑さゆえに、一般的な脆弱性研究や悪用の手口に対して脆弱」だと解説している。 セキュリティ企業Kaspersky Labのニュースサービス「threatpost」に
IT技術の発達で、会社が従業員の行動を簡単かつ正確に管理できる時代になった。 ◇ 労働組合の反対で、厳しい管理が断念されたケースもある。 奈良市が手のひらの血管の情報を読み取る「静脈認証」で、職員の出退勤を管理する計画を発表したのは今年2月。 これまでは職員証を機械にかざして出退勤時間を打刻していたが、職員証をほかの職員に預けて帰ってしまい、同僚に打刻させる「代打ち」が横行。業を煮やした市側が、99%超の確率で本人認証できる方法として、4月からごみ収集を担当する環境部職員260人に導入する方針を発表した。 組合側は「職員を犯罪者扱いし、個人の身体というプライバシー情報を収集するのは許せない」と猛反発。3月の市議会でも「過剰な管理」と指摘され、7台の認証機の設置費150万円を盛り込んだ新年度予算案は認められなかった。
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今回のことば 「竹のように柔軟で、壊れにくい社会を実現しなくてはならない。そのためにICTを活用していく必要がある」 (富士通研究所・富田達夫社長) 富士通の研究開発部門である富士通研究所は、2013年の研究開発戦略を説明した(関連サイト)。 富士通研究所の富田達夫社長は、「富士通研究所のR&Dテーマの設定は、現事業と直結した事業戦略テーマ、中期的な視点で取り組む全社骨太テーマ、研究者の知見をもとに将来に向けて種を捲くシーズ指向テーマに分類される。それぞれの投資比率は、40:40:20。骨太テーマについては、事業戦略テーマへと移行したもの、シーズ指向テーマから組み込まれたものを含めて、昨年の5つの領域から、4つの領域へと再編した」と語る。
富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジ九州工場(鹿児島県薩摩川内市入来町副田)の工場閉鎖問題で、薩摩川内市は8日、来年3月の閉鎖が事実上、今年10月に前倒しされる見通しであることを明らかにした。 同日、市役所で開かれた第4回対策会議で報告された。市によると、従業員700人のうち、約150人が譲渡先企業への転籍、若干名が富士通グループ内での配置換えを希望。残り約550人は退職して転職する意向を示している。 退職希望者のうち、約60人が3月末までに退職したほか、4、5月に約30人、6~10月に約450人が退職する見通し。10月末までに転籍や配置換えも行われるという。 今後、退職者が急増するのを受け、市は今月10日頃に改めて市内事業所を対象に受け入れ意向調査を実施する。失業者を臨時職員として雇い、市道の伐採業務などに従事してもらう緊急雇用対策(約2200万円)などにも取り組む。 岩切秀雄市長
規模の小さい商店などは大部分が中古のPOSシステムを利用しており、システムの頻繁な更新も行っていないために、脆弱性を悪用される可能性が大きいという。 米McAfeeは4月8日、小売業界のPOS端末に潜む危険について警告する報告書を発表した。顧客の情報を守るためには、クレジットカード会社が定めるセキュリティ基準「PCI DSS」に準拠するだけでは不十分だと指摘している。 報告書の中でMcAfeeは、小売業界の中でも特に規模の小さい商店などは、大部分が中古のPOSシステムを利用しており、システムの頻繁な更新も行っていないために、攻撃者に脆弱性を発見され、悪用される可能性が極めて大きいと現状を分析した。 こうした状況の中で新しい脆弱性が発見されれば、同じシステムを使っている業者が簡単に見つかって攻撃の標的にされかねず、顧客のクレジットカード情報や個人情報が危険にさらされる公算が大きいという。 さ
調査会社によれば、企業と個人で約2500万台のXPマシンが利用されていることから、マイクロソフトはまず企業ユーザーへの移行支援の強化に取り組むという。 日本マイクロソフトは4月9日、Windows XPやOffice 2003の企業ユーザーの最新版製品などへの移行支援を強化する方針をパートナー企業と共同発表した。Windows XPやOffice 2003、Internet Explorer(IE) 6の延長サポートが1年後の2014年4月9日(米国時間では同年4月8日)に終了する。 同社はXPなどの延長サポートの期限を6年前に発表。同日の記者会見に登壇した樋口泰行代表執行役社長は、サポート終了について「2001年のXP発売から12年近くにわたる利用に感謝したい。昨今ではセキュリティの脅威が進化しており、セキュリティパッチも提供してきたが、製品の構造的にもこうした対応が難しくなっている」と
CA Technologiesがクラウドセキュリティに関する調査結果を発表した。クラウドのセキュリティに対する信頼性が向上している一方で、責任の所在については認識のズレがあることも明らかになった。 米CA Technologiesと独立系調査会社のPonemon Instituteが、「Security of Cloud Computing Users 2013(クラウドコンピューティングユーザーのセキュリティ 2013)」を発表した。 調査によると、クラウドセキュリティのベストプラクティスに関するポジティブな回答は、2010年の調査から5%上昇したものの50%程度となり、組織で利用しているクラウドサービスを全て把握していると回答したのは、わずか50%にとどまった。 「クラウドにおけるセキュリティの責任を誰が負うか」という問いに対しては統一の認識がないことも浮き彫りになった。 SaaSアプ
LINEはこのほど、オンラインストレージサービス「Nドライブ」のプログラム不具合で、一部ユーザーのデータが消失した可能性があると発表した。プログラムの修正は完了しており、4月5日までに問題の再発は確認していないという。 消失した可能性があるのは、3月22日まで1年以上Nドライブにログインしなかった期間があるユーザーのデータ。影響範囲を確認するため、データ消失を確認したユーザーは4月12日までに問い合わせ窓口まで連絡するよう呼びかけている。 関連記事 30Gバイト無料の「Nドライブ」、Dropbox的利用が可能に 30Gバイト無料のオンラインストレージ「Nドライブ」にフォルダ同期機能。、NドライブとPCの任意のフォルダを自動同期して、常に同じファイルが保存されている状態を維持できる。 関連リンク 「Nドライブ」における一部データ消失の可能性に関するお知らせ Nドライブ
総当たり(ブルートフォース)攻撃と思われた手口は、実際はIDとパスワードの組み合わせを大量に試す手口だったことが分かってきた。 3月下旬から国内サイトで不正ログインが行われる事件が相次いでいるが、IDやパスワードを使い回しが被害を大きくさせた原因の一つになっているようだ。被害に遭ったサイト運営各社の調査から、そうした状況が浮かび上がりつつある。 4月9日にNTTレゾナントとイーブックイニシアティブジャパンが、不正ログインに関する調査の追加報告を行った。両社は初期の報告で、IDやパスワードの文字列の組み合わせを総当たりで試す「ブルートフォース攻撃」の可能性を挙げていた。 イーブックイニシアティブジャパンは、「攻撃者が事前に入手していたIDとパスワードを試行する大量のアクセス行為が判明した」と説明。NTTレゾナントは、「使用を認めていない文字種や文字数も含まれ、他社サービスから流出したIDやパ
企業が二極化し、先進的企業では経営的な意識を持った取り組みを積極的に行う一方、受け身的な企業では業務システムの維持とコスト削減が主要課題になっているという。 ガートナー ジャパンは4月9日、「2013年以降の日本におけるITインフラストラクチャに関する取り組みに重要な影響を与える展望」を発表した。企業がITインフラストラクチャに関するテーマを推進する際に、最も重要かつ注意すべきものを取り上げている。 同社が発表した展望は次の5点。モバイルやクラウド、ビッグデータなどに代表されるITインフラストラクチャに関する技術が進化し、その進化に、従来型の考え方やアプローチでは対応できなくなる可能性について警鐘を促すものだとしている。 2015年までに、日本におけるインフラ人材の70%以上が、グローバルで起こっているITのかつてない変化を直視し、その役割を見直す必要性を認識する。しかしその大多数は、リー
6月には出るといううわさもある米Appleの次期iPhone。モデル名は、「iPhone 4」の次が「iPhone 4S」だったように、「iPhone 5S」になるとみられている。 だが、Appleは次期iPhoneのモデル名を「iPhone 6」にすべきだと、元Appleのコンサルタントで「iMac」の名付け親としても知られるケン・シーガル氏が自身のブログで提言した。 シーガル氏は、アナリストらによるとAppleは2年ごとにiPhoneをメジャーアップデートしているので、その間の小規模なアップデートモデルは「S」付きにする方針だとしているが、個人的にはこのネーミング方針に反対だという。 そもそも、メジャーアップデートだったはずの「iPhone 5」は大画面やカメラの改良など多くのアップデートはあったものの、“漸進的アップデート”という評価が主流だった。そうであれば、新しいiPhoneのモ
NECが先週、ハードウェアやソフトウェア、ネットワークを一体化した垂直統合型製品を発表した。発表会見から見えてきた同製品の「成功の方程式」とは――。 ベールを脱いだNECの垂直統合型製品 「今回の新製品は、当社が長年にわたって培ってきたシステムプラットフォーム事業の集大成となるものだ」 NECのシステムプラットフォーム事業を統括する庄司信一執行役員常務は4月3日、同社が開いた新製品発表会見でこう力を込めた。 新製品の名称は「NEC Solution Platforms」。同社では、サーバ、ストレージ、ソフトウェア、ネットワークなどの製品・技術と、これまでのシステム構築実績によるノウハウを、用途に応じて最適に組み合わせた垂直統合型製品と説明している。 この新製品をめぐる動きについては、2013年1月28日掲載の本コラム「NECが打ち出す垂直統合型システムの正体」でも取り上げたが、いよいよその
日本気象協会は、現在日本列島に接近している“猛烈低気圧”によって、4月6日から8日にかけて全国的に「台風並みの暴風」となる可能性があるとして注意を呼びかけている。 暴風の範囲は低気圧の接近に伴い、西から徐々に広がる見込み。南西諸島は6日、西日本から東日本は6日から7日、北日本は7日から8日が暴風のピークとしている。太平洋側の地域を中心に、短時間の強雨や落雷、ひょうの恐れもあるという。 強い風による交通機関の乱れや飛ばされた物によるけが、高波や高潮の被害なども予想される。同協会は、期間中の不要不急の外出は控えること、家の周りの物が飛ばされないよう準備をすること、海岸付近には近づかないこと──と注意を呼びかけている。 首相官邸は5日夜、LINEで「風が強くなってきたら外出はできるだけ控え、無理はせずに予定を変更しましょう」などと配信。Twitterでは「待ちきれずにコロッケを食べてしまった」と
ケニア・マリンディ(Malindi)沖で発見されたシーラカンスを調べるケニア国立博物館の研究員ら(2001年11月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/SIMON MAINA 【4月18日 AFP】「生きた化石」と称される深海魚シーラカンスのゲノム(全遺伝情報)を解読し、シーラカンスが数億年もの間ほとんど進化していないことを国際研究チームが突き止め、研究の成果を17日付の英科学誌ネイチャー(Nature)で発表した。発見は太古の時代に魚類が初めて陸に上がった過程の解明につながると期待される。 チームがシーラカンスについて、ほぼ人間と同じ30億のDNAコードを調べたところ、数十億年を経ても遺伝子レベルでの変化が驚くほど少ないことが分かった。同様の研究対象としては、最も芳しい成果が得られた種だという。 研究に参加した米ブロード研究所(Broad Institute)のジェシカ・アルフォルディ(
超高層ビルは巨大地震にどこまで耐えられるのか――。 京都大学などは今年、実物の3分の1の大きさのビルを造り、国内にある世界最大の震動実験施設で崩壊するまで揺らす実験を行う。巨大地震に特有の揺れに対する超高層ビルの強度については不明な点が多く、これが初めてのデータ収集になる。実験には大手ゼネコンなど6社も参加し、実験結果を耐震設計などに役立てる。 建築基準法に基づく告示では、高さが60メートルを超える建物を超高層建築物(超高層ビル)と定めている。超高層ビルは、地震による小刻みな揺れには強いが、巨大地震で発生する長周期地震動で大きく揺れやすい。今回の実験データは、コンピューター・シミュレーション(模擬実験)による強度予測の精度を高めることにも役立つという。 実験は今年末、兵庫県三木市にある独立行政法人防災科学技術研究所の「実大三次元震動破壊実験施設(E―ディフェンス)」で行う。建物を載せる震動
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