トークショーと「ソマリランド」本そのものの両方があまりに面白く、当分私的高野フィーヴァーが収まりそうにない。これがデビュー作だったよね、とパラパラめくっていたらあっという間に夢中になって終わりまで読んでしまった。他のも片っ端から読み返したくなる。 文才っていうのはやっぱり、ある人にはあるものなんだなあ。「学校の作文以外文章を書いたことがない」大学生がいきなりこんな読ませる文章が書けるんだもの。ジャングルでのキャンプの日々が臨場感たっぷりに描かれていて、もうワクワクハラハラする。無謀で未熟で、でも「頑張れ!」と応援せずにはいられない若さに満ち満ちている。 あらためて思うのは、「楽天的」っていうのは本当に大事な資質だなあということ。ジャングルでの厳しいキャンプ生活で、体力とか知恵とか生活技術とか、必要なものは色々あるだろうが、必要以上に深刻にならず不安や不機嫌を引きずらないこともとっても大切で
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