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考察に関するharuta-cubicleのブックマーク (21)

  • inumashさんの「桐島、部活やめるってよ」評

    董卓(不燃ごみ) @inumash 「桐島、部活やめるってよ」は、部活を辞めたのが桐島だからこそ“青春映画”の体を保てているのであって、もし部活を辞めたのが武文だったら多分直視できないほど陰惨な映画になる気がする。 2012-09-06 23:44:31 董卓(不燃ごみ) @inumash 演出とか“スクールカースト”みたいなジャーゴンに惑わされずにちゃんと作品を見れば、あれが宏樹を主人公にした“親友の喪失の物語”だってことに気づくはず。そして、その対にいるのが前田と武文ですよ。だからあの映画で桐島の対となる存在は実は武文なんだと思う。 2012-09-06 23:48:36 董卓(不燃ごみ) @inumash 前田が学校内のヒエラルキー下位にいながらもそれを相対化していられるのは、彼が“映画”という打ち込めるものを持っているからではなく、武文(や部活の仲間)という“理解者”がすぐ隣にいる

    inumashさんの「桐島、部活やめるってよ」評
  • Amo: Volo ut sis. 『輪るピングドラム』を見て - 衒学四重奏

    昨年末に『輪るピングドラム』を1話から最終話までぶち抜きで見た。遅ればせながら、年を跨いでのblog投稿になる。 作は、謎解きの要素が多く、各人のエピソードが回想を交えてプロットが進むので、 話半ばになっても何処に向かって進んでいるのか見えない部分があったものの、一気に見たら、その流れみたいなものが非常にクリアだった。特に、訴求したいことが物語の中に埋め込まれているというよりも、それらが全てセリフとして直接的に発話されていたので、見る者によって解釈が分かれるといったことも起こりにくいだろうな、と。もっとも、例え共通の解釈がされたとしても、それに対する賛否は諸々あるでしょうが。 私自身、アニメの細かい設定には無頓着なので*1、とりあえず細かな設定や伏線回収はさておき、ピンドラを2周目で見る人のために、テーマの骨子(と私が考えているもの)を以下に覚書きしておく。 問題意識:承認不全=愛の喪失

    Amo: Volo ut sis. 『輪るピングドラム』を見て - 衒学四重奏
  • インセプション感想・考察まとめ ネタバレ注意 - Live Free or Tianbale

    インセプションアーティスト: ハンス・ジマー,サントラ出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2010/08/04メディア: CDクリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るまとめサイトでは文章のコピーアンドペーストが日常的に行われていますが、文脈が変われば意味も変わってしまうもの。というわけで、ここで転載させていただいた文章は、ぜひ後でリンク先にも足を運びになって御覧ください。俺の主観が入った個人的な『インセプション』に対する考察、感想のまとめ。 紹介しきれなかった良エントリはこちらからどうぞ。はてなブックマーク - tianbale-battleのブックマーク - インセプション もろネタバレなので、見た人推奨。 前作『ダークナイト』で特に意外だったのは、クリストファー・ノーラン監督の犯罪映画作家としての目覚めだった。続く作でも、痺れるくらい魅力的な犯罪

  • 少年漫画と、帰るべき「日常」——『賢い犬リリエンタール』を中心に

    岡田育🍥『我は、おばさん』 @okadaic 年齢高い大人たちにどんなに絶賛されててもいつかは打ち切られてしまいそう、それでも今週も平穏に「賢い犬リリエンタール」が載ってることを神に感謝する。あぁ、強盗紳士とローライズロンリーロン毛、たまらない……やっぱり「トリガーキーパー」でなくてよかったんだな連載は、と噛みしめている。 2009-11-22 10:37:51 岡田育🍥『我は、おばさん』 @okadaic 今週号のチェス勝負におけるリリエンタールの往生際の悪さが、まるで週末の将棋オフにおける私である件。そういえば二歩で引き分けた紳士が「別に勝ちたくなくなってきた」とか言ってた。それにしても「自分で勝って、みんなでおうちにすむのです!」……『みえるひと』といい、こういう台詞が大好き! 2009-12-02 02:49:36 岡田育🍥『我は、おばさん』 @okadaic しつこいようだ

    少年漫画と、帰るべき「日常」——『賢い犬リリエンタール』を中心に
  • 東京SF論『真・女神転生』をめぐる外挿法(エクストラポレーション)の射程

    引き続いて、岡和田晃による『真・女神転生』論をご覧ください。 『真・女神転生』をめぐる外挿法(エクストラポレーション)の射程 岡和田晃 論考では、今や一大産業と化した感のある『女神転生』シリーズの中でも、人口に膾炙し、かつ尖鋭的なシナリオと練りこまれたゲーム性によって、名実ともにシリーズを代表する傑作との評価を崩さない『真・女神転生』と、同タイトルが体現したSF的想像力について、主に、SFの重要な技巧である外挿法をめぐる形で論じていく。 ●空無化された境界 「メガテンの記憶」において鈴木一也は、『女神転生』シリーズの出発点を、西谷史の小説『デジタル・デビル・ストーリー』が体現したような、「伝奇モノと云われるバイオレンスとセックスとクリーチャーの盛り合わせ」に置いている。加えて鈴木は西谷の小説を、ライトノベルの最初期の作品として位置付けている。 伝奇小説が有したいわゆる偽史的想像力と、その

    東京SF論『真・女神転生』をめぐる外挿法(エクストラポレーション)の射程
  • 「俺の邪悪なメモ」跡地

  • 身代わりのヒーローたち @ val it: α → α = fun

    This entry was posted by Jun Mukai on Tuesday, 2 February, 2010 『侍戦隊シンケンジャー』はとても興味深い作品でした。それまでシンケンレッドとして活躍していたはずの殿様が、終盤になって実は志葉家とは縁もゆかりもない身代わりだということがわかり、物の志葉家当主である姫様がやってきて一方的に全権を掌握、当の(偽)レッドも含め、主人公たちがこの事態をどう受け止めるかということが描かれました。 そもそもシンケンジャーでは、代々シンケンジャーを受け継いできた主人公たちだけがモヂカラというパワーを使いこなすことができ、敵と戦うことができるという設定でした。とくにレッドである志葉家は侍たちの棟梁であり、また志葉家の当主のみが敵の大ボスを封印することができるパワーを持つことができるとされています。そのわりに、思いこせば物語開始前からレッドだけ

  • http://d.hatena.ne.jp/nomurayamansuke/20091116

  • ファンタジーの手法とゲームの手法: 「ICO」「ワンダと巨像」 | 族長の初夏

    「ICO」や「ワンダと巨像」には、あらすじ的な意味でストーリーと呼べるものがほとんどありません。でもこの二つのゲームは、その単純さにしては驚くほど深く感情に訴える力をもっているように思います。これはなぜだろう。なんとなくだけど、良質なファンタジーがもつ作用に一脈通じるものがあるんじゃないか。という話です。 ル=グウィンは「夜の言葉」の中で、「ファンタジーにおいては文体が(あらすじ的なストーリーよりも)根源的な重要性をもつ」といった意味のことを述べています。もしこれをゲームの話に置き替えるとしたら、いわゆるシナリオよりも作品世界を表現するディテールのほうが(ファンタジー的な)ゲームにとって大切である、ということになるでしょうか。もちろん、単に映像がリアルならよいというわけではなく、肝心なのはその世界にふさわしい表現であるかどうかでしょう。 ル=グウィンの言う通り、指輪物語やゲド戦記やダンセイ

  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    雨季のバンコク2泊4日旅行記 夏は苦手と言いながら、春先の憂を吹き飛ばしたくて、今年も海外旅行の予定をいれてしまった。昨年20年以上ぶりに海外に足を伸ばし、旅をすると人生の栞が増えることを実感してから、だんだん旅が好きになってきたように思う。 今年の行先は雨季まっさかりのタイ・バ…

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  • 2NT -無料ブログ 無料ホームページ 等-

    2NTは無料ブログ、無料ホームページ等、楽しいWEB Lifeをお届けするポータルサイトです。

    haruta-cubicle
    haruta-cubicle 2009/01/21
    郁紀は沙耶がいれば…
  • 腐女子向けサービスシーンを楽しむ精神力

    腐女子デカ http://www.tv-asahi.co.jp/fujyoshi/ 毎回犯人がイケメンらしいけど、イケメンに反応するだけなら単なるイケメン好きなのでは。きっと主人公の妄想シーンを実写でやったりするんだろうなぁ…見てられないだろうなぁ…。 腐女子系の実写で、恐らくサービスシーンのつもりなんだろうけども、わざとらしいBLシーンを差し込まれるとどうしていいか分からなくなる。 【商業的に考えられたサービスシーン】 美少年と美少年がいちゃいちゃしながらネクタイをしめあう。 →萌えるより前に痛々しい。役者さんに無理をさせているような感じがするので。人たちが楽しんでやってるならいいけど、そのシーンの間中「生まれてきてごめんなさい」とか考えてる。 【腐の心を持つ脚家ゴールデンキャッソーカズキが考えるサービスシーン】 中年が自分のネクタイを自分ではずして、美青年に「ネクタイぐらいしておけ

    腐女子向けサービスシーンを楽しむ精神力
  • 音楽雑記帖 - ブラームスのテンポ加筆

    ブラームスの交響曲4番とピアノ協奏曲2番を演奏するという僥倖に恵まれたからには、やはり自筆譜に書き込まれたテンポ指示について考えておかねばなるまい。ブラームスはこの2曲のスコアに、自分自身以外の指揮者へのガイドとしてテンポの変更に関する指示を注記したことが知られている。これらは「曲がまだ十分知られていないときにのみ必要なもの」として出版譜からは取り除かれているが、作曲家の考えを垣間見る貴重な情報であることには違いない。パスコールとウェラーがこれらを詳細に分析した論文 Flexible tempo and nuancing in orchestral music: understanding Brahms's view of interpretation in his Second Piano Concerto and Fourth Symphony(in Performing Brahms

  • 『孤独のグルメ』と現代人の生活(その1)――モノローグとしての孤独 - metamorphosis

    この前まで続けていた『ぼくらの』論の中で、僕は、現代人の孤独というテーマを少しだけ提出してみたが、この点をもっと掘り下げてみたいと思ったので、今回からは、久住昌之原作、谷口ジロー作画の『孤独のグルメ』をテキストとして取り上げて、現代人の孤独について語っていきたい。 問題としたいことは現代人の孤独であるが、しかし、この孤独という言葉が何を指すかということがまた問題である。むしろ、『孤独のグルメ』というこのマンガ作品について語っていくことで、孤独という言葉の意味内容とその周辺で問題になることとを浮き彫りにできればいいと思っている。 当たり前のことであるが、現代人の(孤独な)生活を問題にするからと言って、現代人の生活一般を問題にすることはできない。このマンガ作品に描かれているのは、現代人の生活の一面である(とりわけ都市に住む人間が問題になっている)。しかし、この一面が非常に多くのことを語っている

    『孤独のグルメ』と現代人の生活(その1)――モノローグとしての孤独 - metamorphosis
    haruta-cubicle
    haruta-cubicle 2007/11/26
    "店に行って食事をするということが、五郎にとっては重要な人間関係なのである。"目から鱗でした。
  • 吉田秋生とよしながふみ - 河の向こうに灯が見える

    漫画(やおい)関係のカテゴリーに対して自分の中でうまく距離が取れなくて、勢いでいろいろ消してしまって(リンクを頂いていたのに)もうしわけありませんというという感じだったのですが、コツコツ復活させようかなぁと思います。消化出来ないなら、ゆっくりじっくり齟齬しましょう、ということで。 先日、吉田秋生を読んでいて結構いろいろわかったんですね。よしながふみが。 立ち位置がなんとなく似ていると思うんですが、どうでしょう。(似てない部分のほうが多いかもしれないけど) 男性読者に取り上げられ易い少女漫画とかかなりおおまかな比較になっちゃうけど、どのへんが似てるかはムードで推し量っていただくことにしまして。(いい加減) あえて挙げれば、時間が経過すること、人が成長(変化)することがテーマのひとつになっているということかなぁ。(まぁどんな漫画でもそうなんだけれどさ) 吉田秋生の漫画の登場人物は、時間の経過を

  • 「フェアプレイと叙述トリック」についての落穂拾い - 三軒茶屋 別館

    フェアプレイと叙述トリックについて述べているものを、とりあえず私の棚で目に付いた中からザッと紹介したいと思います。 (以下、無駄に長々と。) まずはフェアプレイについて、ミステリ読みの間ではかなり認知度が高いと思われる『どんどん橋、落ちた』の一文をご紹介。 「ルール?」 と、先生は小首を傾げつつ、 「誰やらの十戒とか何とか、あの手のもののことですかな」 「『ノックスの十戒』ですね。あと有名なのは『ヴァン・ダインの二十則』っていうのもありますけど、どちらも書かれたのはもう七十年ほども昔のことです。今時あれらを律儀に守ろうなんていうミステリ作家はいないでしょうし、もしも愚直に遵守して書いたなら、ひどくつまらない作品しかできないのは目に見えているし……要は時代遅れ。”格”と呼ばれている狭義のミステリに限ってみても、当時から現在に至るまでに、さまざまな局面で実に大きな変化が起こっているわけで。

    「フェアプレイと叙述トリック」についての落穂拾い - 三軒茶屋 別館
    haruta-cubicle
    haruta-cubicle 2007/11/01
    我孫子武丸論が興味深い。
  • 島田荘司提唱による「新本格の七則」その他 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    一、事件の舞台は、孤島なり、吹雪の山荘なり、悪天候によって当地へ至るルートが切断された「閉鎖空間」である。すなわち事件発生後は、上映開始後に扉を施錠される映画館のようなもので、登場人物の出入りは許されず、許されるなら警察も排除されるので、先進の科学捜査のメスが入る余地はない。したがって、昔ながらの論理思考によって不明の犯人を推理する必然性が保証される。 二、事件は、施錠可能の西洋式ドアが付いた各部屋を持つ、プライヴァシー重視型の人口構築物内、もしくはその周辺である。 三、ここに居住、もしくは招かれた人々は、小説の冒頭で、全員がきちんと読者に紹介される。この紹介にも確立したルールがあり、若者が老人に変装しているような人物は、「老人」と描写してはならない。むろん犯人は必ずこの中におり、これらの人々は、ひと癖ありそうな、怪しげな住人たちであることが望ましい。 四、いよいよ事件が起こるが、これは血

    島田荘司提唱による「新本格の七則」その他 - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
    haruta-cubicle
    haruta-cubicle 2007/11/01
    島田荘司のこの本は未読。後でチェックしよう。
  • そろそろ支持者がほぼ皆無の持論を乱暴にブチあげとこうか。 - 一本足の蛸

    「じゃあ格って何よ」という議論が手付かずです。 「格」? 虚辞でしょ。 前の記事を読んだときから思っていたのだが、一連の議論で他の人々が誰も「格」というタームを重視していないのに、どうしてややこしい問題を持ち込んで議論を混乱させるのか、その意図がわからない。 一部の人は「格」という言葉そのものに強い思い入れがあって、「何が格なのか/でないのか」という問題に拘る傾向があることは承知しているが、およそこの問題ほど実りがないものはない*1。あれほど「格! 格!」と言い続けた大乱歩ですら、『幻影城』の冒頭で探偵小説の定義を行う際には、「格探偵小説」という言葉を一度も用いなかった*2ことを思い出す*3べきだ。 そもそもミステリ界において「格」などという言葉は「格派vs.社会派」という対立構造がなくなった昭和の終わり頃*4にはほぼ歴史的使命*5を終えている*6。それ以降は、みんな好

    そろそろ支持者がほぼ皆無の持論を乱暴にブチあげとこうか。 - 一本足の蛸
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    haruta-cubicle 2007/10/30
    十戒・二十則から始まった議論がややこしくなってる…
  • 十戒二十則の現在、そして本格ミステリとは何か - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

    ある編集者の気になるノート - 推理小説を書くのに、こんなに「ルール」があるって知ってた? 萌え理論Blog - 現代ミステリに十戒も二十則もいらないのでは ビジネス書の編集者であるらしい方が「推理小説を書くのに、こんなに『ルール』があるって知ってた?」と軽い調子で、ノックスの十戒とヴァン・ダインの二十則を紹介されています。 これ自体は特に驚かされませんでした。実際、ミステリ読みでなければ、十戒も二十則も知らずに暮らしていけることでしょう。まあ、でもミステリ系のエントリと言えるのでとりあえずブクマしておくかと思ったら、思っていた以上にブックマークされていて驚きました*1。実際にブクマコメントその他を見ていってみるとネタ扱いしている方もいたのですが、マジレスされている方もいてさらに驚きです。 ま、そんな感じで十戒二十則の現在、そして格ミステリとは何か、です。 最初に結論。 ノックスの十戒と

    十戒二十則の現在、そして本格ミステリとは何か - 雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜
    haruta-cubicle
    haruta-cubicle 2007/10/26
    "ノックスの十戒とヴァン・ダインの二十則はフェアであるための指針です。"
  • ミステリとルールの関係を『ガンダム』で説明してみるよ。 - Something Orange

    「ノックスの十戒」「ヴァン・ダインの二十則」はミステリ界では常識的なことなので、わざわざ書くほどのことかと思う。しかも、流水大説や竜騎士大説などを見るに、現代の推理小説(大説)では、十戒や二十則は完全に無視して書いても、(激しい批判を受けながらも)ヒット作になりうることが分かる。だから、現代ミステリにおいては、10も20も合わせて30も覚えなくても、たった1つの簡略版で十分なのではないか。 ――「現代ミステリに十戒も二十則もいらないのでは」 というか、べつに古典だって守っていませんよね。 クリスティの『ナイルに死す』とか、クイーンの『ドラゴンの歯』とか、古典にも、ロマンス要素をもり込んだ作品はたくさんあるわけです。 ドラゴンの歯 (創元推理文庫 104-20) 作者: エラリー・クイーン,宇野利泰出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1965/07/23メディア: 文庫この商品を含むブロ

    ミステリとルールの関係を『ガンダム』で説明してみるよ。 - Something Orange
    haruta-cubicle
    haruta-cubicle 2007/10/26
    十戒・二十則関連