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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/zoot32 (15)

  • 『釣りバカ日誌19 ようこそ! 鈴木建設御一行様』を見たゼ! - 空中キャンプ

    歌舞伎町にて。初日。なぜ今年は公開が十月後半までずれ込んだのかとか、これじゃもう夏休み映画じゃないじゃんとか、”Thaaaaat’s Right!” というギャグは四年越しくらいでひっぱってるけど流行る気配がないとか、気になることはたくさんありつつも、やっぱり安定しているなーとおもいました。たのしく見れました。ロケ地は大分。 最近、やけに世相を斬る『釣りバカ』ですが、今回も、格差社会やセキュリティといった問題を取り扱っていて興味ぶかい。ヒロイン役の常盤貴子は、鈴木建設の派遣社員で、もうすぐ契約が切れて退社しなければいけないため、それから先の身のふり方で悩んでいるという設定。これがストーリーにうまく絡んで、不安定な状況で働く若者の姿が描写される。かかる問題を重く見た社長の鈴木は、非正規雇用者の待遇を改善するべく、見直しをはじめる。 また、社内にはIDカード式で開閉するドアが導入され、いつもカ

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    hasenka 2008/10/26
    映画というのはパラレルワールドなわけで
  • 「気になる部分」/岸本佐知子 - 空中キャンプ

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    hasenka 2008/06/03
    翻訳は自分が書いているのに自分を出せないというジレンマの中で抑制されているから、と誰もが思うか
  • 映画「ミスト」 - 空中キャンプ

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    hasenka 2008/05/11
    日本なら霧の持ってる神秘性や見えない事への畏怖からもっと幻想的になると思う
  • 温度をなくす発想 - 空中キャンプ

    わたしの通っていた小学校の近くには公園があって、クラスの男はみんなそこで野球をしていた。当時、わたしたちの野球熱はあきらかに常軌を逸しており、たいていの子どもは野球のこと以外ほとんどなにも考えられないといった腑抜けの状態で、学校が終わればまっすぐ公園まで走って移動し、ランドセルを降ろすのももどかしく、さっそく試合開始。雨の日をのぞけばほぼ毎日、野球をやっていた。 大雨の翌日など、公園の土はひどくぬかるんでいて、野球をやれば泥だらけになってしまうのだが、そのていどではわれわれの荒ぶる魂を止めることはできず、みなや服が泥まみれになるのもかまわず試合に没頭した。しかし中には、服を汚して帰ると親に叱られる子ども、また、きれい好きで泥だらけになるのを嫌がる子どもなどもいて、彼らは他の子どもたちが野球に熱狂するかたわら、できるだけや服が汚れないように気をつけながら遊んでいた。 そうした子どもは、自

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    hasenka 2008/05/05
    そのみっともない感じ。そんな風にだらしない自分をさらけだせたら、もっといろんなことが相手に伝わるのではないか。
  • 2008-04-09 - 空中キャンプ|へんてこになる

    「大工調べ」という落語がある。これは、腕はいいが性格のだらしない大工の話で、彼は家賃をため込んでしまい、ある日ついに大家から、仕事で使う道具箱を取り上げられてしまう。家賃を払うまでは道具箱を渡さないからね、とシビアに通達されたのだ。未払いは一両八百。道具箱がなければ仕事へもいけない。大工は、とりあえず一両だけ払って道具箱を返してもらい、残りの八百は大工仕事で稼いでから追って払うと交渉する。 客観的に見ても、条件としてはわるくない。まずは一両を払うというところに大工の誠意があらわれている。また、現実的には道具箱がないとメイクマネーできないわけだし、となればたまった家賃の返済もままならない。道具箱をいったん返すことは大家にとってもプラスになるのだ。しかし、おたがいのやり取りのあいだで、大工が「わずか八百のことですから道具箱を返してください」とつい口にしたところで大家が怒ってしまう。「わずか」っ

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    hasenka 2008/04/09
  • 2008-03-11 - 空中キャンプ

    TBSラジオ「Life」速水健朗さんゲストの回を聴きました。先に出た新書の内容を中心にいろいろな議論がありましたが、どれも読者の疑問とリンクしていて興味ぶかく聴けました。いつものクセでメモを取りながら聴いていたのですが、後でメモを読みながら放送をふりかえってみたらおもしろかったのでここに書きます。かんたんなまとめです。 自分探しは世代、個人によって受け取り方がちがう 肯定的=中田英寿 否定的=イラク人質事件 二面性 定義もあいまい 連想するイメージも多様 自分探しのルーツはバックパッカー 見聞を広めたい 好奇心を満たしたいという層 どこかのタイミングでベタな自分探しにシフトした ここが最初の論点でした。世代によって受け取り方がちがうというのはわたしもそうおもっていた。たぶん、今の25歳あたりがひとつの区切りになっていて、そこから下の世代はあまり自分探しといったことは考えないのかな、とか(印

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    hasenka 2008/03/11
  • 「舞踏会へ向かう三人の農夫」/リチャード・パワーズ - 空中キャンプ

    小説家、リチャード・パワーズのデビュー作。「どうせ誰も読まないんだから、俺の知っていることをかたっぱしからぜんぶ書く」というコンセプト通り、テキストは2段組み400ページ以上という膨大なものになっている。パワーズを読むのははじめてでしたが、ここまで雑多な要素を注ぎ込みながら、歴史戦争/記憶についての巨大なクロニクルとしての強烈な魅力を放っているのにはほんとうにびっくりした。しかし、24歳でここまで書いちゃうのってすごい。しかもデビュー作にしてこのクオリティ。テキストぜんたいから、なにかに取り憑かれたような情熱を感じた。これ、30代じゃ書けないよなあ、たぶん。読み終えるのにも時間がかかりましたが(なにしろ登場人物が多く、彼らがみな複雑に関係しており、その相関をつかむだけでもメモを取る必要がある)、とても刺激的で充実した読書でした。 物語は、1914年と1984年というふたつの時代をくりか

    「舞踏会へ向かう三人の農夫」/リチャード・パワーズ - 空中キャンプ
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    hasenka 2008/03/09
    観測1。関係性のあり方が変わってしまう、のようなエントリーをどっかで見たがどこだか忘れた。ネットでブラブラしてるとこういうのが思い出せない。本だともう少し記憶が確か。物理的存在が理由か。
  • 2008-02-27 - 空中キャンプ|あたらしい悪の組織

    このあいだ、ひさしぶりに「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」をDVDで見た。つくづく、帝国軍の兵士にはなりたくないとおもった。感想はそれにつきる。帝国軍はほんとうにいやだよ。帝国軍のえらい人であるダース・ベイダーは、なにかへまをした部下がいると、フォースという超能力を使って窒息させ処刑してしまう。「おまえのミスは致命的だ」と通告した次の瞬間、へまをした部下は首を押さえながら「うぐぐ…」という感じで苦しそうに悶えた後、ばたっと倒れる。かわいそうだった。 これでは、帝国軍でがんばることの動機づけ、インセンティブが発生しない。努力するほど損である。下手にがんばって認められ、昇進などしようものなら、責任だけが増え、すべての判断が命がけとなり、ちょっとでも失敗したら即、黒マスクのおっさんによる窒息の刑が待っているという笑えない事態になる。そんなしんどい役職に誰が就きたいだろうか。そのため、誰もができるだ

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    hasenka 2008/02/28
  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20070601

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    hasenka 2007/06/02
  • 2007-05-22 - 空中キャンプ

    男には、「なんとしても女の子と和合したい、できれば今すぐにでも、組んずほぐれつしたいのだ!」と、自分でも抑制が利かなくなるタイミングというものが存在する。どうにも辛抱たまらんという時期が、周期的にやってくるのである。そりゃ一年中そうじゃないの、って輩もいるだろう。でもまあ、たいていの男の場合、比較的落ち着いている期間というのもあって、そういった時であれば、自部屋でひとり、翠玉茶を飲みながらジョルジョ・アガンベンをゆっくり読む、なんてクールなこともできる。素敵。だって発情してないんだもの。しかし、いったん辛抱たまらなくなると、もうアガンベンのことなどすっかりどうでもよくなり、頭の中は、ほぼ勝敗が決定したモノポリーみたいに、淫猥な妄想で独占され、ああ和合してえ、ってそればっかり、ふとそんな自分に気がつき、はっ、俺ってやつはどこまでトンチンカンにできてるんだ? と情けなくなってくる。 かくいうわ

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    hasenka 2007/05/23
    月刊誌コラム級
  • 空中キャンプ - 「掟の門」

    カフカの作品に、「掟の門」という短編がある。五分もかからずに読めてしまう、とてもみじかい説話なのだが、実にふしぎな読後感がある。「いったい、あの話はなんだったのだろう」と、ついいつまでもかんがえてしまうような、謎めいたストーリーなのだ。物語をかんたんに要約する。 旅をする農夫が、とある門にさしかかる。そこには門を守る番人がいて、この門を通ってはいけない、という。農夫は、許可がでるまで待っている。しかし、門そのものは、ひらいている。番人は、「通りたければ通ってもかまわないが、その先にはべつの番人がいて、おまえはその番人から痛い目にあわされるだろう」という。農夫は待ちつづけるが、いっこうに許可はおりない。しだいに、農夫に死が近づく。農夫がたおれ、まさに死の直前、番人は農夫の耳もとでこういう。「他の誰もここを入れなかった。なぜなら、この門はおまえだけのために作られたものだったからだ。さあ私はもう

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    hasenka 2006/08/31
    門番は自分の心の声でしかなかった。今はだめというのは自分自身であり躊躇であろう。
  • 空中キャンプ-自殺なんかしたらだめに決まっているじゃないか

    世の中には、議論することそのものが、無意味でむなしい問題がある。それはたとえば、人には自殺をする権利があるのか、また、人を殺すのはなぜわるいのか、などであり、わたしはこうした議論を真剣におこなっている者を見るたびに、憂な気持ちになるのだった。いやだなあ、とおもう。問いそのものがむなしい。こういった問いを発することが、なにやら重要で、真摯である、とでもいいたげな態度がいやなのだ。なぜ、かかるつまらない問いを、まじめに引き受けるのだろう。「そんな、ばかな質問に、誰が答えてやるものか。このくされ鮹」と一喝した後、飄然とうどんをえばいいのにとおもっていた。 春日武彦著、「17歳という病」(文春新書)には、実に納得させられた。上記の疑問が、一気に溶解したためである。なんか、すっきりしたよ。やはりこれは、質問そのものが、くだらないのである。そういった疑問を持つこと自体、不遜で、幼稚なのだ。春日がい

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    hasenka 2006/07/24
  • 空中キャンプ - 身も蓋もない

    人の音ってやつは、たいてい、身も蓋もないものである。女の子だって、わりと心にもないことをすらすらいうもので、なかなか音の部分が出てこないが、それは女性たちが、わたしの音は身も蓋もないものである、という事実を認識しているからだともいえる。やはり、「ねえ、貯金いくらあるの?」などと、ものすごい直球を投げてくる女の子はそういない。わたしだって、「きみ、何カップ?」だの、「俺の下半身でいちばんどこがすき?」だのといった質問は控えている。やはり、身も蓋もないからだ。 しかし、それにしても、三砂ちづる女史である。彼女の著書「オニババ化する女たち」(光文社新書)の、身も蓋もないことといったら、読んでいるこっちが心配になってしまうほどで、男性であるわたしは、べつにいいんだけど、女性にとっては、このはどういう受け入れられ方をするのだろうか、などと、いろいろ考えてしまった。このの主旨を要約すると、「

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    hasenka 2006/06/23
    そういうおばさんは昔からいたような、何を今更、でもあえて言う必要があるんだろう
  • 空中キャンプ - なんとなく働くという知恵

    25歳までふらふら遊んでいた、ともだちの女の子が、ついに就職することを決め、職探しをしているところだという。彼女の話をいろいろと聞いていると、とても興味ぶかく、社会経験のあまりない子たちが、「就職をする」ということをどうとらえているのか、わずかだが、わたしなりに気がつくことがあった。 何社か履歴書を送った、というので、会社名を教えてもらうと、「COACH、プラダ、エスティーローダ」。その子にとって、就職がどういうものなのか、会社名だけでもなんとなくわかる。そういった、きらびやかな会社に入ることが、彼女にとっての自己実現であり、それ以外のよくわからない仕事をするのは、単なる苦役のようなものであるらしい。うーん。気持ちはわかるのだが、働くということに対するイメージが、すこし貧しいように感じた。世の中にはたくさんの仕事があって、どれもがそれなりにおもしろい。どんな仕事だって、やってみればけっこう

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    hasenka 2006/04/12
  • 空中キャンプ - 後悔したくない

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    hasenka 2006/02/19
    後悔しない選択なんてありえない。しなかったよりした方がいいというけれど単純には言えない。やってしまった後悔はやらなかった後悔より大きい?
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