鹿児島県は19日、過去に運用してその後廃止したホームページ(HP)の住所に当たるドメインを第三者が再取得し、別のHPとして使っている事例が4件あったと発表した。違法ではないが、閲覧者が県と関連のあるHPと誤解する恐れがあるとして、無関係だと呼びかけている。 再取得が分かったのは「かごしまのウェルネス」「ぐりぶークーポン」の各1件、「らくらく鹿児島巡り」2件の計4サイト。いずれも廃止しているが、全く同じドメインを第三者が別サイトで使っているという。 県はドメインを手放す前に、廃止したことを閲覧者に周知していなかった。広報課は再発を防ぐため、「HP開設時に自治体限定のドメインを使用することなどを全部署に周知した」としている。