今週はレギュラー更新分でホートン・タロットの「太陽」を投入しています。太陽の話などほとんでせず、もっぱらエレメンタル噺に終始したあたり、このカードデザインの適性が疑われる所以でありましょう。差し替えも考えれらる一枚と申し上げておきましょう。 このエレメンタル噺というのは19世紀末のオカルト界にあっては一大トピックというか論争というか、これをめぐって魔術結社内に真剣かつ深刻な対立が生じていたくらいです。他人の目に見えぬ美女にかしずかれる魔術師というのは、はたして美しい光景なのか、昨今の言い回しでいうキモい症状なのか。一番大事なことは、この件を口外しないことであります。 西洋魔術博物館の毎週更新はまだまだ続きます。 9月18日 : やってくる台風は迷走型だそうです。 ついに到来と思いきや、どうも相手は性悪の雨台風の様子。もっとこう、天草沖でスピードをあげて有明海を逆袈裟に抜けるとか、そ