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本と*歴史に関するhashimotronikaのブックマーク (1)

  • 0626 - 松岡正剛の千夜千冊

    一冊の書物が誕生するにあたっては、それなりの小さな苦難や意外が付きまとう。 書についてもその壮大な内容を浴びるにあたって、どのような苦難や意外がそこに付きまとったかということを知ると、もっと内容が身に染みてくる。『アジア史概説』の誕生の苦難と意外は、その時代背景から見ると看過できない大きさをもっていた。 いまぼくの手元にある書は、1973年に学生社から刊行された同名の著書が中央公論社によって文庫化されたものである。 そのころ学生社は尾鍋輝彦の『西洋史概説』を出していて、これと一対にするために宮崎市定の『アジア史概説』が選ばれた。しかし、宮崎はこれを書き下ろしたのではなかった。すでに1947年に人文書林という版元から出された正続2冊の旧版『アジヤ史概説』があって、これに手直しを入れて原稿とした。 ところが実は、この人文書林の旧版『アジヤ史概説』は、さらにそれ以前の稿を元にしたものだった

    0626 - 松岡正剛の千夜千冊
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