宗教や信仰などスピリチュアルな世界観をテーマにした展覧会『スピリチュアル・ワールド』が、5月13日から東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催される。 同展では、東京都写真美術館のコレクションから選出した160点を超える写真作品や映像作品を通して、日本の宗教文化や民間信仰と視覚表現との接点を探ると共に、スピリチュアルな世界観を背景にした写真家やアーティストたちの作品を紹介する。 出展アーティストは、渡辺義雄、石元泰博、鈴木理策、山城知佳子、東松照明、土門拳、土田ヒロミ、石川直樹、内藤正敏、奈良原一高、藤原新也、横尾忠則、三好耕三ら。「神域」「見えないものへ」「不死」「神仏」といったキーワードにもとづいた展示に加え、藤原新也の1980年代に発表された旅行記から、インド・ガンジス川の水浴や修行僧などを写した作品群や、横尾忠則が90年代に手掛けた宗教や神話をテーマにしたCGのシリーズ、三好耕三の癒し